Aさん(20代)
つい10数年前までは、エリートである銀行員が転職について「本気で考える事」は今より少なかったはずです。
最近は就職して3~5年くらいの若手銀行員がこのように悩んでいるようです。
「ノルマがきつい」「仕事がつまらない」「転勤が多い」「リストラが多い」等、色々な不満があるようですがちょっと待ってください。
せっかく入った希望の就職先ですよね。
銀行で働くという事は、一部の人からは今でも憧れです。
なかには「三菱UFJ銀行を辞めたい」「みずほ銀行を辞めたい」「三井住友銀行を辞めたい」という人もいます。
ここでは早まって銀行を辞める前にちょっと立ち止まって、客観的にご自身の立場を考えた上で今後の事を考えるようにしてください。
目次
銀行から転職、銀行ブランドの凋落
Dr.転職アドバイザー
銀行で働く。
それはかつては多くの就活生にとって「商社」と並んで人気の就職先でした。
大企業の本社が東京に集中しているので、特に地方で働く人にとっては「地方銀行への就職」はまさしく憧れでもありました。
しかしそのような傾向がまったく見られなくなりました。
それではかつてのエリートである銀行の人気が凋落した原因は何が考えられるのでしょう?
*ここからは私的コメントが含まれますのでご容赦ください。
その①「バブル経済の崩壊」
やはりキッカケは1990年初頭に起こった「バブル経済の崩壊」がキッカケだったと思います。
バブル経済崩壊の影響は、実質的にその後数十年に及ぶ「失われた20年」を引き起こした要因と言えます。
目に見える形での金融機関への影響としては、1991年7月に東邦相互銀行(本店所在地、愛媛県)が破綻しました。
それまでは銀行が倒産するなど誰も想像出来ず、ここから銀行の不敗神話が崩壊したとも言えるでしょう。
1997年11月には、準大手証券会社であった三洋証券のコール市場でのデフォルトでの破綻、同年同じ時期には当時の都市銀行(大手銀行)のひとつであった北海道拓殖銀行(拓銀)が、またなんと四大証券の中でも伝統があった山一證券がそれぞれ破綻しました。
その②「まさかの三長銀が消えた!?」
Dr.転職アドバイザー
かつては日本銀行(日銀)を除く「銀行の中の銀行」と呼ばれた三長銀。
戦後の日本を支えた銀行と言っても過言でない「日本興業銀行(興銀)」「日本長期信用銀行(長銀)」「日本債券信用銀行(日債銀)」の名前が消えたのです。
これは本当に信じられない出来事でした。
まさしく戦後の日本経済を支えてきた「銀行神話」の崩壊の象徴と言えるでしょう。
当時の都市銀行に勤務する行員はエリートと言われましたが、この三長銀に勤務するのは別格でした。
まさしくエリート中のエリートと言われる存在だったのです。
日本債券信用銀行は、1998年12月に経営破綻し一時国有化、2000年には投資グループに売却され、その後2001年に「あおぞら銀行」に行名変更をしました。
日本長期信用銀行は、バブル崩壊後の不況で経営破綻して、山一證券や北海道拓殖銀行と並んで平成不況を象徴する大型倒産と言われました。
経営破綻後は一時国有化を経て、「新生銀行」に改称しました。
そして日本興業銀行です。
三長銀の中でも特に際立った銀行で、日本興業銀行こそがまさしく「TOP OF BANK」と言えたでしょう。
しかしバブル経済崩壊の影響は、さすがの興銀にも打撃を与えて、2000年には「富士銀行」「第一勧業銀行」と共に金融持株会社となる「みずほホールディングス」となり、生き残りの道を選んだのです。
Dr.転職アドバイザー
その③「不良債権、低金利の長期化」
数々の銀行が破綻や合併により、その銀行名が消えて行きました。
やはりバブル経済崩壊による「大量の不良債権」、長引く景気低迷による「超低金利」。
この2点による決定的なダメージにより、かつての大銀行はその名前が消えて行ったのです。
銀行員の退職理由と転職先
Dr.転職アドバイザー
銀行員の退職理由
営業ノルマや、上司からのプレッシャー |
転勤頻度が多いため、生活環境がガラリと変わるため |
お客様を無視した強引な営業やお願い営業 |
人間関係(パワハラやセクハラを含む) |
資格取得のための勉強が辛い |
銀行員の転職先
転職理由 | 割合 | |
---|---|---|
1位 | 金融機関(銀行・保険等) | 40% |
2位 | 医療機器メーカーや製薬会社のMR | 15% |
3位 | 建設・不動産業界 | 10% |
4位 | 人材サービス | 7% |
4位 | 機械・電機メーカー | 7% |
その他 | 21% |
辞める前に必ず転職エージェントに相談を
「辞めます、もう限界です!」と、ストレスでかなり逼迫している人もいることでしょう。
「人間関係」や「仕事の重圧(プレッシャー)」が続くと、精神面で追い込まれてその後の人生にも大きな悪影響を及ぼす事があります。
このような精神的なストレスは「仕事のパフォーマンスを低下」させるというデータもあります。
負の連鎖により自分を見失い行き場を失うようでしたら、そうなる前に早く転職を考えた方が良いでしょう。
しかし、「今の仕事がつまらないから。」といったような単純な理由の場合は、「もう辞める!今すぐ転職だ!」と言ったことは考え直してみてください。
そこで提案です。
Dr.転職アドバイザー
転職エージェントでは、みなさんの「今までのキャリア」と「これからの希望」をヒアリングして、希望に合う会社を紹介してくれるはずです。
ここで「希望の会社」「やりたい事が実現出来そうな会社」があるようでしたら、本格的に転職活動を始めても良いでしょう。
しかしほとんどの場合は、「今の会社より就業条件が落ちる。」「希望条件を叶えるような求人を紹介してもらえなかった。」となります。
それだけ銀行は待遇・条件が良いのです。
それでも「どうしても銀行を辞めたい!」という事でしたら、キャリアアドバイザーのアドバイスを聞きながら慎重に転職活動をしてみましょう。
その際に注意です。
銀行員の転職におすすめの転職エージェント
Dr.転職アドバイザー
転職エージェントで確認しておくべき事
②キャリアアドバイザーに相談をして、まずはご自身の市場価値をチェック。
③紹介された求人案件を詳細にチェック。
④たくさんの銀行員の転職支援実績があるキャリアアドバイザーからのアドバイスを参考にする。
⑤「転職をするのか」「現職に残るのか」をあらためて再確認する。
上記の事を会社を辞める前にしっかりとチェックするようにしておきましょう。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは転職のプロです。
みなさんが「転職した方が良いのか、それとも現職に留まった方が良いのか」について、プロとしてのアドバイスをしてくれるはずです。
何人もの銀行員の転職を見てきたキャリアアドバイザーの意見は貴重ですし、ここではたくさんの銀行員の転職支援をして来た転職エージェントを紹介します。
まず最初におすすめしたい転職サービスは、「ビズリーチ」と「キャリアカーバー」です。
この2つのサービスをおすすめする理由は、「年収1,000万円以上の高年収求人案件を紹介する転職サービス」だからです。
銀行員のみなさんの年収はかなり恵まれていますよね。
そんなみなさんがいざ転職エージェントに登録して紹介される求人案件を見ておどろくのが「年収」です。
おそらく紹介される求人案件のほとんどで「年収ダウン」になるはずです。
みなさん転職エージェントにキャリア相談をしに来た当初は、「たとえ年収がダウンしても良いので、自分に合った仕事を紹介して欲しいです。」と言います。
しかし実際のところはほとんどの人が、いざ内定が出ても年収がダウンすると分かると入社はしません。
そこであらかじめ「高年収の求人案件」だけを取り扱う2つの転職サービスを利用してみてください。
ビズリーチ
ハイクラスにぜひおすすめしたい転職サイトがハイクラス転職サービス認知度No.1のビズリーチです。
ビズリーチのスゴイところは、ユーザーからも求人企業からも「ハイクラス転職サービス」として高い評価を得ている点です。
特に「年収1,000万円を狙いたい!」と考えている求職者の方には、ダントツナンバー1のおすすめ転職サイトです。
ビズリーチのおすすめポイント
②8割以上がスカウトからの転職成功者。思わぬ企業との出会いに期待。
③企業の中核を担うハイクラス求人に出会える。やりがいも一押しに。
もしみなさんがミドルクラスのビジネスパーソンなら、ぜひ「ひとつ上の転職」を実現するために利用したい「ハイクラス転職」サービスです。
キャリアカーバー
ビズリーチと併せておすすめしたい「ハイクラス転職」がキャリアカーバーです。
キャリアカーバーとビズリーチはほぼ同じサービスで、どちらもヘッドハンターからのスカウトを待つサービスや求人を検索して応募できるサービスとなっています。
キャリアカーバーのおすすめポイント
②年収800万円以上の求人案件が約50,000件。
③非公開求人情報など会員限定の情報が閲覧可能。
Dr.転職アドバイザー
リクルートエージェント
2. 登録数が圧倒的ナンバー1
3. 転職支援実績が圧倒的ナンバー1
転職支援数は累計で約50万人と突出した実績を誇ります。リクルートエージェントでは、各業界・各業種に精通したキャリアアドバイザーが求職者の希望やスキルに沿った求人を厳選して紹介します。もちろん金融業界を得意としてキャリアアドバイザーも多数在籍しています。
dodaエージェントサービス
2) キャリアアドバイザーの質が良い
dodaの転職エージェントサービスは、年間18,000人以上の転職成功をサポートし、業界最大手の一角となっております。dodaは、パーソルホールディングスの転職エージェントサービス。テンプホールディングスとインテリジェンスホールディングスが合併して誕生したガリバー企業です。
JACリクルートメント
2) 外資系企業・ミドルクラス以上に強み
外資系企業を得意とするJAC リクルートメントは、600万円以上の求人が充実していてミドル層以上の方にとって大変魅力的な転職エージェントです。ロンドン発祥の日系転職エージェント。グローバルなネットワークを持っている点で、他社と一味違った特徴があります。銀行員の中で得た資格や語学を生かして、外資系に転職したいという方におすすめです。
パソナキャリア
2) 顧客満足度を追求するクレド経営を実践
そもそもパソナキャリアが女性が活躍する会社ですので、女性の転職支援は好評できっとみなさんの強い味方になるはずです。また「顧客満足度を第一とする会社方針」のもと、はじめての転職で不安を抱える求職者を親身にそして丁寧に転職サポートする事でしょう。
Spring転職エージェント
2) 外資系企業に強い
アデコは転職エージェントサービスを「Spring(スプリング)」というブランドで世界規模で展開してる世界第1位の人材サービス会社です。世界的企業として、外資系の求人案件に強みがあります。アジア・ヨーロッパ16カ国に、700人以上のコンサルタントがいるアデコグループ。世界的な人材サービス会社なのです。
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コトラ
2) 外資系金融に転職したい方におすすめ
金融業界向けの転職エージェントとしては最大手のうちの一社です。証券会社、銀行、投信、投資顧問、PEファンド、不動産ファンド、ベンチャーキャピタル、保険業界等への求人案件を豊富に保有しています。フロント・ミドル・バック、それぞれ多数の求人案件を保有しています。
本当に辞めるのですか?銀行の魅力について
銀行の仕事や社風、就職するまでに思っていたイメージと違っていた。
このように考え銀行を辞めたいと考える人がいます。
この傾向は若手の銀行員に強い傾向にあるようです。
しかしこれは何も銀行にかぎった話しではありません。
どの会社でも若手社員は、入社前と入社後のギャップに悩んで転職を考えます。
就職する前の大学生などが、入社後にこのように思ってしまうのも無理はありません。
しかし、銀行には良い面もたくさんあります。
会社の中にいるとそのような事は感じづらいのかもしれません。
しかし第三者の視点からしても、以下のような点がうらやましく思えます。
会社としてのブランド力が抜群に良い
まず銀行に勤めていると羨ましいのが、その「ブランド力」です。
大手銀行の名前を知らない人はいませんよね。
テレビでCMもしていますし、当たり前のように街の至る所に支店があります。
コンビニのATMに行けば、そこには各行のロゴマークもあります。
知名度で言えば、日本の会社としては携帯電話会社や公共機関などと並んで、すべての世代でダントツでしょう。
これは地方銀行でも一緒です。
さすがに地方銀行では全国での知名度はあまり高くないかもしれませんが、それこそ地元ではみなさんご存知のことでしょう。
世の中のほとんどの会社ではこうは行きませんよね。
このブランド力、知名度の高さは本当にスゴイことなんですよ。
個人としての信用力が高い
そしてそこで働く銀行員は、会社の業務内容のイメージもあって信用力が抜群に高いです。
銀行員と聞くだけで、「真面目で誠実」といったイメージなのです。
逆にこのようなイメージが窮屈に感じる人もいるかもしれませんが、これも銀行員ならではの利点です。
このような事も普通の会社で勤めていると味わえない特権なのです。
あくまでイメージではあるのですが、信用力は低いより高い方が良いですよね。
これだけでも合格点です
このように会社としても、個人としてもイメージが良いのは本当にお得ですよね。
たとえば営業活動をするときでも、銀行の名刺を持っているのと、あまり知名度の高くない会社の名刺では、そもそもドアノックの初訪問の段階でも大きく違います。
普通の会社ですと、アポイントの電話を取るのも一苦労です。
まずは何をやっている会社なのかを説明しなければなりません。
しかし銀行ですと、少なくともお客さんは何をしている会社かは理解してくれます。
このような差も大きいですよね。
就活学生にとって人気の業種です
銀行は就活学生の人気ランキングでも人気です。
このような人気業界に入れたのも素晴らしいことです。
以下は就活学生に人気の「マイナビ」による「2020人気企業ランキング(文系)」です。
順位 | 会社名 |
---|---|
第3位 | 東京海上日動火災保険 |
第16位 | 三菱UFJ銀行 |
第17位 | 損害保険ジャパン日本興亜 |
第19位 | 野村證券 |
第22位 | 日本郵政グループ |
第23位 | 三井住友銀行 |
第26位 | 日本生命保険 |
第29位 | 第一生命保険 |
第33位 | 三井住友海上火災保険 |
第47位 | みずほフィナンシャルグループ |
第48位 | 明治安田生命保険 |
第53位 | SMBC日興証券 |
第74位 | りそなグループ |
第90位 | 住友生命保険 |
第93位 | 大和証券グループ |
以上のように文系学生の人気ランキングトップ100に15社もランクインしているのです。
就活学生にとって憧れの業界とも言えるでしょう。
給与が高いです
就活学生にも人気の銀行。
その人気の理由は、どうやら「高年収」と「エリート」というイメージが強いそうです。
銀行でも大手銀行と地方銀行では待遇がまったく違ったりするのですが、就活学生からは憧れの職業と思われています。
それでは、DIAMOND ON LINEで発表にあった「全国銀行員の平均年収ランキング」をチェックしてみましょう。
順位 | 会社名 | 平均年収 |
---|---|---|
第1位 | 三井住友トラストHD | 1,303万円 |
第2位 | 三井住友FG | 1,151万円 |
第3位 | 第四北越FG | 1,108万円 |
第4位 | 三十三FG | 1,098万円 |
第5位 | コンコルディアFG | 1,080万円 |
以上がベスト5となっています。
大手行でベスト10に入っていたのは、三菱UFJFGの1,067万円でした。
ちなみに銀行を「大手銀行」「地方銀行」「第2地方銀行」と区分して平均年収を調査してみると以下のような結果となりました。
大手銀行 | 760万円 |
地方銀行 | 635万円 |
第二地銀 | 550万円 |
一言で銀行と言いましても、年収には差があるようです。
退職金も恵まれています
銀行員が恵まれているのは「給与・年収」だけではありません。
退職金も恵まれていることでしょう。
銀行だけでなく、金融機関は退職金が充実している傾向にあるようですね。
それでは大手三行の退職金について紹介します。
こちらはあくまで参考値であり、個別の差があることはご了承ください。
三菱東京UFJ銀行 | 3000万円 |
三井住友銀行 | 2000万円 |
みずほ銀行 | 3000万円 |
離職率も高くありません
このように見ていきますと、待遇面ではやはり銀行員は恵まれているようですね。
それでは他の業界との離職率を比較してみましょう。
これほど待遇の良い銀行の離職率はどのくらいなのでしょうか。
平成29年度の厚生労働省の調査をもとに検証します。
まず業界全体の平均離職率は「8.5%」でした。
そのなかで「金融業・保険業」のデータをはじめ、他業界のデータを見ながら比較してみましょう。
業界 | 離職率 |
---|---|
全業界平均 | 8.5% |
金融・保険業 | 7.3% |
製造業 | 5.0% |
宿泊・飲食業 | 17.6% |
卸売・小売り業 | 8.0% |
厚生労働省のデータでは銀行の離職率では無く、金融・保険業のデータとして発表がありました。
その結果は業界平均よりも低い「7.3%」となっていました。
大手銀行の離職率(入行3年以内)について
ちなみに参考データです。
東洋経済社が行った「入行3年以内の退職率」調査によりますと大手三行の離職率は以下のようになっていました(2017年調査)。
銀行名 | 離職率 |
---|---|
三菱UFJ銀行 | 8.1% |
三井住友銀行 | 7.5% |
みずほ銀行 | 8.4% |
辞める前に確認してください
このように比較的に恵まれているのにも関わらず、それでも辞めたいと思った場合には以下を確認してみて下さい。
2. 銀行員としてやりきりましたか?
せっかく入った銀行を辞める前に、まずはこの2点について確認してみましょう。
副業は認めらていますか
大手の銀行が副業を解禁どころか、副業を推進し始めています。
数年前には考えられない状況です。
今では大手銀行はじめ地方銀行まで副業を解禁しています。
各行は今までのビジネスモデルだけでは限界を感じて、各行員が自らのスキルを得て欲しいと副業を解禁しています。
しかし皮肉にも、「副業」「兼業」を解禁した効果は著しく、ナントこのような取り組みをしている銀行はユニークである!として、転職希望者が何倍にも増えたそうです。
本来、経営陣としては行員の自立を促したいところ、逆に応募が増えているのですから皮肉ですよね。
副業にチャレンジしてみましょう
そして、仮にみなさんの銀行で副業が認められているならば、まずは副業にチャレンジしてみましょう。
副業にチャレンジするメリットは大きく2つあります。
2. 今のみなさんの実力が分かる
上記2点が副業を始めるメリットと思えます。
まず1.については、何となくイメージがつくと思いますが、よりメリットがあるのは2.についてでしょう。
副業を始めるという事は、ご自身の「市場価値」が分かるという事です。
あらためてご自身の市場価値を認識することで、「新しい道に行く」のか、それともやはり「銀行員として頑張る」のかを判断出来るはずです。
銀行員としてやりきりましたか
そして二つ目は「銀行員としてやりきりましたか?」という事をお聞きします。
銀行員のみなさんは気づいていないかもしれません。
銀行の名刺を持っていれば、もちろんみなさんの努力は必要ですが、同業種以外ほとんどの会社へ訪問出来るチャンスがあるのです。
限られた地区のみの担当かもしれませんが、その地区の興味のある法人・個人にアポイントを取れるチャンスというのはかなり恵まれているのです。
そしてこのような行動は、みなさんの人脈が増え、ビジネスチャンスを広げる可能性につながるのです。
どうせ銀行を辞めてしまうなら、思い切り人脈作りをしてみてはいかがでしょう。