30代の正しい転職活動とは。
「30代の転職は楽しい」、これが正しい転職活動です。
「30代のワクワクした転職活動」、これこそが正しい転職活動です。
このイラストにある「子どもがウキウキ、ワクワクしているような感じの転職!」、これこそが正しい転職なのです。
それと言うのも会社員人生で「30代の転職」は、とても重要なターニングポイントになるからです。
それでは「なぜ30代の転職が重要なのか」「30代の転職を成功させるコツ」、そして「30代の転職は楽しいが正解の理由」について説明します。
30代の転職は楽しい!これが正解です
@DIMEが調査しました「30代の転職理由ランキング」を見てみましょう。
30代の転職理由ランキング
1位 | 待遇や職場環境への不満 |
2位 | スキルアップ/新しい仕事への挑戦 |
3位 | ライフスタイルの変化 |
4位 | 人間関係 |
5位 | 解雇・倒産・業績悪化 |
6位 | 仕事が合わない |
7位 | 体やメンタルの不調 |
8位 | 正社員になりたい |
9位 | 他の仕事に誘われた |
10位 | 会社の将来性に不安 |
Dr.キャリアアドバイザー
A君(20代会社員)
30代は会社員にとってとても重要な時期。
これからの会社員人生を充実させるためにも前向きな転職を心がけましょう。
理由は至ってシンプル。
単純に「後ろ向きより前向き」「否定的より肯定的な考え」の方が良くありませんか。
その方が、明るい未来をイメージできるはずなのです。
参照サイト:@DIME「30代の転職理由について」
調査期間:2020年12月3日~12月15日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:203人(女性96人/男性107人)
30代は市場価値が高いのです!
Dr.キャリアアドバイザー
A君(20代会社員)
Dr.キャリアアドバイザー
30代の市場価値が高い理由、それは以下のような事が考えられます。
30代の市場価値が高い理由
ビジネスの進め方、クライアントとの付き合い方を理解している
30代のビジネスパーソンは、20代でビジネスパーソンとしての基本や仕事の進め方などをひと通り理解して、これからまさしく会社に利益貢献する年代です。
つまり会社にとっては、とても貴重な戦力になる年代なのです。
会社から見ると、20代はどちらかと言うと「投資と成長の段階」ですが、30代はまさしく「会社を代表する戦力」という立場と捉えているのです。
組織にとても重要な管理職、または管理職候補」
30代になると管理職になる人が多く出始めます。
おそらく課長になる人も多いことでしょう。
課長職は組織にとって「売上げ」や「教育」という点でとても重要で、その組織が活性化するかどうかはまさしく課長次第なのです。
それゆえに課長の選任は、企業にとってとても重要ですし期待も大きいのです。
課長のマネジメント次第で売上げが大きく変わって来ますし、課長の教育次第で次世代の課長候補が生まれて来ます。
これは一般的には、メンバーとの距離がある部長の仕事ではありません。
つまり会社の成長には、課長のマネジメント力がとても深く関与してくるのです。
30代はコストパフォーマンスが抜群に良い
年功序列の会社が多い中、じつは30代のコストパフォーマンスが抜群に良いのです。
先にも紹介しましたが、30代はプレイヤーとしても重要ですし、管理職としても期待出来ます。
それにも関わらず多くの会社ではまだまだそれほど給与が高くありません。
会社への利益貢献が高いのに、あまり人件費としてのコストも高くないのです。
会社の組織は「逆ピラミッド型」が一番儲かるというのは、このような理由があるのです。
Dr.キャリアアドバイザー
30代はまだまだ何にでもなれるのです!
Dr.キャリアアドバイザー
@DIMEの「30代の転職理由ランキング」の第2位が「スキルアップ/新しい仕事への挑戦」でした。
このような転職理由は前向きで良いですよね。
じつは30代(特に30代前半)は、「新しいことへの挑戦」がギリギリ可能な年代なのです。
これが30代後半になるとかなり厳しく、そもそも転職活動自体も難しくなります。
新卒で右も左も分からないまま就職。
そのまま一生同じ会社に勤めるのも、ちょっと無理がある人もいることでしょう。
20代で会社員というものを学んで、「学生目線」でなく「社会人目線」であらためて就職(転職)する事は決して悪い事ではありません。
一定の社会人経験を経て、あらためて本当に自分が興味のある事に挑戦するなら、それは大いに応援します。
ただしここで言うところの挑戦とは、あくまで「同職種」で「同業界の他の会社(大手企業やベンチャー企業など)」「同職種で他業界」のような会社への挑戦になると思います。
30代が充実すると40代に花開くのです!
A君(20代会社員)
Dr.キャリアアドバイザー
当然ですが、20代の経験が30代へとつながり、30代の経験が40代へとつながります。
「成功体験」はとても重要な事ですが、同時に「失敗体験」も重要と言います。
それらすべてが経験となり、その経験を通して「戦略を練ったり」「メンバーの指導・教育」へと活きてくるからなのです。
そして「30代の経験が40代で花開く」の言葉の真意とは、「40代が会社人生を決める会社員の転機」という意味があるからなのです。
どういうことか?
これはシビアな言い方になりますが、ほとんどの会社員のキャリアは40代で最終決定するのです。
つまりその会社で中心的な管理職になるのか、それとも中心から外れた管理職になるのか。
40代で轢かれたその会社でのレールは、おそらく定年まで変わる事はありません。
かりにみなさんが会社員人生を全うするならば、30代の頑張りがすべてを決めてしまうのです。
このような事から後で後悔しないためにも、30代は頑張らないといけないのです。
Dr.キャリアアドバイザー
30代の失敗しない転職活動方法!
Dr.キャリアアドバイザー
30代が会社員生活において、とても重要な時期という事はご理解頂けたことでしょう。
それゆえに30代を迎える転職で失敗すると、その後の影響が心配されます。
ここでもう一度@DIMEのデータ「30代の転職で失敗したこと」を参照してみましょう。
30代の転職で失敗したこと
1位 | もっと他の会社と比較検討すればよかった |
2位 | 転職先のリサーチが足りなかった |
3位 | 20代のうちに転職すればよかった |
4位 | 面接対策・自己分析をしなかった |
5位 | 資格取得・スキルアップをしておけばよかった |
第1位の「もっと他の会社と比較検討すればよかった」、第2位の「転職先にリサーチが足りなかった」、第4位の「面接対策・自己分析をしなかった」といった事を見てみると、「そもそも転職活動を始めるべきではなかったのでは」と思います。
これらの転職失敗理由は、転職活動の正しい進め方から大きく乖離しているからです。
この中には、「転職失敗した!」「転職するんじゃなかった!」と後悔している人も多いことでしょう。
この転職で会社員としてのキャリアを台無しにした人もいると思います。
そう思うと、本当に残念で仕方ありません。
転職活動の基本は以下の通りですので、もう一度チェックしてみてください。
転職活動の基本を知ろう
転職活動を始める際に、まずは以下の点をしっかりと認識する事が重要です。
「退職理由」
まずは転職活動を始める前に、退職理由を明確にします。
今の会社でやりたいと思う事の確認や、他の会社でないと出来ない事の確認を行います。
この退職理由が、転職活動での志望動機となってくるのです。
「自己分析」
今一度、今までのご自身のキャリアを振り返ってみましょう。
そしてみなさんが経験してきたこと、身に付けたスキルについて振り返りながら、どんな仕事が一番自分に合っていたのかを分析します。
転職活動を始める前に、自分の得意なことや好きなことを明確にしておくことが重要なのです。
「会社分析」
退職理由と自己分析が出来たら、希望の会社のリサーチです。
希望する会社やその業界についてしっかりと勉強をして、今後の展望についても自分の言葉で話せるように準備しておくと良いでしょう。
そこまでしっかりと準備しておけば、本番の面接で失敗する事も少なくなるはずです。
また、希望する会社やその業界についてしっかりと勉強をすることで、みなさん自身がどのような形で求人企業に貢献できるのかを語れるようになるはずなのです。
みなさんの質問に回答します!
ここで今まで私自身が聞いたことのある、みなさんからの質問について紹介します。
同業界への転職を考えるべきですか?
未経験の職種に挑戦してみたのですが。
ベンチャー企業で幅広い経験を積みたいのですが。
30代の成功する転職活動方法!
Dr.キャリアアドバイザー
転職エージェントを賢く利用する。
ここであえて強調したいのは「賢く」の部分です。
転職エージェントのご利用者が増加傾向にありますが、ハッキリ申しますが「転職エージェントは完璧ではありません」。
転職エージェントにはメリットと同時に、いくつものデメリットがあるのです。
例えば「転職エージェントに腹立った話し」や「転職エージェントって使えない」といった数々の事例があります。
参考にしたい記事
転職エージェント本当にむかつく!見捨てられる気持ちが分かるのか?
またはあまり一般的には知られていないような「転職エージェントの裏事情」などもあります。
参考にしたい記事
転職エージェントの裏事情。求職者のみなさんはこんな実態に耐えられますか。
Dr.キャリアアドバイザー
このように書くと、「それなら転職エージェントなんて利用しなければいいのでは!?」と思われるかもしれません。
しかしこの考えは間違えです。
なぜなら、30代の転職には失敗が許されないからなのです。
転職エージェントには以下のような魅力があるので、やはり「賢く利用」することをおすすめします。
①たくさんの求人情報を知っている
②各求人企業のリアルな情報を知っている
③たくさんの転職事例を知っている。
④そして、彼らのその後についても把握している事がある
⑤みなさんのキャリアを一緒に振り返ってもらえる
⑥それにより自分の希望について考えがまとまる
Dr.キャリアアドバイザー
①30代の転職は楽しい!と心底思う事
②転職エージェントを賢く利用する事
30代におすすめの転職エージェント
Dr.キャリアアドバイザー
30代におすすめの転職エージェント、そのポイントはズバリ「求人数の多さ」と「転職支援実績数」です。
30代の転職は失敗が許されません。
みなさんの可能性を狭めないために「より多くの求人の中から」「信頼できる求人」を紹介してもらう事が重要です。
そしてたくさんの求職者に対して「自己分析のサポート」をしてきた実績なども重要です。
そうすると結果的におすすめの転職エージェントは「大手転職エージェント」になるのです。
②豊富な求人こそが、みなさんの可能性を広げるチャンス
③信頼できる求人(ブラック企業などは論外)を紹介してもらえる
④自己分析のサポートをしっかりと行ってもらう
リクルートエージェント
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