A君(20代会社員)
Dr.キャリアアドバイザー
A君(20代会社員)
Dr.キャリアアドバイザー
個人の転職エージェント。
個人の転職エージェントは、大手の転職エージェントと比べてどのような点が「良いのか?」「悪いのか?」について説明をして行きます。
おすすめの記事 転職エージェントおすすめの利用方法!
個人の転職エージェントとは
そもそも個人の転職エージェントとは何かを教えて頂けますか?
Dr.キャリアアドバイザー
個人で転職エージェントを運営するという事は、一人で以下の役割を兼務していることになります。
②CA(求職者対応)
③社長業
④会社運営に関する事務・雑務全般に対応
以上のような事を一人で対応しているのです。
Bさん
個人転職エージェントのメリット
Dr.キャリアアドバイザー
①求人企業のことを熟知している
①については、みなさんにとってもとても有益な事ですよね。
みなさんが興味を持った会社の、求人票には載っていないようなリアル情報を知れるのです。
例えば「会社の雰囲気」「リアルな残業時間」「異動の頻度」「昇給について」「有給休暇の消化」「離職率」等、みなさんが入社前に知っておくべき重要な情報を豊富に持っているのです。
これはかなり貴重な情報ですよね。
②親身に相談をしてもらえる
個人の転職エージェントの場合、求職者の登録は「転職サイトのスカウト」「求職者からの紹介」の2パターンになります。
よって大手の転職エージェントのように、たくさんの求職者が登録してくれるような事はありません。
つまり一人ひとりの求職者に対して、とても親身で丁寧に対応する事が多いのです。
Dr.キャリアアドバイザー
③両面である
Dr.キャリアアドバイザー
両面のメリットは直に求人企業のニーズを聞き、「A)それを正確に求職者に伝える事」と、「B)求人企業の情報を豊富に保有している事」です。
Bについては上記の①と同じです。
Aについて簡単に補足説明をしておきましょう。
両面に対して、RAだけ行うこと、またはCAだけを行う事をよく「専業」と呼んでいます。
この専業の場合、求人企業の情報がRAからCAの伝言を経由し求職者に伝わるのです。
当然ですが、そこには抜け漏れもありますし、求人企業のちょっとした温度感なども伝わりづらいのです。
そのような意味で、やはり求人企業のリアルな情報は両面の方が良く分かっているのです。
Dr.キャリアアドバイザー
転職エージェントとは、そもそもが個人で運営する会社がほぼ9割を占める業界です。
そして転職エージェントの長い歴史においても、個人の転職エージェントが存在感を示し続けて来ました。
みなさんにとって最適な個人転職エージェントは、きっと強い味方になるはずです。
個人転職エージェントのデメリット
それでは一方のデメリットについてはどのようなものがあるのでしょうか。
個人の転職エージェントのデメリット
②サービス品質がバラバラ
③自分に合った転職エージェントを探しづらい
④担当変更が出来ない
①保有している求人が少ない
Dr.キャリアアドバイザー
A君(20代会社員)
Dr.キャリアアドバイザー
このような理由で個人の転職エージェントを利用する場合、まずはみなさんがみなさんにとって最適な転職エージェントを見つける事が最優先されるのです。
②サービス品質がバラバラ
個人の転職エージェントの場合、その会社の運営ポリシーが個人の考えに大きく左右されます。
ある人は「求職者を第一に考える」かもしれませんが、ある人は「求人企業を第一に考える」かもしれません。
また営業職の転職支援が出来るけど、他の職種については全く分からないこともあります。
業界も一緒です。
たとえば食品業界は良く分かっているが、それ以外の業界については全く知識が無いこともあります。
このようにサービス品質がバラバラですので、個人の転職エージェントを利用する場合は注意が必要なのです。
③自分に合った転職エージェントを探しづらい
②にあったように個人の転職エージェントはサービス品質がバラバラですので、「無数にある」「無名の」個人転職エージェントから、自分にあった会社を探すのが大変です。
それでも数百社の転職エージェントの求人案件が掲載されている転職サイトがありますので、そのような転職サイトを利用する事が良いでしょう。
おすすめ特集記
マイナビ転職エージェントサーチとマイナビエージェントの違いについて説明します。
④担当変更が出来ない
個人の転職エージェントは当たり外れが大きく、担当者の変更もできません。
せっかく登録したのに、初回面談で波長が合わずに登録と初回面談が無駄になるケースもあります。
やはり、大手の転職エージェント複数社登録し、相性の良い担当者を見つけて転職活動を進める方が安心とも言えます。
どのような人が個人転職エージェントに?
Dr.キャリアアドバイザー
個人の転職エージェントになる前は
②求人企業の採用担当者
個人で転職エージェントをしている人は、圧倒的に上記の2パターンになります。
①のケースでは、RA・CAのどちらもが独立しているケースを見ますが、会社としてうまく機能しているのは元RAが独立したパターンになります。
元CAが独立した場合は、まずは求人企業の開拓にかなり戸惑うようです。
そのまま中小の転職エージェントに転職しているケースも数多く見て来ました。
また、②のケースも良く見かけます。
これは求人企業の人事部に長年勤めた後、定年退職をしてから転職エージェントで起業するケースです。
クライアントはもちろん長年勤めた会社です。
しかしこのようなケースは、元勤めていた会社の他に求人企業と取引きをしていないケースも多くあります。
Dr.キャリアアドバイザー
まとめ 個人と大手の併用がおすすめです
以上個人の転職エージェントについて紹介してきました。
個人の転職エージェントにはそれなりの魅力があるのは本当のことですが、やはり大手の転職エージェントとの併用をおすすめします。
それでは両者をあらためて比較してみましょう。
個人と大手の比較表
個人 | 大手 | |
求人数 | ✖ | 〇 |
拠点数 | ✖ | 〇 |
ノウハウ | △ | 〇 |
上記のように大手の転職エージェントを利用する最大のメリットは、「みなさんの転職の可能性を広げる」事なのです。
やはり豊富な求人からみなさんに合った求人を、最大数紹介してもらえるのは魅力です。
Dr.キャリアアドバイザー
大手転職エージェントも利用しよう
個人の転職エージェントをご利用するなら、ぜひ大手との併用をおすすめします。
個人には個人の良さがありますが、次のように大手には大手ならではの魅力があるからなのです。
大手転職エージェントのメリット
②豊富な転職支援の実績がある
③幅広い業界への転職相談が可能である
④数多くの求人企業から最適な求人を紹介してもらえる
⑤経験豊富なコンサルタントが多数在籍している
⑥拠点がいくつかある場合がある
リクルートエージェント
2) 業界のリーダーとしてのコンプライアンスの遵守
リクルートエージェントは業界の雄としてコンプライアンスを遵守しています。このような会社ですので、勝手に書類不合格のような対応はしませんのでご安心ください。
dodaエージェントサービス
2) 老舗の転職サイトdodaを運営するノウハウ
dodaエージェントサービスは、リクルートエージェントに次ぐ業界2番手の最大手クラス。パーソルホールディングスの転職エージェントサービス部門であり、パーソルはテンプホールディングスとインテリジェンスホールディングスが合併して誕生したガリバー企業です。
パソナキャリア
2) 顧客満足度を追求するクレド経営を実践
そもそもパソナキャリアが女性が活躍する会社ですので、女性の転職支援は好評できっとみなさんの強い味方になるはずです。また「顧客満足度を第一とする会社方針」のもと、はじめての転職で不安を抱える求職者を親身にそして丁寧に転職サポートする事でしょう。