Aさん(20代)
転職の相談は誰にすれば良いのでしょう?
「親ですか?」「彼氏さん、彼女さんですか?」「同僚ですか?」。
まさか「会社の上司に転職相談」はしないですよね。
「転職の相談」のような重要な話しは、誰に相談するべきかは悩みますよね。
それでは「転職相談をするならこの人!」とおすすめ出来る相談相手を紹介します。
転職活動を始める前に、ぜひこの人に相談してみて下さい。
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目次
転職の相談、そもそもの転職理由は
転職の相談相手を誰にするのか。
転職相談は「転職をしたい理由」によって、相談する相手も変わってくるかもしれません。
まずは転職に対するアンケート調査を紹介します。
20代を対象に「転職をしたくなる理由」についてアンケートを集計しています。
転職をしたくなる理由
2位 残業が多い
3位 会社の将来性が不安
4位 休日が少ない
5位 仕事がつまらない
転職相談は転職理由で相手を選ぶ
アンケート結果からも分かるとおり、転職理由は人それぞれです。
会社の待遇面であったり、会社そのものの将来性であったり、または仕事そのものに対する興味など。
転職相談をする時に注意してもらいたい事、それは転職相談は転職理由によって相手を選ぶことです。
Dr.転職アドバイザー
給料について不満がある
まずは転職理由第1位の「給与に不満」があるケース。
Dr.転職アドバイザー
会社の先輩に相談すれば、たとえばみなさんの今後の昇給をリアルにイメージしやすくなるはずです。
このような昇給については、さすがに社内の人しか分かりませんよね。
ここがポイント
みなさんが20代だとしたらこれからの社会人人生は長いのですから、決して今の段階での給料を不安に思って転職を決断する事はありません。
また友人に相談するのも良いでしょう。
オープンに話しを出来る良好な友人関係だったら、お互いの給料を言い合う事が出来ます。
ここに注意!
しかしこの場合は注意が必要です。
友人の会社の待遇と比較するときには、かならず残業時間や有給休暇の消化状況も確認ください。
じつはみなさんの会社の方が、トータルでは良い待遇という事も考えられるからです。
残業や休日について不満がある
「残業が多い」や「休日が少ない」ので転職したい人も多いようですね。
この場合は、やはり他の会社と比較してみるしかありません。
Dr.転職アドバイザー
しかしその場合はひとつ注意が必要です。
出来れば「同業界」での比較が望ましいですし、かつ「同職種」で比較するべきでしょう。
これが業界が違ったり、職種が違ったりするとまったく比較の意味がありません。
ここがポイント
「残業が多いのは全員がそうなのでしょうか?」「早く帰れてる人はいないのでしょうか?」、また早く帰れてる人がいたなら、それはどうしてなのでしょうか。
もう一度社内を見まわして「早く帰る」「休日はしっかりと休む」といった事が出来ないのかを確認してみてください。
会社の将来性に不安がある
会社の将来に不安がある。
Dr.転職アドバイザー
ただし上司に相談する場合は、「転職を考えている」といったことは口に出さない方が良いでしょう。
余計な悪いイメージがついてしまうかもしれません。
上司や先輩なら、会社の将来性について詳しく話しをしてくれることが考えられます。
会社の財務状況やキャッシュフローなどについてもみなさんよりも詳しく知っているかもしれません。
しかし会社が永続的に続くかどうかの判断は、誰がしても難しいものです。
むしろ不可能かもしれません。
ここがポイント
会社の将来性は、社長のビジョンや考え方、人柄などが一番関係してくるものなのです。
Dr.転職アドバイザー
仕事内容に不満がある
Dr.転職アドバイザー
みなさんがやりたい事が、その会社で実現出来るのかどうかを相談してみましょう。
配置転換や新規プロジェクトへのアサインの可能性についても、相談してみると良いかもしれません。
そして相談する前に注意です。
ここがポイント
具体的にやりたい事が無いのに、相談するのは止めておきましょう。
転職相談、みなさんは誰に相談しますか
続いて、みなさんのまわりにいる方を想定しながら、相談相手の良い点・悪い点などを見ていきましょう。
親に相談する
結論から言いますと、親への相談はあまりおすすめ出来ません。
理由は、親はやはりみなさんがかわいいはずですので、どうしてもみなさんの気持ちに「同調」しがちなのです。
たとえば残業が多いと相談したら、「体を壊したら大変!」と転職をすすめてくるかもしれません。
それはそうですよね、心配ですよね、親としては。
しかし、多いと思っていた残業も、同業と比較したらそんなに多くない!という事もありえます。
親や家族は、どうしても「心情的」なものが優先するケースが多いのです。
Dr.転職アドバイザー
友人に相談する
転職相談はやはり友人が一番気軽に出来るかもしれません。
みなさんも本音で話しがしやすい事でしょう。
会社の愚痴なんかも気兼ねなく出来ますからね。
これが会社の同僚ですと、よほど信用出来ない限り100%の本音で話せないかもしれません。
しかし友人への相談をするパターンでは、内容が「会社の愚痴」が多くなるようです。
これでは、本当の真意も伝わらないでしょうし、ご友人も適格なアドバイスが出来ないでしょう。
ほとんどが、「えっ、そんな会社なら辞めちゃえば!」といったパターンになりがちです。
友人や親は、一番相談しやすいかもしれません、親身になって転職の相談にのってくれる事でしょう。
しかしほとんどのケースで、みなさんの愚痴に「同調」しがちなのです。
今後のキャリア真剣に考えるならばそのような同調は、リスクにもなり得る事を覚えておいてください。
Dr.転職アドバイザー
彼氏・彼女に相談する
これは相手によるところが大きいでしょう。
相手はおそらくみなさんとほぼ同じ世代。
経験値もおそらく大差無い場合が多いでしょうから、適格なアドバイスが難しいかもしれません。
このようなケースでも「情」に流されてしまうケースが多いようです。
しかし、たとえばみなさんが彼氏や彼女と「同業界」への転職を希望する場合。
そのようなケースの場合は、率直な生の意見を聞けますので、ぜひ参考にしてみてください。
これはじつは「友人」に相談する時も一緒です。
みなさんと同世代の方が、どのように働いているかをイメージしやすい事でしょう。
このような現場を知る生の意見は、転職のプロの意見に匹敵します。
Dr.転職アドバイザー
上司・同僚に相談する
上司や同僚へ転職相談するのは、当然ですが慎重に行かなければなりません。
「あいつ、じつは転職活動してるんだぜ!」
このようなうわさが社内で流れたら、かりに転職をしないで今の会社に居続けた場合は、その後が心配です。
とくに上司への相談となると、あまりおすすめは出来ません。
今はどの会社も慢性的な人手不足。
間違いなく残留を提示してくるはずです。
上司に相談した結果、みなさんが思っている今の不安や不満が改善するなら良いのですが。
こればかりは、その上司次第ですので、この場では適格な事は言えません。
もし相談するなら、上司も同僚も本当に信頼出来る人を選ぶようにしましょう。
とくに同僚ならば、一緒に仕事をしている仲間ですので、みなさんの悩みなども人一倍理解してくれるかもしれません。
Dr.転職アドバイザー
転職相談はやはりプロに相談しましょう
親や友人、または会社の同僚や上司に転職相談するパターンを紹介して来ました。
このような周りの人のサポートは重要だと思います。
先に書いたような事に注意しながら、転職相談してみるのも良いでしょう。
そして周りのサポートを受けながら、ぜひもうひとつ検討して頂きたいのが、「転職エージェント」への相談です。
転職エージェントは、みなさんの転職をサポートしてくれる、いわば「転職支援のプロ」です。
これまでにも多数の転職支援の実績があるはずですので、そのノウハウを享受することで、転職が成功に近づくはずです。
リクルートエージェント
メリット
②転職支援実績数もナンバー1。
デメリット
特徴
対象年齢 | 20代・30代 |
公開求人数 | 120,000件 |
非公開求人数 | 160,000件 |
拠点数 | 15か所 |
面接対策 | ◎ |
職務経歴書の添削 | ◎ |
リクルートエージェントは、転職エージェントサービスの中でも最大手の総合型転職エージェントです。
公開求人だけでなく、豊富な非公開求人や有名企業の求人案件、幅広い業種・職種が充実しているのが特徴です。
最初に登録を検討すべき転職エージェントサービスというのは間違いありません。
dodaエージェントサービス
メリット
②求人案件は、東京都内を含む大都市だけでなく地方の求人案件も豊富に保有。
デメリット
特徴
対象年齢 | 20代・30代 |
公開求人数 | 100,000件 |
非公開求人数 | 40,000件 |
拠点数 | 12か所 |
面接対策 | ◎ |
職務経歴書の添削 | ◎ |
dodaは転職サイトとエージェントサービスの両方が最大手クラスのサービスです。
求人保有数も豊富で約10万件の求人数は業界2位となっています。
マイナビエージェント
メリット
②メディカル系職種の転職サポートが充実している。
デメリット
②20代以外の転職支援はあまり得意ではない。
特徴
対象年齢 | 20代中~後半 |
公開求人数 | 25,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
拠点数 | 10か所 |
面接対策 | ◎ |
職務経歴書の添削 | ◎ |
「20代に信頼されている転職エージェントNo.1」を獲得するなど、若手層への転職支援を得意としています。
またキャリアアドバイザーの対応が親身で丁寧と評判ですので、はじめて転職活動をする人におすすめの転職エージェントです。
パソナキャリア
メリット
②顧客満足度を追求するクレド経営を実践。
③オリコン顧客満足度「転職エージェント部門」で第1位を獲得。
デメリット
特徴
対象年齢 | 20代・30代・40代 |
公開求人数 | 35,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
拠点数 | 7か所 |
面接対策 | ◎ |
職務経歴書の添削 | ◎ |
人材派遣のリーディングカンパニーとして数多くの求人企業との密接な関係をもとに、女性向けやハイクラス向けの良質な非公開求人が多数揃っているのが特徴です。
またキャリアアドバイザーが親切・丁寧と評判で、「履歴書・職務経歴書の添削」や「面接対策」等のサービスに注力しています。
type転職エージェント
メリット
②老舗企業ゆえ様々なノウハウで「転職エージェント」「転職サイト」「転職フェア」などを運営している。
デメリット
②拠点が東京の1か所のみなので、関東圏在住の方にのみおすすめ。
特徴
対象年齢 | 20代・30代 |
公開求人数 | 8,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
拠点数 | 1か所 |
面接対策 | ◎ |
職務経歴書の添削 | ◎ |
転職者の71%が年収アップするというtype転職エージェントのサービス。
経験豊富なキャリアアドバイザーが多く、その適格なアドバイスによりみなさんの転職が成功に至るのでしょう。
はじめての転職なら、なおさらプロに相談しましょう
みなさんの転職活動が、これがはじめてだとします。
そうすると、何から手を付けて良いのか分からないですよね。
転職活動を成功に近づけるためには、正しい転職活動を行うべきです。
Dr.転職アドバイザー
おすすめ特集記事
転職エージェントのおすすめはどこ?これこそが本物の転職エージェント徹底活用ガイドです!
無料で転職相談が出来る
転職エージェントへキャリア相談は無料で行えます。
転職エージェントのビジネスモデルは、みなさんが転職に成功したときに、求人企業からお金が貰える仕組みになっているのです。
みなさんには、最初から最後まで一切の費用は発生しませんので、ご安心下さい。
*交通費などはみなさんのご負担になりますので、ご留意ください。
転職相談が電話で出来る
「転職エージェントに登録したいけど、近くに拠点が無い」
こんな場合でも心配することはありません。
ほとんどの転職エージェントで、電話での転職相談を受け付けています。
転職活動の進め方を相談できる
はじめての転職活動をする方。
何から手を付けたら良いのか分からないですよね。
まずみなさんがやる事は、「なんで転職したいのか」の考えをまとめて、そして「次に何をしたいのか」をまとめることです。
簡単に言ってしまいましたが、じつはこれが一番大変です。
しかし、この「転職に対する考え方の軸」はとても重要ですので、ここは転職支援のプロであるキャリアアドバイザーと相談しながら固めていくのも良いでしょう。
求人企業について相談できる
転職エージェントを利用するメリットのひとつでもある「求人の紹介」。
みなさんが求人を探すといっても限界があると思います。
世の中には無数の求人案件があり、そこからみなさんにピッタリの求人を見つける!なんてほとんど不可能な話しです。
自分ひとりで転職活動をしていたら出会えなかったような求人を紹介してもらえる可能性があるのが最大の魅力でもあります。
書類の作成について相談できる
「履歴書を書いたことありますか?」
「職務経歴書を書いたことありますか?」
今回がはじめての転職ならば、とうぜんこのような書類を書いたことなんてありませんよね。
そうすると当然「その書き方」も分からなくて当然です。
ネットで検索すれば書類の書き方はたくさん出てきます。
しかし、「人事に受ける書類の書き方」は、転職支援のプロでないと分かりません。
ほとんどの転職エージェントで、みなさんの応募書類の添削を行ってもらえるので、ぜひご利用してみてください。
面接について相談できる
これも「就職活動以来」のことですよね。
面接。
就職活動の時にやってから、会社員生活ではまず「面接」はやらないですよね。
「初対面の人と話すときにすごく緊張する」といった、面接が苦手な方もたくさんいます。
しかし面接も応募書類と同様で、ポイントを押さえておけばOKなのです。
ポイントさえ外さなければ、本番の面接で緊張してもまったく問題ありません。
そのポイントをキャリアアドバイザーから教わるのです。
退職交渉について相談できる
「やった!内定だ!」
内定を通知された瞬間は、このように飛び上がるほど嬉しいことでしょう。
しかし、喜びも束の間、今度は今働いている会社に「辞める」と言わなければなりません。
これもストレスに感じる人が多いようです。
このような退職交渉がどうも苦手と言う方にも、転職エージェントのキャリアアドバイザーはアドバイスをしてくれます。
次の会社の待遇について相談できる
そして内定が出た後、その会社に入社するかどうかの判断をする前に重要な事があります。
それはみなさんが入社したあとの条件の確認です。
給与はどれくらい、休日はどれくらい、残業はどれくらいと言った事をキャリアアドバイザーを通して再確認が出来ます。
例えば給与に今一つ納得が出来ない場合は、キャリアアドバイザーから求人企業に年収交渉などもしてくれます。
入社する前に、出来るだけ不安を払拭して、納得感を持って入社したいですよね。
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まとめ 一人で悩まない、転職相談はしかるべき相手に
「転職をしたい」「会社を辞めたい」といった時、やはり一人で悶々と悩むことはやめましょう。
ひとりで悩むと、どうしてもみなさんが理想とするゴールに近づけなくて、結局転職に失敗してしまうケースもあります。
みなさんのまわりにいる信頼出来る人、そんな方に一度相談してみてはいかがでしょうか。
ひとりで悩んでいたら解決できなった事でも、何かしらのヒントを得られるかもしれません。
そして転職支援のプロである、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談する事もご一考ください。
それでもキャリアアドバイザーもピンキリですので、相談する相手もしっかりと見極めましょう。
みなさんの人生にも関わる事ですからね。