
みんなの介護って、電話がしつこい、迷惑といったうわさを聞くことがあります。有名なサイトなので登録しようかと思ったのですがうわさを聞いて迷ってます。このサイト、どうなのでしょうか?

こんにちは、アドバイザーのくまさんです。私は同業界にいたのでよく分かるのですが、みんなの介護は老人ホーム検索サイトのなかでナンバー1の実力サイトです。ここでみなさんと、ネットで見かける不安や疑問を確かめ、あらためてみんなの介護についての評価をしてみようと思います。
「みんなの介護」は、介護が必要になったご家族を持つ方々に向けた日本最大級の老人ホーム検索サイトです。
介護施設(老人ホーム)探しから在宅介護サービスの比較、さらに要介護度の申請手続きや補助金情報まで、介護に関わるあらゆる情報をワンストップで提供しています。いざ老人ホームを探そうというときに心強い味方です。
それではここからは、「みんなの介護」は本当に使えるサービスなのか?また、一部ネットなどで評判になっている「電話がしつこい」や「迷惑」といった口コミは本当のことなのか?また、それに対処する方法があるのか等を、私「介護と転職のアドバイザーのくま」が徹底的に解説していきます。
ネットのうわさ、体験談をまとめました
まずはみなさんもネットで、「みんなの介護」についてあまり良くない評判を見かけことがあるかもしれません。しかしそれらの噂は本当なのでしょうか。これらを検証して、もしもの時の対応方法をお教えします。
その1.電話がしつこいって本当ですか?
A.「みんなの介護からの電話がしつこい」という口コミがありますが、なぜ電話をするかというと「老人ホームの見学直後の感想を聞きたい」「資料請求した施設への関心を知りたい」といったケースが多いようです。つまりみなさんへの連絡は、今後の計画について話しをしたいという事なのです。それでもなかにはみなさんがイヤになるほど、しつこく電話をしてくることも考えられます。そのような時には以下のような対応をすると良いでしょう。
対応策として
みんなの介護からの電話がしつこかったらイヤだなと思われる場合は、見学などを申し込む前に記入フォームの備考欄に、「連絡はメール希望」や「電話連絡は18時まで」といった要望を記載してみましょう。また、見学した後の電話がしつこいと感じた場合には、入居相談センターへ直接連絡をして連絡日時や頻度の希望を伝えるとよいでしょう。
実態は;みんなの介護の運営体制と一般的な連絡頻度
年中無休で9~19時まで電話サポートをしているのがみんなの介護の特徴です。ここまでしてくれると、たとえば忙しい会社員の方にとっては有難いことですよね。また、みんなの介護からみなさんへの平均の連絡回数は2~3回程度と言われています。
その2.迷惑と感じるケースとその対処法は?
みんなの介護は迷惑といったネットでの書き込みも見かけます。迷惑と感じることはおもに2つあるようです。
①連絡してくる時間帯や頻度に迷惑した
②話す内容が一方的で、こちらの意図を汲んでくれない
対応策として
①②ともに先と同じパターンで、みんなの介護入居相談センターへ連絡をすると良いでしょう。みんなの介護にもいろいろな相談員がいます。正直申しまして、そこは人次第で対応に差があることがあります。みなさんからのクレームについては、入居相談センターへ直接連絡をして責任者に対応してもらうようにすると良いでしょう。
また、もうこれ以上電話やメールをしないでほしいと思われた方は、みんなの介護のお問い合わせフォームから、「みんなの介護」からの案内を停止する、といった手続きが出来ます。
1)停止を希望する電話番号
2)停止を希望するメールアドレス
を記入できるフォームが用意されていますので、こちらを利用すると良いでしょう。
一方で、次のような満足度の高い意見も聞きますので、やはりみなさんのリクエストをしっかりと伝えれば上手に付き合うことができるものと思います。

はじめて電話をしたとき、こちらのリクエストについて細かくヒアリングしてくれたので、その後の施設の見学なども安心して進めることができました。ひとりでは、ここまでスムーズには行かなかったと思うよ。

みんなの介護は電話がしつこい、といった一部の声がありますが、みなさんから対応依頼を出せば、それに応じてくれすはずです。後述しますが、みんなの介護から電話が多いのは本当のことかもしれませんが、都度みなさんの状況(検討事項など)を正直に話すことがポイントだと思われます。
みんなの介護 評判・口コミまとめ
良い口コミ
①ヒアリングが丁寧
②情報量の豊富さ

全国15,000件以上の施設から希望条件で絞り込めるができることがみんなの介護の特徴です。この15,000件の掲載数は、老人ホーム検索サイトのなかでもダントツ1位の掲載数です。プロの私から見て、この点がおすすめポイントです。
③お祝い金制度への満足度
悪い口コミ・不満点
①電話連絡の頻度が高い
②一部の地域で提携施設が少ない

良い評判・口コミ、悪い評判・口コミを紹介しましたが、悪い評判・口コミに関しては、ユーザーがしっかりと希望を伝えておけば、とくに問題にならないと思います。むしろ良い評判・口コミに注目して、みんなの介護を利用した方が良い結果につながると思います。
「LIFULL介護」「介護のほんね」と比較する

老人ホームの検索サイトには、最大手の「みんなの介護」をはじめ、「LIFULL介護」「介護のほんね」といった大手サイトがあります。ここでこれら3サイトの比較をしてみます。
みんなの介護 | LIFULL介護 | 介護のほんね | |
---|---|---|---|
電話対応 | 迅速・丁寧。ただし連絡頻度が高く賛否あり。 | 連絡回数を抑えつつ、的確な案内が好評。 | メール中心の対応。しつこさは控えめ。 |
情報量 | 全国15,000件超の施設掲載で圧倒的。掲載数はナンバー1。 | 全国の施設情報が豊富。比較機能も充実。掲載数は約5,000件。 | 独自取材記事が豊富。ただし掲載数は中規模。掲載数は一番少ない。 |
お祝い金制度 | キャッシュバックあり(1万~3万円程度)。 | キャッシュバックあり(1万~3万円程度)。 | お祝い金制度なし。 |
サポート体制 | 夜19時まで対応。全国をカバー。 | 平日9〜18時が基本。ウェブチャットで夜間も対応可。 | 平日昼間のみのサポート対応。 |
このように、それぞれの特徴を押さえておくことで、利用前に自分のニーズに最適なサービスを選びやすくなります。
備考:上記の内容は2025年7月時点の情報をもとに整理しています。実際のサービス内容は変更される可能性がありますので、必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。
それでも「みんなの介護」がイヤなときには
ここまでみんなの介護について体験談などをふくめて紹介してきました。それでもなかには「かつて利用してイヤな思いをした」という方もいることでしょう。そんな方にはLIFULL介護がおすすめです。
それではなぜLIFULL介護がおすすめなのか?
それは「みんなの介護」と「LIFULL介護」のビジネスモデルの違いがあるからです。
みんなの介護は、みなさんの親が老人ホームなどの施設に入居したときに、施設からみんなの介護に「月額費用1か月分」が支払われます。つまり、みんなの介護では老人ホームへの入居が決まらないと売上にならない「成果報酬型のビジネスモデル」なのです。
一方のLIFULL介護。こちらは施設情報を有料で掲載する、いわゆる「掲載型のビジネスモデル」になっているため、みなさんのご家族が入居しても、しなくても売上が発生する仕組みになっているのです。そのような点から、しつこく入居やそのほか見学などを進めることもありません。
LIFULL介護はどうでしょう
掲載施設数 | 約57,000件以上 |
検索機能 | – 路線・車での移動時間を含む絞り込み – 入居費用・条件の明確表示 – 見学受入可否/オンライン相談対応 |
相談サポート | LIFULL介護入居相談室(電話・LINE対応/専門相談員在籍/24時間自動応答) |
みんなの介護の上手な活用法

くまさん、みんなの介護ってコラムや介護相談が充実していると聞きました。実際に使った先輩の事例を教えていただけますか?

はい。まずは都内在住のAさん(52歳・会社員)のケースをご紹介しましょう。
くまさんが”みんなの介護”を使ってみた

実際に「みんなの介護」に登録して無料プランナー相談を利用してみましたので、そのときのリアルな感想と評価をお伝えしますね。
・マイページ上の「無料プランナー相談」ボタンをクリックすると、空いている時間帯が一覧で表示。平日の夜間や週末も含めて選べるので、会社員として働く私にとって非常に便利でした。希望日時を選択し「介護度の相談」「予算の目安」などざっくりした相談テーマを入力して完了です。
(私の感想)「仕事終わりの18時に予約できたのは助かりました。いざ使ってみると、予約機能があるのは便利です。」
・オンライン面談当日。介護プランナーの田中さん(仮名)は、私の親の状況や予算感を丁寧にヒアリングしてくれました。特に印象的だったのは、地域ごとの空き状況データをリアルタイムで確認してくれたこと、そして「要介護認定が進むと、こういった選択肢も出て来ますよ。」と将来シミュレーションまで提示してくれたことの2点です。資料請求候補も3つに絞り込んで提案してくださり、その場で見学スケジュールの予約までしてくれました。
(私の感想)「オンラインなのに、まるで隣で一緒に施設を選んでいるかのような安心感がありました。」
・月額費用とサービス内容の比較が簡単にできた。
・地図検索で立地のイメージがつきやすいかった。
(私の感想)上記が見やすくまとめられていて、家族会議資料としてそのまま活用できました。唯一、「写真枚数がもう少し多いとイメージが湧きやすいかな」という部分だけ改善希望です。
・相談後24時間以内に、「他にもご要望はありませんか?」というフォローメールをいただき、追加の疑問にもすぐ回答がありました。また、面談録画リンクを共有してくれたので、聞き逃した部分も後から確認できるのは非常に助かりました。
(私の感想)「仕事が忙しくても安心して進められる、手厚いフォロー体制だと感じました。」
「みんなの介護」は、忙しい50代会社員でも無理なく使える設計と、専門家ならではの深いアドバイスが魅力です。特にオンライン面談の安心感とフォローアップの迅速さは、他にはないメリットだと思います。この体験を通じて、家族の介護プランを具体的に進めたい方には、自信を持っておすすめできるサービスです。ぜひ一度、無料相談を試してみてくださいね。
サービスの特徴と利用の流れ
”みんなの介護”は、株式会社エス・エム・エスが運営する老人ホーム検索サイトです。
主なサービスの特徴は以下の通り
①介護施設・介護サービス検索:全国約15,000件以上の介護施設・在宅介護サービスを横断比較
②専門家相談窓口:介護相談員による無料電話・オンライン相談
③お祝い金制度:ご成約(入居・契約)するとお祝い金を贈呈
利用の流れはシンプル
1.サイトでご希望条件(エリア/介護度/費用帯など)を入力
2.気になる介護施設・介護サービスをリストアップ(お気に入り登録など)
3.老人ホームへの資料請求、無料見学予約を送信(まずは資料請求、そして見学予約)
4.介護プランナーから電話連絡(老人ホーム探しの相談)(※)
5.現地見学、その後老人ホームへの入居(複数見学がベター)
6.お祝い金申請
※電話がしつこいと感じたら、「連絡頻度の調整」「メール連絡のみ希望」も可能です。
みんなの介護が解決します
①介護はその介護サービスの種類の多さによって、各々のサービスの違いを理解するのが大変です。
②老人ホームと特養や老健との違い、または住宅型裕老人ホームとサ高住の違いなど、親の介護をはじめたばかりの人にとってはその違いが分からないことでしょう。そもそも老人ホームを選ぶのに、色々な会社が老人ホームを運営しているため、運営会社ごとのサービスの違いも分かりづらいでしょう。
③介護サービスを受けるために事前に要介護度の申請をしないと介護保険が適用されないのですが、この申請方法も分かりづらいかもしれません。

みんなの介護を利用すれば、老人ホーム選びをサポートしてくれる介護プランナーへの入居相談、またはサイト内のコンテンツが豊富なので介護のいろはが学べる心強いパートナーなのです。
お祝い金制度を解説
・金額:1万~3万円程度(プラン・地域により異なる)
・対象:初回契約を公式サイト経由で完了した方
・除外事項:同一障害での複数申請不可、他キャンペーン併用で上限設定
・契約完了通知が運営側へ届く
・申請フォームに必要事項入力
・審査(約2週間)→振込
③活用時の留意点
・申請期限(利用開始から90日以内)を厳守
・他社サイト経由や電話のみ申込は対象外
・口座情報の入力ミスに注意
よくある質問
「みんなの介護」の情報提供・相談はすべて無料。実際の施設利用料金・介護サービス費用のみ自己負担となります。
②電話以外の相談方法は?
・メール相談:お問い合わせフォームから
・チャットサポート:平日9~19時
・オンライン面談:Zoom/Skype対応可能
③紹介先の施設・サービス品質は大丈夫?
・全提携先は運営基準を満たした有料老人ホーム・介護事業所
・定期的なモニタリングと利用者満足度調査を実施
まとめ:みんなの介護は安心してご利用いただけます

本記事でご紹介したように、以下のポイントから安心してご活用いただけます。
・全国各地の老人ホーム・介護サービスを横断的に比較できるため、希望条件に合った最適な施設を見つけやすい。
②専門家の無料サポート
・介護プランナーが電話やオンラインで丁寧にヒアリングし、最適プランをご提案。連絡方法や頻度も柔軟に調整可能です。
③お祝い金制度でお得
・ご成約するとお祝い金が頂ける。
④トラブル回避の仕組み
・入居した老人ホームへのクーリングオフ(特定商取引法)やキャンセル手続きのガイドが明確。
⑤ユーザー評価の高さ
・実際の利用者からは「情報量が豊富」「プランナーの対応が親切」という声が多数寄せられています。
【著者情報】くまさん(介護と転職のアドバイザー)
年齢 | 在籍期間 | 在籍企業 |
---|---|---|
22~34歳 | 10年 | 金融機関勤務(大手銀行、米系証券会社) |
35~45歳 | 10年 | 大手転職エージェント |
45~50歳 | 5年 | 介護系ベンチャー企業 |
50歳~ | 5年以上 | 独立して介護と仕事のコンサルタント |
年 | 主な出来事 | |
---|---|---|
1970年 | 0歳 | 神奈川県横浜市に生まれる。 |
1992年 | 22歳 | 大学卒業後、みずほ銀行に入行(法人営業担当)。 |
2000年 | 30歳 | 米系証券会社に転職し、主に株式・為替を扱うトレーダーを行う。 |
2005年 | 35歳 | 外資系大手転職エージェントにキャリアチェンジ(ミドル層の転職支援がメイン)。キャリアアドバイザーとして求職者のお気持ちに寄り添うカウンセリングを得意とした。 |
2015年 | 45歳 | IPO直前の介護ベンチャー企業に転職し、介護事業者の収益改善コンサルティングに従事。特養、訪問介護、通所介護、または有料老人ホームの経営や人事コンサルタント業務を行う。また、一般ユーザー向けには介護の相談窓口サービスを提供し、とくに仕事と介護の両立に悩む会社員をサポートしてきた。 |
2020年 | 50歳 | 独立し「Dr.介護と仕事のアドバイザー」として企業制度設計や講演、情報発信を開始。その流れで本ブログを執筆中。現在に至る。 |
No. | 得意分野 |
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1 | 介護と仕事の両立支援(一般ユーザー向け) |
2 | ミドル・シニア層(30代~50代)のキャリア再構築・転職支援(一般ユーザー向け) |
3 | 介護人材の採用・定着(介護事業者向け) |
4 | 介護事業者の経営支援(介護事業者向け) |
5 | ダイバーシティ経営(介護離職防止)(介護事業者向け) |
6 | 施設(老人ホーム)選びのアドバイス(一般ユーザー向け) |
7 | 50代以降のキャリア再デザイン(一般ユーザー向け) |