Aさん(20代)
Dr.転職アドバイザー
Aさん(20代)
今までに面接に自信が無いと相談を受けた事が、それこそ数えきれないほどあります。
Aさんのようなケースはよくあることですが、おそらくみなさん面接のコツをご存知ないのかもしれません。
面接のコツを覚えて練習を繰り返せば、本番で緊張することもなくなるでしょう。
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面接のコツ。まずは笑顔と言葉遣い
Aさん(20代)
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ここでメラビアンの法則を紹介します。
メラビアンの法則では、
としています。
そしてその影響度は以下のようになっています。
2位 聴覚 38%
3位 話しの内容 7%
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視覚(服装や髪型)について
髪型について
まずは髪型についてです。
寝ぐせや髪の乱れは印象が大変悪くなります。
普段から「この人はだらしないのかな?」といった印象を与えてしまいます。
当日は寝ぐせなどはしっかりと整えるのようにしましょう。
また女性でロングヘアーの人は、髪を結ぶなどまとめるようにしましょう。
服装について
服装については、上下セットのスーツが無難と言えます。
色も黒や紺などの落ち着いたものがおすすめです。
ジャケットパンツスタイルが一般的になってきていますが、面接では無難にスーツをお勧めします。
男性は必ずネクタイを着用するようにしましょう。
聴覚(言葉遣いや声のトーン)について
言葉遣いについて
言葉遣いについては、丁寧に話すことを心掛けましょう。
しかし、あまり丁寧に話すことばかりを意識し過ぎると、逆にうまく話せなくなってしまいます。
少しだけ語尾に注意して、例えば「〇〇です。」といった感じで話すようにすれば良いと思います。
声のトーンについて
緊張するとどうしても声がこわばり、小さく、そして低くなってしまいます。
Aさんの面接の場合も、こんな感じだったのではないでしょうか。
自分で「緊張しているな」と気づいた時には、いつもよりも1トーン大きく声を出すように心がけましょう。
受け答えについて
受け答えについては、まずは面接官の質問の意図を理解することが重要なのです。
もしみなさんが面接官の質問がうまく理解出来なかった場合は、「ご質問は〇〇〇ということでしょうか?」と質問に回答する前に確認をするべきです。
面接官の質問をしっかりと理解していないと、当然ですが面接官の知りたい回答は出来ません。
そして受け答えは、分かりやすく丁寧に伝えることがポイントです。
Aさん(20代)
Dr.転職アドバイザー
面接官への受け答えとしては、まずは次のことを意識してみてください。
→わからない場合は必ず質問をして確認
2. 簡潔に返答するように意識する
→話が長くならないよう、なるべく簡潔に答える。
3. 結論から話すようにする
→まずは結論から話します。その後に説明を付け加える。
緊張しないコツについて
A君(20代会社員)
Dr.転職アドバイザー
視覚と聴覚についてはご理解頂いても、それでもやはり緊張してしまうかもしれませんよね。
緊張をしないコツは、次の3点がポイントになります。
2. 想定される質問への答えを準備しておく
3. 練習を繰り返しておく
このようなポイントをおさえておけば、本番で緊張をすることも無くなるはずです。
2と3については後述します。
まずは最初の第一声で、物怖じせず、快活なあいさつを意識してみてください。
これが出来れば、その後の面接もスムーズに進むことでしょう。
そして究極の緊張しないコツとは
という事を知ることです。
たとえみなさんが面接で緊張していても、面接官の印象が悪くなることはありません。
「緊張しても良いんだ!」と知っておけば、意外に緊張もしないものですよ。
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面接の流れについて理解しておきましょう
Dr.転職アドバイザー
この質問では、おもに3つの事を聞かれます。ここがポイントで約30分~40分はかかると思います。
ほとんどの面接は上記のように進んでいきます。
ポイントは「STEP3:面接官から質問」です。
ここでの受け答えを準備しておけば、面接はうまく進むことでしょう。
面接で絶対聞かれる3つの質問とは
Aさん(20代)
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Aさん(20代)
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面接で聞かれる事は以下の3点です。
この3点に対しての回答を「事前準備」しておく事がとても重要なのです。
2. なぜ転職しようと思ったのですか?
3. これから何をしたいですか?
質問その1)今までのキャリアについて
面接官は、今までのみなさんのキャリアについて一番興味があります。
これは、面接官がみなさんの職務経歴書を見ながら質問をして来ます。
そしてこれがコツとなるポイントですが、面接官は職務経歴書に書いてある事について質問するのです。
つまり職務経歴書に書かれている事について、具体的にどのような事をして来たかを説明するだけで良いのです。
ウソを書いていなければ簡単なことですよね。
ポイントは「簡潔」「丁寧」を意識して、曖昧な答えをしないことです。
質問その2)転職理由について
この質問で面接官は「転職理由」ではなく「退職理由」を聞きたいのです。
ちょっとニュアンスが違うのですが、お分かりになりますでしょうか?
転職理由と考えると、どこか「スキルアップ」や「自己成長」と言った「カッコいい」言葉を連想します。
しかし多くの人の転職理由は「人間関係」「残業や給料への不満」です。
面接官はこの事を十分に理解しています。
そして転職理由を聞かれたら、以下のことを意識するべきです。
2. ポジティブであること(ネガティブになり過ぎない)
3. (あまり)他人のせいにしないこと
4. (極端な)会社の悪口は言わない事
たとえば「人間関係がうまく行かなかったから」といった理由ですと、面接官はみなさんが転職して同じ事を繰り返さないか不安に思います。
そのような面接官の不安を払拭するには、当時の状況を「ここがポイント」を意識してしっかりと説明するようにしましょう。
質問その3)志望動機について
志望動機は「みなさんの希望」と「企業の採用要件」のマッチング度合いの確認です。
志望動機と採用条件にズレがあったら、それはお互い縁が無かったという事でしょう。
そしてこの志望動機を聞かれる質問は、みなさんにとって最高の自己PRの場面です。
おそらく面接官から次のように質問をされるはずです。
「ご縁があって弊社で働くとなった場合、どのようなことをしたいですか?」
この時こそチャンスです。
今までのキャリアを活かしながら、その会社に入って何をやりたいかを明確にアピールしましょう。
1. どの程度、企業研究をしてきたか
2. どの程度、本気で面接にのぞんでいるのか
を把握します。
しっかりと受け答え出来るようにしておかなければなりません。
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主な質問事例集について
Dr.転職アドバイザー
自己紹介をお願いします。
5分程度で簡潔に応えれるようにしましょう。
自己紹介は職務経歴書の中からアピール出来るものをお話し下さい。
転職理由をお聞かせ下さい。
ウソはばれます。本音ベースで話しをしてください。
それでも転職理由が後ろ向きな理由の場合もあるでしょう。
それでも、なるべく前向きな転職理由をお話し下さい。
志望動機をお聞かせ下さい。
最高の自己PRの場面です。
応募企業の事業内容や仕事内容を事前に十分勉強して、みなさんのキャリアをどう活かして働きたいかをアピールしてください。
今後はどのようなキャリアを積んで行きたいですか?
これは志望動機とほぼ同じ答えで良いでしょう。
今までのキャリアと、入社した後に身に付けたいスキルなどの話しをしましょう。
ご自身の長所をお聞かせ下さい?
ここは注意が必要です。
この質問では、求職者の多くの方がご自身の性格などについて話しをすることがあります。
もちろんそれも間違いでは無いのですが、出来れば仕事面での成功事例を話すようにしましょう。
ご自身の短所をお聞かせ下さい?
これも性格などを話すのではなく、出来れば仕事上の失敗談を話すようにしましょう。
そして重要なのは、その失敗をどのようにしてクリアしたかを説明するようにしてください。
ご入社時期についてお聞かせ下さい?
これは今働いている人では、「1~2ヵ月程度」の返答が良いでしょう。
そして出来るだけこの日程で調整をするようにしてください。
求人企業もすぐに人材が欲しいところです。入社の時期があまり遠くなると、他の候補者を優先する可能性があります。
他にはどの会社を受けていますか?
これは正直に答えるようにしましょう。正直に答えても何の損もありません。
また志望度を聞かれた場合は、本当に入社したい場合はハッキリと「第一志望」とお伝え下さい。
一方、あまり志望度が高く無い場合などは「前向きに検討したい」と入社意思はある旨を伝える程度で良いでしょう。
最後に何かご質問はありますか?
悪い事例は「何もありません」と答えるケースです。
例えば二次面接で面接官をしていますと、「聞きたい事は一次で聞けましたので」といった返答。
たとえ一次と同じでも、再度質問をするようにしましょう。
面接の練習方法について
さて、面接で気をつける点や面接で聞かれる事がわかりましたら、本番前に練習です。
この練習の方法は、「一人で練習」と「プロの指導による練習」の2通りがあります。
一人で練習をする場合
ひとりで練習をする場合におすすめなのが、以下のような練習方法です。
順を追って説明します。
文章を作成しては、何度もストップウォッチなどを使って声に出してみましょう。
このように「台本作成」→「声だし練習」→「台本リライト」→「声だし練習」を何度も繰り返して、ご自身が納得出来るレベルまで持っていってください。
これが自信につながります。
プロの指導による練習
ひとりで練習をするのに自信が無い!といった場合。
このような場合は、転職エージェントに登録しましょう。
転職支援のプロであるキャリアアドバイザーが「面接対策」「職務経歴書の添削」を行ってくれます。
これは心強いですよね。
面接対策をしてくれる転職エージェント
ほとんどの転職エージェントで面接対策をしてくれますが、そのノウハウには差があります。
面接対策が上手で定評のある転職エージェントを紹介します。
2. パソナキャリア
マイナビエージェント(20代におすすめ)
2) 20代の転職支援に強み
マイナビのサービスは、就活学生向けの「マイナビ」が有名で「リクナビ」と二強と言われています。その影響で若手層から人気の転職エージェントです。
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パソナキャリア(女性におすすめ)
2) 顧客満足度を追求のクレド経営
パソナは女性が活躍する会社、そのキャリアアドバイザーだからこそ信頼が出来るのです。そして顧客満足度を追求する会社姿勢は、女性ならではの不安を抱える求職者の強い味方になる事でしょう。
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まとめ 面接はコツさえ覚えれば怖がる事はありません
「面接に自信が無い!」「いつも緊張してうまく話せない。」
このように「面接」と聞くだけで身構えてしまう人もいるようですが、実は対策する事はとても限られています。
面接が苦手と思われている人は、面接のために何を準備したら良いのか分からないだけなのです。
この記事を読んで自信がついたのではないでしょうか。
面接は事前の準備が重要です。
そしてその準備の方法を間違わなければ、本番でも必ずうまく行くことでしょう。
Dr.転職アドバイザー
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