転職活動のステップは、①まずは応募先企業を決めて、②履歴書や職務経歴書を作成して送付、③そして書類が合格したら、いざ面接です。
②の書類応募と、③の面接でそれぞれ内定までのハードルがありますが、私が転職エージェントでキャリアアドバイザーをしていた時には、②または③が苦手ということで、たくさんの相談を受けてきました。
そこでこの記事では③の面接について苦手意識をお持ちの求職者の方向けに、転職エージェントの面接対策を紹介し、面接に自信を持っていただければと思います。

こんにちわ、アドバイザーのくまさんです。キャリアアドバイザーをしていたころ、たくさんの求職者様に対して面接対策、模擬面接をしてきました。面接対策、模擬面接をすることで内定を獲得した、そのノウハウをここでお伝えしますのでぜひ参考にしてみてください。
転職エージェントの面接対策、模擬面接とは?
面接対策、模擬面接で客観的なフィードバック
転職エージェントは模擬面接といった面接対策を実施し、みなさんの面接時での回答の仕方や態度、話すスピード、表情などを、人事に目線に立って客観的に評価します。ご自身では気づきにくい癖(たとえば話し口調で「えーっと」が多い、目線を合わせないなど)を指摘してもらえるのは大きなメリットです。
企業ごとの質問傾向や評価ポイントを事前に把握できる
転職エージェントは大手の転職エージェントになるほど、たくさんの求人企業との取引があります。そしてより多くの求職者の転職支援をしているので、みなさんの転職活動の経過、そして入社後のヒアリングを通して、それぞれの求人企業の特徴を熟知しています。
たとえば求人企業ごとの過去の面接の傾向を把握していることも多いのです。面接ではどのようなことが聞かれるか、またどのような人に内定が出ているか等の事前情報が分かれば、まさしくこれほど心強いことはありませんよね。
「この会社は人柄を重視する」「この企業は論理的な思考力を見ている」など、独自の情報を教えてもらえることもあるため、効率的に準備ができます。
提出書類との一貫性を確認してもらえる
面接で聞かれること。それはズバリ履歴書・職務経歴書に書かれている内容についてです。おそらくほとんどのケースで8割以上はこれらの応募書類に書かれている内容についての確認をする質問となるはずです。
そうすると、いざ面接での受け答えで、書かれている内容と矛盾が生じてしまうと、面接官の心象が悪くなってしまいます。転職エージェントの模擬面接では、それらの点に注意しながら、書類と面接での受け答えに齟齬がないかを確認してくれるのです。
面接対策でやる事をまとめると
①キャリアアドバイザーとの事前ヒアリング
希望条件やこれまでの経歴を整理。志望動機や自己PRの方向性を固める。
②模擬面接・ロールプレイ
本番を想定して実施し、リアルな緊張感を体験する。
③フィードバックと改善アドバイス
良かった点・改善点をその場で共有。自分では気づかない弱点を修正できる。
④本番前の最終チェック
面接直前に最終確認を行い、自信を持って面接に臨む。
本当に使っていた面接対策用の資料

さてここで秘密の資料を公開します。私がキャリアアドバイザーをしていた時に、面談をした求職者様に渡していた面接対策資料です。一部は要約していますが、内容に大きな違いはありません。以下、当時の資料になりますので参照ください。
そもそも面接とは何なのか
面接とは、面接を受けさせてもらっているという大前提を理解することが重要です。売り手市場と言われる世の中で、新卒の就活のように「受け身」で考えている人が多いため、面接の考え方をしっかりと理解することが重要です。
面接をお願いしたのは求職者のみなさんです。企業から呼ばれて嫌々面接をするわけでなく、こちらから企業にお願いして自分がアピールする場を頂いていることを忘れないようにしましょう。
「答える」ではなく「伝える」ことが重要
面接の受け答えに際して、「(質問に)答える(だけ)」と「(想いを)伝える」の違いを理解してもらう必要があります。聞かれたことだけにただ答えるだけなら、みなさんへのWEBアンケートだけで十分であり、直接会う必要はありません。この違いをしっかりと理解しましょう。
ただし伝えることを意識しすぎるあまりに、質問に対してみなさんの回答がズレて行くケースがあります。想いが強すぎて、質問の意図と違うことを話し始めてしまうのです。こうなると本末転倒であり、面接官の質問の意図を理解できない、または商談相手等に対応が出来ない人と判断されてしまうでしょう。「質問をしっかりと聞くこと」と「質問の意図をしっかりと考えること」について気をつけるようにしましょう。
自信は持って良いのです
面接に対し苦手意識を持ち、自信のない人も多く見てきました。しかし、ここでもう一度「なぜ企業がみなさんと会うのか」を理解する必要があります。面接官は履歴書、職務経歴書の内容について時間をかけて確認し、「この人なら会って話を聞いてみたい」という思いから面接が実現しているのです。
人事の採用担当者も採用目標を追っているため、基本は「上に通したい(=最終面接に持っていきたい)」という思いがあります。つまりみなさんの味方であることを覚えておくと、精神的な負担が減ることでしょう。

私は転職エージェントに勤務していた時、キャリアアドバイザーをしながら自社採用のための面接官もしていました。何百人という求職者と面接して来ましたが、基本的な姿勢は求職者の良い面を引き出すことでした。そしてその良い面を最終面接を行う役員に伝えていました。
新卒採用と中途採用の根本的な違い
区分 | 採用の特徴 |
---|---|
新卒採用 | ポテンシャル採用:研修を受けてもらい一から育て、成長が期待できる人材かどうか。 |
中途採用 | 経験者採用:募集ポジションで即戦力となり、すぐに会社に貢献できるかどうか。 |
新卒採用は「やってみたい」を見られますが、中途採用においては「やってみたい」ではなく「何がやれるか」を見られていることを理解しましょう。
面接官の評価ポイントを理解しましょう
■中途採用で見ているポイント■
評価軸 | 説明 |
---|---|
定着性 | 入社後早期退職せず、長期的に働いてくれそうか。 |
即戦力性 | 入社後早期にキャッチアップし、即戦力として会社に貢献できそうか。 |
中途採用の面接では、面接官は「定着性」と「即戦力性」の2つを確認する質問をしています。面接官としては、みなさんが入社したら長く活躍してほしいので、それらを確認しているのです。
ここで即戦力性について深掘りすると、即戦力とは「応募者のキャリア」と「求人企業が欲する人物像」にどれだけの「共通点」があるかという事です。共通点が多いほどみなさんの活躍の場が用意されているということであり、求人企業から見ると即戦力性があるということなのです。
そのため、みなさんが事前に準備することは「自己分析」と「企業研究」になるのです。
面接はポイント制
面接では、みなさん自身の経験をアピールし、如何にポイントを取ることができるかを考えないといけません。ポイントが高いエピソード(今までの実績、成功談、または失敗談)が何かを、企業の仕事内容をイメージしながら整理しておくことが必要になります。
ここで思い出してほしいのが、自己満足にしかならないエピソードはポイントに繋がらないという事です。つまり先ほどお話しした「共通点」を意識することが重要なのです。そのためにも繰り返しになりますが、みなさんの「自己分析」と「企業研究」が重要になるのです。
面接の印象管理について理解しよう
よく言われることですが、面接は話しの内容だけで評価が決まるわけではありません。いわゆる「メラビアンの法則」です。人がコミュニケーションを取るときには、その話の内容だけでなく表情やしぐさ、声のトーンや大きさなどからも情報を得ているというものです。相手が受ける印象は以下の通りになります。
情報の種類 | 割合 | 具体例 |
---|---|---|
視覚情報 (Visual) | 55% | 見た目・表情・しぐさ・視線など |
聴覚情報 (Vocal) | 38% | 声のトーン・速さ・大きさ・口調など |
言語情報 (Verbal) | 7% | 話の内容など |
服装やコミュニケーションの取り方、口調、声のトーンなどからの印象も大きく、選考に影響を及ぼすことを覚えておきましょう。
身だしなみについて
服装については、上下セットのスーツが無難です。黒や紺などの落ち着いたカラーのものを選びましょう。
男性はネクタイは夏でも必ず着用するようにしましょう。また、ジャケット、パンツ(スカート)、ネクタイなどに皺(しわ)が無いように前日までにお手入れをしましょう。女性はストッキングの色はナチュラルベージュのカラーがおすすめしましょう。
※業界によってはジャケットパンツスタイル等が浸透しておりますが、選考では印象管理の観点より、無難なスーツをお勧めします。
※印象は足元からというように靴でも大きく印象を左右します。黒以外の靴でも問題ありませんが、ベルトと靴は同じ色のものを着用しましょう。
コミュニケーションについて
<声のトーンや大きさについて>
緊張をするとどうしても声がこわばり、小さく低くなってしまいます。通常よりも1トーン高く、大きな声を出すように心がけましょう。受付や面接の冒頭の挨拶で意識して声を出すようにして、喉を開けるようにすると良いです。
<受け答えの仕方について>
面接は伝える場所です。面接官が欲しい情報を分かりやすく伝えることが有効的です。質問に的確に答えるように以下のことを心がけましょう。
ポイント | 補足説明 |
---|---|
質問の意図をしっかりと認識する事 | わからない場合は必ず確認します |
一問一答 | 余計な要素は盛り込まないように |
結論ファースト | 理由、背景、具体例は結論の後につけること |
緊張について
人間は誰しも必ず緊張するものです。緊張が原因となり実力を発揮できずに、残念ながら採用が見送りになってしまうケースも多くあります。
評価項目 | 理由・背景 |
---|---|
第一印象が悪い | おどおどしていることで、仕事を任せることができないと判断 |
はっきりと喋らない・声が小さい | いくらコミュニケーション力があるとアピールしても説得力無し |
アピール不足 | 伝えたいことを伝えられず終了してしまうことで評価されない |
面接で緊張することは当たり前のことです。普段まったく緊張しないという人でも、いざ面接となると緊張してしまうことがあるほどです。そこでどんな時に緊張するかを考えてみると、以下のパターンが考えられます。
・行ったことないところに行くとき
・知らない人に会うとき
・何を聞かれるかわからないとき
・相手が何を考えているかわからないとき
これらは、まさしく面接でのシーンに相当します。よって、面接当日に緊張してしまうのは仕方ないことなのです。
そこで緊張を最低限に抑えるためにも「転職エージェントの面接対策」が重要になるのです。準備を徹底することで、いざ本番を迎えても緊張はある程度抑えられるはずです。
みなさんの事を深く知ってもらいましょう
面接では、大学入学から入社1社目までのストーリーを簡潔に、エピソードを踏まえて話すことでみなさんへの理解を深めてもらいます。その際、面接官はみなさんの各ステージでの決断・判断等を、輪切りでなくつながりで見ています。そしてその時々の判断における思考の深さ、物事の捉え方について確かめているのです。
また当時間違ったと思える判断をしたとしても、「そのとき下した判断」と、「それらのことを今振り返ってみてどう思うか」という点を整理しておくことが重要です。
転職理由はこのように話す
転職理由に求められるのは以下の3点です。
①本音ベースであること
本音の転職理由がネガティブであるため、完全に嘘で塗り固めてしまう方が見受けられます。ただ、面接官もこれまで多くの候補者を見てきていますので、綺麗に作り上げた転職理由は、本音でない事がばれてしまいます。あくまでも本音をベースに、ポジティブに変換して転職理由を作りましょう。
②ポジティブであること
多くの方が現職に何かしらの不満をもって転職活動に踏み切ります。ですが、「今の会社の〇〇に不満があるため転職したいです」と言ったネガティブな表現と「〇〇を叶えるために転職活動をしています」と言ったポジティブな言い回しでは面接官の受ける印象も大きく変わってきます。あくまでも今回の転職活動が自身の「前進」のための一歩であることアピールしましょう。
③自責であること
同様に面接官に対しての心象を考えると、他責思考の方はネガティブに写ってしまいがちです。同じ事柄でも「〇〇は出来ないから」ではなく「〇〇したい(出来る)から」といった言い回しに替えることで自責に聞こえるよう変換を行いましょう。
転職理由、転職軸、志望動機について
1)転職理由、2)転職軸、3)志望動機は一貫している必要性があります。それぞれが別々のことを指していると短絡的と映ってしまうので気を付けましょう。
1)転職理由
今の環境を変える理由です。転職理由は志望動機が入る部分ではありません。
①本音ベースであること
②ポジティブであること
③自責であること
2)転職軸
転職軸は「退職理由を、転職においてどのように解決するか」という方法論です。
①自身の能力や経験に言及をすること
②業界、職種などの定量化可能な指標を用いること
(退職理由の一例)売り切り型の営業スタイルから脱却したい
(転職軸の一例)ただ売るだけではなく、クライアントの課題を抽出し、的確に提案をすることで信頼を勝ち取り、追加受注につなげてきた実績があります。そのため、今後は自身の成長のために、クライアントへの課題抽出、解決へのスタンスを求められる環境に身を置きたいと考えています。
3)志望動機
企業にとって納得感のある内容は、みなさんと企業で共通点を見出せているかどうかです。そのため志望動機は、転職軸を企業ニーズに合わせて言い換えることも有効です。
(志望動機の一例)御社でこそ自身の培った経験を生かし、活躍できると考えています。
御社はコンサルティング力の求められるWEB広告業界の中でも一番クオリティの高いサービス提供を実現されています。マーケットの期待の高い中でこそ、クライアントへのヒアリング、課題抽出、提案など、属人化しないコンサルティングが重要になるはずです。私は現職において、販売の営業ではありながらも、それぞれの顧客に合ったコンサルティングを武器に成果を残してまいりました。そうした能力を一番生かせる環境こそ御社であると考え、志望しております。
自己PRについて
学生時代の経験のみから語る新卒採用の自己PRと違い、それぞれ違う社会人キャリアを歩んできている中途面接の自己PR(強み)は差別化がされやすく、企業側にとっても非常に重要視しているポイントとなります。
自己PRの作り方のポイント①《企業との親和性がある強みを意識する》
自己PR(強み)の企業側の質問の意図としては、ずばり「入社しても自身の力を発揮できるかどうか」という点を見ております。つまり即戦力で活躍できるかどうかの確認をする場として捉えております。特に意識してほしいのは、ただ単に自分の強みを言うのではなく、あなたの強みが「企業から見た強み」としても、親和性があるかどうかが重要です。
自己PRの作り方のポイント②《見出し(結論)から具体性をもってPRする》
よく面接官からは「なんとなく聞こえはいいけど、何を言っているかよくわからない」や「みんなが実践しているフツーのことを言っていて、○○さんの介在価値が見えない」など応募者の自己PRに対しての感想を頂きました。
大きな原因は「具体性」と「介在性」がないからと言えます。多くの人が言う「コミュニケーション能力がある」や「調整能力が高い」など、見出し(結論)部分から抽象的な表現になっていて、理由や説明も具体性に欠け、全体的に納得感がない回答になっています。
具体的で分かりやすい表現を見出し(結論)部分から示し、その強みを裏付ける根拠説明は「実践した成功体験や経験談、具体的な指標(実績)」を入れください。
よくある質問への回答例
Q)条件面について
条件面、環境面を伝える場合は、自身の希望に言及しながらも、「御社の規定に従う」と企業へ寄り添いましょう。
Q)他社選考について
転職の軸と見合っている企業を答えましょう。転職軸と見合わない企業を伝えることは、みなさんの志望動機に対して不信に思われてしまいます。
Q)質問があるかと問われたら
質問は必ず準備しておくようにしましょう。環境面(給与や残業等)の質問は極力控え、仕事を続けていくうえで気になることを聞くようにしましょう。また、根拠のない質問も避けましょう。
NGワードについて
面接を通して、他責、環境依存ととらえられる答えは避けるようにしましょう。残業が多い、離職率が高い、上司と合わない、などの発言は「また、同じことを言ってやめるのではないか?」といった気持ちを想起させてしまいます。
面接対策を受けない場合のリスク
転職エージェントの面接対策で、どのようなサポートをしてもらえるかはご理解頂けたと思います。はじめての転職活動、面接に自信が無い人にとっては頼もしいサービスだと思いますし、たとえ面接に自信があるといった方も受けておいた方が良いサービスだと思います。
それではこれほど心強いサービスにも関わらず、もし転職エージェントの面接対策を受けなかったらどのようなリスクがあるのでしょうか。
緊張して実力を出せないまま不採用になる
面接慣れしていないと、本来の力を出せずに落ちてしまうことがあります。模擬面接を受けて何度も練習を繰り返しておけば、緊張の中でも安定して話せるようになります。まずは練習で100%の完成形を目指し、本番では60%の力を発揮できるようにしておけば良いのです。
応募企業に合わせた準備不足で不利になる
「一般的な面接対策」だけでは不十分です。企業ごとに評価されるポイントが違うため、情報不足はそのまま不利に直結します。そこは数多くの求人企業の面接を熟知している転職エージェントから情報を収集するべきでしょう。
改善点がわからず何社も落ち続けてしまう
自己流で挑戦して不採用が続いても、「どこを直せばよいのか」が見えて来ません。転職エージェントからのフィードバックをもらい改善点さえ分かれば、確実に次に活かせます。
面接対策でおすすめの転職エージェント
それでは「面接対策をお願いするならこの転職エージェント!」といったおすすめの転職エージェントを紹介していきます。
おすすめ1位:リクルートエージェント(未経験OKな求人が豊富)
求人数約20万件(公開求人のみ)と国内トップ。業界未経験OKの求人を多数保有しており、転職成功者は年間約50,000名。地方拠点が全国に18カ所あるため、地方在住でもサポートを受けやすい。
おすすめ2位:doda(デューダ)(地方求人をお探しなら)
地方優良企業とのパイプが強固で、特に東北・北陸・九州エリアでの求人が豊富。キャリアアドバイザーが現地企業の人事担当と定期的に情報交換を行っているため、「地元企業の雰囲気」をリアルに把握した上で紹介してくれる。
おすすめ3位:パソナキャリア(業界専任コンサルタントの丁寧サポート)
- 特徴:業界・職種ごとに専任コンサルタントを配置し、面談満足度は90%。平均面談~求人紹介までのリードタイムは7日以内。
- 強みポイント:2025年5月に「金融業界専門チーム」を新設し、関連求人が前年比15%増加。キャリア相談重視の人から高評価。
- おすすめ対象:丁寧なキャリアサポートを希望し、企業とのマッチング精度を重視する人。
おすすめ4位:マイナビエージェント(合うを大事にする転職エージェント)
- 特徴:マイナビグループの知名度の高さがあり、就活学生には圧倒的にナンバー1の支持をされている。
- 強みポイント:数年前までは20代と30代を中心とした転職支援に強みがあったが、最近はミドル層からも評価されている。
- おすすめ対象:以前より「会う」「聞く」といったキーワードをサービスコンセプトとしており、求職者に寄り添う姿勢は転職エージェントのなかでも上位に入る。
まとめ|転職エージェントの面接対策を活用して内定率を高めよう
面接は転職活動の最大の関門です。自己流で挑むよりも、転職エージェントの面接対策を受けた方が、確実に内定への近道になります。
- 模擬面接で客観的な指摘を受けられる
- 応募企業ごとの傾向を把握できる
- 改善点を明確にし、次に活かせる
これらを活用すれば、内定獲得の確率は格段に上がります。「面接が不安」「過去に何度も落ちた」という方こそ、ぜひ転職エージェントを活用してみてください。
【著者情報】くまさん(介護と転職のアドバイザー)
年齢 | 在籍期間 | 在籍企業 |
---|---|---|
22~34歳 | 10年 | 金融機関勤務(大手銀行→米系証券会社) |
35~45歳 | 10年 | 大手転職エージェント(国内大手→外資系大手) |
45~50歳 | 5年 | 介護系ベンチャー企業(IPOを達成) |
50歳~ | 5年以上 | 独立して介護と仕事のコンサルタント |
年 | 主な出来事 | |
---|---|---|
1970年 | 0歳 | 神奈川県横浜市に生まれる。 |
1992年 | 22歳 | 大学卒業後、みずほ銀行に入行(法人営業担当)。 |
2000年 | 30歳 | 米系証券会社に転職し、主に株式と債券を扱うトレーダーを行う。 |
2005年 | 35歳 | 大手転職エージェントにキャリアチェンジ。キャリアアドバイザーとして求職者のお気持ちに寄り添うカウンセリングを得意とした(ミドル層の転職支援が得意)。国内大手と外資系大手の2社でアドバイザーを経験。 |
2015年 | 45歳 | IPO直前の介護ベンチャー企業に転職し、介護事業者の収益改善コンサルティングに従事。有料老人ホームの経営や人事コンサルタント業務を行う。また、一般ユーザー向けには介護の相談窓口サービスを提供し、とくに仕事と介護の両立に悩む会社員をサポートしてきた。 |
2020年 | 50歳 | 独立し「Dr.介護と仕事のアドバイザー」として人事制度設計や講演、情報発信を開始。その流れで本ブログを執筆中。現在に至る。 |
No. | 得意分野 |
---|---|
1 | 介護と仕事の両立支援(一般ユーザー向け) |
2 | ミドル・シニア層(30代~50代)のキャリア再構築・転職支援(一般ユーザー向け) |
3 | 介護人材の採用・定着(介護事業者向け) |
4 | 介護事業者の経営支援(介護事業者向け) |
5 | ダイバーシティ経営(介護離職防止)(介護事業者向け) |
6 | 施設(老人ホーム)選びのアドバイス(一般ユーザー向け) |
7 | 50代以降のキャリア再デザイン(一般ユーザー向け) |