看護師のA子さん
看護師さんのおすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介します。
その前にまずは看護師の転職に対するアンケートを紹介します。
年代別で転職に対する意識調査を行ったのですが、かなりオドロキの結果となっております。
25～29歳 48％
30～34歳 45％
35～39歳 40％
40～44歳 35％
20代の看護師さんに至っては、ほぼ半分の2人に1人が転職を意識しているようです。
看護師さんを増員させたい病院では、一人でも転職してしまうと切実な経営に関わる大問題なのです。
看護師さんの採用に苦労している病院はたくさんありますが、こんなデータが出てくると病院側は冷や汗ものですよね。
Dr.転職アドバイザー
目次
看護師におすすめは転職エージェント
「看護師さんにおすすめの転職サイト・転職エージェント」を紹介して行きますが、ここでは転職サイトというよりも転職エージェントを紹介します。
理由はシンプルで、転職サイトよりも転職エージェントの方がはるかにメリットが大きいからです。
Dr.転職アドバイザー
まずは簡単に転職エージェントを利用した転職活動のメリットを紹介します。
転職エージェントのサービスとは
転職サイトと転職エージェントの違い
Dr.転職アドバイザー
転職サイトとは
転職サイトでは、自分で求人を探して、自分で応募します。転職活動のすべてを一人で行うのが転職サイトを利用しての活動になります。
転職エージェントとは
転職エージェントを利用して転職活動をする場合は、専任のキャリアアドバイザーに転職相談をしながら、二人三脚で転職活動を行います。
Dr.転職アドバイザー
転職サイトと転職エージェントの違いについて
| サービス | サイト | エージェント |
|---|---|---|
| 転職相談 | × | 〇 |
| 求人の紹介 | × | 〇 |
| 求人数 | 〇 | 〇 |
| 非公開求人 | × | 〇 |
| スカウトサービス | 〇 | × |
| 転職コンテンツ | 〇 | 〇 |
| 模擬面接 | × | 〇 |
| 履歴書の添削 | × | 〇 |
| 面談日程の調整 | × | 〇 |
| 企業のリアル情報 | △ | 〇 |
| スケジュール管理 | △ | 〇 |
看護師のA子さん
看護師に人気の転職エージェントランキング
それでは看護師に人気の転職エージェントについて、ご利用者の人気ランキングを紹介します。
実際に転職エージェントのサービスを利用して転職をした人の感想を集計したものですので、このランキングにはかなり高い信憑性があると思われます。
看護師のA子さん
看護師転職エージェントの売り上げランキング
Dr.転職アドバイザー
それでは看護師さんの転職支援を専門に行っている転職エージェントの売上げランキングを紹介します。
看護師転職エージェントの売上げランキング
1位 ナース人材バンク（エスエムエスキャリア）
2位 看護roo！（クイック）
3位 看護のお仕事（レバレジーズ）
4位 マイナビ看護師（マイナビ）
5位 医療WORKER（TS工建）
以上が看護師の転職支援を行っている転職エージェントの売上げランキングになります。
先ほども申しましたが、「売上げランキング」＝「転職成功実績数」になります。
それでは「売上げランキング」＝「転職成功実績数」＝「ご利用者満足度」となるのでしょうか？
アンケート調査会社である「オリコン」が実施した「看護師が選ぶ看護師転職サービスの満足度ランキング」をチェックしてみましょう。
ご利用者による転職エージェントランキング
オリコンが毎年実施している「オリコン顧客満足度ランキング調査」。
そのなかで約600人の看護師へのアンケートによる「看護師転職の顧客満足度」のランキングが発表されました。
看護師転職の人気ランキング結果
1位 ナースパワー（ナースパワー人材センター）
2位 ナースではたらこ（ディップ）
3位 マイナビ看護師（マイナビ）
4位 ナース人材バンク（エスエムエスキャリア）
5位 医療WORKER（TS工建）
Dr.転職アドバイザー
| 売上げ | 満足度 | |
|---|---|---|
| 1位 | ナース人材バンク | ナースパワー |
| 2位 | 看護roo！ | ナースではたらこ |
| 3位 | 看護のお仕事 | マイナビ看護師 |
| 4位 | マイナビ看護師 | ナース人材バンク |
| 5位 | 医療WORKER | 医療WORKER |
売上げランキングではランクインしなかった「ナースパワー」がオリコンのユーザー満足度調査では第1位に選ばれました。
そして第2位につきましても、これまた売上げランキングではランクインしていなかった「ナースではたらこ」が選ばれたのです。
ユーザーが選んだ転職エージェントBEST5
第1位 ナースパワー
売上げランキングが上位の転職エージェント
Dr.転職アドバイザー
看護のお仕事
看護師の正しい転職エージェントの選び方
ここまで看護師転職エージェントの「売上げランキング」と「ユーザー満足度ランキング」を紹介してきました。
Dr.転職アドバイザー
看護師のA子さん
2つの点に注意してください
まずは転職エージェントに登録する前に、以下の2点について注意して利用する転職エージェントを選ぶようにしてください。
登録前の2つの注意点
②自社調べのアンケートは参考程度にチェックする。
まずは「①ユーザー満足度ランキングだけで利用サービスを選ばない」についてです。
「ユーザーの満足度ランキング」としてオリコンが実施したアンケート結果を紹介しました。
ランクインしている転職エージェントについては、利用ユーザーによるアンケート結果ですので「一定の信用力」はあると思われます。
看護師のA子さん
Dr.転職アドバイザー
転職エージェントを選ぶ際に一番重要な事は「みなさんとキャリアアドバイザーとの相性」です。
転職は、みなさんのこれからの人生に影響する大きな出来事ですから、信頼出来るキャリアアドバイザーとの活動がとても重要なのです。
つまり「人気の転職エージェント」＝「みなさんにとって信頼できるキャリアアドバイザー」では無いのです。
みなさんにとって相性が良いと思われるキャリアアドバイザーを探すことが重要なのです。
ランクインしている転職エージェントはキャリアアドバイザーの評判が良い会社が多いので、ランクインしている会社から登録するのもおすすめです。
続いて「②自社調べのアンケートは参考程度にチェックする」です。
転職エージェント各社はそれぞれアンケート調査会社に依頼をして、自社のサービスの人気度をチェックしています。
しかしこれらのアンケートは、自社のサービスが「ナンバー1」を獲りやすいように「対象ユーザー」や「質問項目」や「解答項目」を意図的に設定しているのです。
Dr.転職アドバイザー
これではどのNo.1を信用して良いのかも分かりませんので、あまり意味がありません。
つまり自社調べによる「顧客満足No.1」は、さほど信用が高くないのでご注意ください。
医療の現場について
人口に対する医師や診療所の数は？
それでは今の医療の現状について紹介します。
まずはお医者さんの就業状況です。
「人口10万人」に対する外来医師の数は、全国平均が「105人」の医師の人数に対して、東京都心部では192人、大阪市で129人、福岡市で144人。
一方で福島県や香川県では「50人」を割ってしまう地域もあるようです。
ずいぶんと差がありますよね。
このように医師や診療所、または看護師さんの数が偏ることによって過疎地などで充分な医療が受けれなく可能性が大きくなります。
エリアによって、診療所が不足している地域もありますし、当然看護師さんが不足している地域もあるのです。
テレビでもこの問題はよく取り上げていますが、地方の過疎地などでは本当に深刻な問題なのです。
診療所の数はどうなっているのでしょう？
看護師さんの都道府県別の「人口に対する看護師さんの人数」の違いはお分かりになって頂けたでしょう。
それでは診療所の数はどうなっているのでしょう。
最近では「病院の経営」も問題になっていますが、エリア毎での病院の数は充足されているのでしょうか。
過去5年間で「新設」された診療所について紹介します。
2位 名古屋市 9％
3位 福岡市 8％
4位 大阪市 6％
5位 札幌市 5％
新設の6割強が5大都市部に集中しているのです。
厚生労働省によると全国の診療所の数は「101,471」、過去5年での増加数については「1,319」。
特にこの5年での増加が目立つようです。
しかし診療所が増えているのは上記の通り大都市圏に集中しているのです。
先ほども紹介しましたが、人口10万人に対して医師の人数は、東京都心部では192人、大阪市で129人、福岡市で144人と紹介しました。
それでも新設されている診療所の数は、東京や大阪、福岡などで目立ちます。
これではエリア毎の格差は縮まりませんよね。
看護師さんが不足している！
都道府県別で見る看護師さんの人数について紹介します。
1位 東京都 86,743 人
2位 大阪府 62,273人
3位 神奈川県 49,519人
4位 北海道 47,637人
5位 愛知県 45,234人
6位 福岡県 46,350人
7位 兵庫県 40,827人
8位 埼玉県 33,033人
9位 千葉県 30,984人
10位 静岡県 24,674人
逆に看護師さんの人数が少ない県は以下の通りです。
1位 鳥取県 5,388人
2位 山梨県 6,178人
3位 福井県 6,719人
4位 島根県 6,843人
5位 徳島県 7,322人
いかがでしょう。
上位と下位の差がスゴイ人数ですよね。
東京都と鳥取県ですとその差は8万人強。
この数字は准看護師さんを含めていませんので、もっと数字が開くのでしょう。
もちろん都道府県別ではそもそもの人口が違いますので、人口あたりでの看護師さんの数となると別の話しですが、その差は歴然としています。
【まとめ】ぜひ看護師さんを続けてください
以上、今の医療の市況について簡単に説明してきました。
病院や看護師さんが不足して困っている患者さんも多いことでしょう
厚生労働省のデータによりますと、就業中の看護師さんが約150万人にいるのに対して、離職中・転職活動中のいわゆる「潜在看護師」は約70万人いるそうです。
この潜在看護師さんを含めて就業中の看護師さんが、これからも医療の現場で活躍してくれることを切に願います。
そのためにも、みなさんにとって本当に良い職場を見つけてください。
補足資料：オリコン満足度調査の集計について
調査地域 全国
調査対象者
性別：指定なし
年齢：20歳以上
条件：過去7年以内に人材紹介会社を利用して転職したことがある看護師
対象企業
アプロ・ドットコム（アプロ・ドットコム）アポプラスメディカルジョブ（アポプラスステーション）eナース（リンクスタッフ）eナースセンター（日本看護協会）医師転職ドットコム（メディウェル）医療求人リサーチ（総合メディプロ）医療WORKER（TS工建）ウイングメディカル（ウイングメディカル）MC介護のお仕事（メディカル・コンシェルジュ）MC-ドクターズネット（メディカル・コンシェルジュ）MCナースネット（メディカル・コンシェルジュ）エムスリーキャリアエージェント（エムスリーキャリア）オレ薬（アポプラスステーション）かいご畑（ニッソーネット）カイゴWORKER（株式会社ティスメ）看護師プラネット（メディカル・プラネット）看護のお仕事（レバレジーズ）看護roo！（クイック）キララサポート介護（モード・プランニング・ジャパン）キララサポートナース（モード・プランニング・ジャパン）GUPPY（グッピーズ ）ケア人材バンク（エス・エム・エスキャリア）ココメディカル（メディカルリソース）コメディカルプロ（総合メディプロ）Cbネット（キャリアブレイン）JMC（日本メディカルコネクション）スーパーナース（スーパーナース）スマイルSUPPORT介護（HITOWAキャリアサポート）スマイルナース（クラシス）ツクイスタッフ（ツクイ）ドクターズパートナー（マーキュリー）Dr.転職なび（エムステージ）ナースジョブ（メディカルジョブセンター）ナース人材バンク（エス・エム・エスキャリア）ナースではたらこ（ディップ ）ナースパートナーズ（メディカル・プリンシプル社）ナースパワー（ナースパワー人材センター）ナースフル（リクルートメディカルキャリア）パソナメディカル（パソナメディカル）PT・OT・ST WORKER（株式会社ティスメ）PT／OT人材バンク（エス・エム・エスキャリア）ファルマスタッフ（メディカルリソース）プレドク（ソシオメディカル）ベストケア東京（ベストケア東京）ベネッセの介護士お仕事サポート（ベネッセMCM）ベネッセの看護師お仕事サポート（ベネッセMCM）本音de転職（キャリアブレイン）マイナビ介護職（マイナビ）マイナビ看護師（マイナビ）マイナビDOCTOR （マイナビ）民間医局（メディカル・プリンシプル社）メディジョブ（クラシス）メディプラBiz（メディカル・プラネット）薬キャリAGENT（エムスリーキャリア）ヤクジョブ（クラシス）40代、50代、60代からの医師転職ドットコム（メディウェル）リクナビ薬剤師（リクルートメディカルキャリア）リクルートドクターズキャリア（リクルートメディカルキャリア）
