A君(20代会社員)
Bさん
A君(20代会社員)
Aさんは社会人経験3年目で、現在食品メーカーで営業職を行っています。
そんなAさんがアパレルへの転職に興味があるようです。
それではアパレル業界へ転職を考えた時、どのように転職活動をしたら良いのかを紹介します。
目次
アパレル業界に転職したい!
未経験なのですが、アパレルに転職希望です。どのように転職活動を進めたら良いでしょうか?
A君は現在食品メーカーで営業職をしているのですが、日々同じようなルーティン業務に飽き、前々から興味のあったアパレルに転職を希望しています。
Bさん
皆さんご存知の通り、新型コロナウィルスは特定の業種に大きなダメージを与えています。
景気後退を英語でリセッションと呼びますが、この時男性の雇用に大打撃だったため「マンセッション(男の不況)」と呼ばれるようになりました。
一方新型コロナウィルスは、ホテルや旅行などの「レジャー業」、レストランやバーなどの「飲食業」、アパレルをはじめとする「小売業」の雇用に大打撃を与えています。
そしてこれらの仕事には女性が多く働いているため、「シーセッション(彼女の不況)」と呼ばれています。
Dr.キャリアアドバイザー
それでもアパレルに転職したい
A君(20代会社員)
たしかに転職には時期(タイミング)がとても重要です。
時期によって有効求人倍率は大きく変わり、今まで転職出来なかった会社に転職出来たり、またその逆もあるのです。
そして転職時期にとって最良のタイミングは好景気です。
Dr.キャリアアドバイザー
A君(20代会社員)
Dr.キャリアアドバイザー
アパレル転職には転職エージェントを利用しよう!
Dr.キャリアアドバイザー
アパレルへ転職を希望する場合、やはり今までと同じ感覚で転職活動が出来るとは思わない方が良いでしょう。
各アパレル会社の「採用枠数」や「募集職種」、または「募集職種の採用条件」等が大きく変わっている可能性があるのです。
もちろん会社によっては、求人をクローズしてしまうところも出てくるでしょうし、仮に採用枠があったとしても若干名の可能性があります。
そしてこのような求人動向をいち早く察知しているのが、転職エージェントなのです。
Dr.キャリアアドバイザー
アパレルでおすすめの転職エージェント
ここでおすすめしたい転職エージェントは「①アパレルに特化した転職エージェント」と「②大手の転職エージェント」です。
①に関しては、やはりこのような「買い手市場(求職者不利)」な市場では、アパレルに専門特化した転職エージェントが強みを発揮します。
また②の大手については、転職市場全体の推移を把握しながらアパレルで働く「意味」「意義」「楽しさ」「大変さ」などを総合的にアドバイスしてくれるはずなのです。
そして②についても、ただ単に大手の転職エージェントという事では意味がなく、やはり総合大手でありながらアパレルに強いと言われている転職エージェントを利用すると良いでしょう。
Dr.キャリアアドバイザー
この3社を利用して転職活動を進める事をおすすめします。
各社の求人数の比較
クリーデンス | 784 |
リクルートエージェント | 189 |
パソナキャリア | 100 |
上記の通り主要サイトを比較してみると、クリーデンスの保有求人数が一歩抜きん出ているようです。
クリーデンス
2) アパレル関連の求人と転職支援実績が豊富
クリーデンスの魅力は何と言ってもアパレル特化のナンバー1転職エージェント。求人数も豊富で、アパレル業界への転職ノウハウも豊富です。
Dr.キャリアアドバイザー
幅広い職種から仕事を探せます!
非公開求人が70~75%
圧倒的登録者数は信頼の証
まだまだクリーデンスの魅力は満載です。
クリーデンスはアパレル業界に特化したサービスですが、その母体は大手人材サービスのパーソルキャリアです。
転職支援のノウハウや実績については、間違いなく業界トップクラスです。
リクルートエージェント
2) 業界のリーダーとしてのコンプライアンスの遵守
リクルートエージェントは業界の雄としてコンプライアンスを遵守しています。このような会社ですので、勝手に書類不合格のような対応はしませんのでご安心ください。
パソナキャリア
2) 顧客満足度を追求するクレド経営を実践
そもそもパソナキャリアが女性が活躍する会社ですので、女性の転職支援は好評できっとみなさんの強い味方になるはずです。また「顧客満足度を第一とする会社方針」のもと、はじめての転職で不安を抱える求職者を親身にそして丁寧に転職サポートする事でしょう。
アパレルのお仕事丸わかりガイド
それではアパレルの魅力と人気の職種についても紹介して行きましょう。
アパレル業界の魅力とは
②販売等の「接客」では、お客様と大好きなファッションについてコミュニケーションが出来ます。
③自社のブランド等を、広く世に出して広めたりすること出来る夢のある仕事です。
DV(ディストリビューター)
商品の売れ行き、店舗の特性を理解し商品在庫をコントロールする「司令塔」。
各店舗の売上、在庫、納品の管理や分析を行い、バイヤーが仕入れた商品やオリジナルブランドとして製品化した商品を効率良く采配するのが仕事です。
数字の分析やショップスタッフの意見などを踏まえて、商品の分配・店舗間移動を考えながら効率良く売り、商品完売を目標とします。
【キャリアパス】
【求められる資質・スキル】
SV(スーパーバイザ―)
良い売場作りを目指して、本社と店舗をつなぐパイプ役、または本社と店舗をつなぎ、複数の店舗の運営管理をするコーディネーター役。
多店舗経営を行っている企業では、一定のエリアの店舗を管理・運営します。
本社の指示を店舗に的確に伝達し、在庫を管理するほか、裏方としてショップスタッフたちの教育・指導、問題解決にあたります。
競合店を調査・分析し、売上向上の戦略を考えるのも重要な役割です。
店舗の環境を整え、自分の担当エリアに少しでも多くの「繁栄店」を作ることが腕の振るいどころです。
【キャリアパス】
【求められる資質・スキル】
MD(マーチャンダイザー)
総合的な分析力と決断力が求められる、企画・商品化のプロデューサー。
商品開発から販売計画、予算管理など店舗を中心としたブランド戦略をプロデュースし、営業成績に対し責任を持つのがマーチャンダイザー。
市場調査を行い、売上の動向やトレンドを分析して、ブランドや新商品の企画・生産計画を立てます。
そして素材やデザインを決めるほか、予算確保も行います。
また、商品が完成した際には販売戦略の骨組みを立て、仕入れから販売量、価格設定も考えます。
流行の変化が激しいファッション・ビジネスにおいて分析や決断を行う機会が多く重責を担いますが、その分やりがいのある仕事です。
【キャリアパス】
【求められる資質・スキル】
販売員
アパレル・ファッション業界では、就業人口の40%前後を「店長・販売」が占めています。
販売員の1日について
10:30 掃除・レジあけなど開店作業
10:45 朝礼
11:00 オープン 店頭で接客販売
12:00~17:00 順番にランチ
17:00~20:00 順番に夕方休憩
21:30 クローズ。その後レジ締めや商品整頓などの閉店作業
22:00 退社
販売職はやりがいがあります。
一方で年間休日数が114日と少なく、販売職を離れていく人は「多忙」「休みがない」を理由にするケースが最も多くなっています。
アパレル業界のここが大変!
②年収アップ・接客技術以外のキャリアアップが難しい。
③販売ノルマ(セット率・客単価・客数・点数など)。
④会社・ブランドによって、毎月の給料から自社商品を購入し着用しなければならない。
アパレルの職種別給料について
それでは職種別でのお給料について、年代別にチェックして行きましょう。
職種別の給料について
職種 | 25~29歳 | 30~34歳 |
---|---|---|
デザイナー | 305万円 | 372万円 |
MD、バイヤー | 370万円 | 411万円 |
広報・販促 | 359万円 | 430万円 |
営業 | 358万円 | 421万円 |
店舗管理 | 394万円 | 458万円 |
店長 | 331万円 | 380万円 |
販売 | 292万円 | 332万円 |
生産管理 | 324万円 | 374万円 |
アパレル業界でボーナスがでる企業は 全体の3割程度で、7割の企業はボーナスが出ないと言われています。
ボーナスの額も10万円台の会社も多く、 大手で10年以上の店長・SVクラスでも2か月分もらえないとこもあります。
まとめ アパレルへの転職には転職エージェント
いかがでしたでしょうか。
アパレル業界について良い点も悪い点も紹介させて頂きました。
またアパレルへの転職におすすめの転職エージェントも紹介させて頂きました。
良い点、悪い点はありますが、それでも「ファッションが大好き!」「ファッションでみんなを笑顔にしたい」「お客さんとファッションについて話したい」、こんな純粋なお気持ちがあるなら、ぜひアパレル業界への転職にトライしてみる事をおすすめします。
今は新型コロナウィルスの影響で大変な時期ではありますが、ぜひみなさんの転職が成功する事を願っています。