WEB面接がこれからは当たり前。WEB面接についてのノウハウ・注意事項をお伝えします。

20代のための転職サイト「Re就活」では、コロナウィルスの影響により急速に広まった「Webセミナー・Web面接」に対するアンケートを実施しました。

 

 

Webセミナー・Web面接があれば利用したいですか?

「はい」 79.2%

「いいえ」 20.8%

 

約8割の人が、「オンラインの選考があれば活用したい」と回答しています。

 

Dr.転職アドバイザー

20代のみなさんのほとんどが、WEBセミナーやWEB面接については歓迎されているようです。アメリカ本土ではこのコロナが広がる以前より、WEB会議が普通に行われていました。国土が広いでの、WEB会議との相性が良いのでしょう。

 

コロナ渦により各企業もWEB面接を導入し始めています。

 

今後みなさんが転職活動をする際には、このWEB面接は当たり前のものになっているかもしれません。

 

そこで今回はWEB面接に臨むにあたっての注意事項等をお伝えします。

WEB面接・WEBセミナーのメリットとは

 

20代の方々にとって、WEB面接、またはWEBセミナーは大いに歓迎するところのようです。

 

それではどのような点が魅力なのか、アンケートの回答結果を紹介します。

 

WEB面接・WEBセミナーのメリットは

第1位 「交通費を節約できる」

第2位 「移動時間を節約できる」

第3位 「感染症のリスクなく参加出来る」

第4位 「好きな時間に視聴できる」

第5位 「遠方の企業のセミナー・面接に参加出来る」

(出典)Re就活アンケート

 

Dr.転職アドバイザー

交通費の節約や移動時間の節約が魅力と回答した人が多く見受けられました。お金も時間も節約できるのが、やはり大きな魅力ですよね。

 

その他、オンラインでのWEBセミナー・WEB面接を希望する方の声は以下の通りでした。

 

現職が忙しいので、なかなか転職活動の時間を確保できないが、オンラインだと日程調整をしやすい。

地方から都市部への転職を希望しているので、オンライン選考も積極的に活用したい。

東京から地方への転職を希望している。オンライン選考だと遠方の企業でも選考に参加しやすい。

オンライン選考を導入する企業が増えているので、対応できるようになっておきたい。

新型コロナウイルスの感染防止のため。

WEB面接・WEBセミナーの不安なこと

 

一方、WEB面接WEBセミナーに対して、不安を感じている点もあるようです。

 

WEB面接・WEBセミナーの不安なこと

第1位 「雰囲気が分かりにくい」

第2位 「言いたい事や熱意が伝わらない」

第3位 「面接時に、部屋が映り込んでしまう」

第4位 「質問するタイミングがつかみにくい」

第5位 「WiFiなどの通信環境が整っていない」

(出典)Re就活アンケート

 

Dr.転職アドバイザー

やはりオンラインはFace to Faceと比較すると、雰囲気が伝わらないことがデメリットとなっているようです。オンライン面接は、相手との波長を合わせるのが難しいようです。

 

そして、特に以下のような意見が多く見受けられました。

 

企業の雰囲気を知りたい。社員と実際に話してみたい。

納得できる転職をしたいので、直接訪問して情報収集したい。

最終面接はWEB面接よりも訪問面接

 

本ページの冒頭で以下の質問を紹介しました。

 

Webセミナー・Web面接があれば利用したいですか?

「はい」 79.2%

「いいえ」 20.8%

 

WEB面接を歓迎する声が多いようですが、より詳細をチェックすると面接のフェーズによって希望が異なるようです。

 

一次面接はWEB面接、それとも訪問面接

「直接訪問」 16.7%

「どちらかというと直接訪問」 20.7%

「どちらとも言えない」 15.4%

「どちらかというとオンライン」 16.8%

「オンライン」 14.1%

 

最終面接はWEB面接、それとも訪問面接

「直接訪問」 39.9%

「どちらかというと直接訪問」 23.2%

「どちらとも言えない」 10.5%

「どちらかというとオンライン」 5.4%

「オンライン」 7.2%

 

Dr.転職アドバイザー

面接のフェーズによって、WEB面接が良い時と訪問面接が良い時があるようです。

 

最終面接は「直接訪問」「どちらかというと直接訪問」で「63.1%」とかなり高い割合となっています。

 

やはりこれは先の「WEB面接・WEBセミナーの不安なこと」の回答で多かった「雰囲気が分かりにくい」「言いたい事や熱意が伝わらない」といった点が懸念点なのでしょう。

 

やはり最終面接では、みなさんの熱意をしっかりと伝えたい!といったところなのでしょう。

 

WEB面接のコツや注意点など

 

Dr.転職アドバイザー

新型コロナウィルスの蔓延とともに、加速的に普及し始めているWEB面接。それではWEB面接と訪問(対面)面接では、どのような違いがあるのでしょうか?

 

基本的な身だしなみである「服装、髪型」、また「話し方」や「話すときの表情」などはWEBと対面で変わりはありません。

 

しかしWEB面接の場合、たとえば通信環境等によって映像や音声にタイムラグが発生することもあります。

 

通信が不安定ですと面接官も不安になりますし、みなさんの熱意も伝わりづらい事が考えられます。

 

それではWEB面接における様々なコツや注意点などを紹介していきましょう。

 

おすすめの特集記事

面接にはコツがあります。練習を繰り返して本番までに面接対策をしておきましょう。

面接を行う場所は?

 

Dr.転職アドバイザー

企業とWEB面接をするとき、まずは場所について考慮しなければなりません。場所としては自宅がベストと言えます。

 

WEB面接をする時、場所は自宅がベストと言えるでしょう。

 

自宅の誰もいない部屋で、WEB面接を受けるのがおすすめです。

 

Dr.転職アドバイザー

例えばカフェなどでは、周囲の音を拾ってしまい相手に不快感を感じさせてしまうので控えるようにしましょう。

 

自宅に個室が無い、または静かな環境がない場合は、短時間で利用可のレンタルオフィス(レンタルスペース)などを利用すると良いでしょう。

 

ネット環境が整備された個室ですので、WEB面接にも利用出来ます。

 

注意点
WEB面接では、相手の面接官にみなさんの部屋の背景が映ります。

たとえば背景の本棚やクローゼットなどが整理されていないのが映り込んだりすると、面接官によっては悪い印象を持たれる可能性がありますので注意が必要です。

背景は何も映り込まない壁などが良いでしょう。

面接を受ける時の服装は?

 

服装についても、求人企業へ訪問しての対面面接と何も変わりはありません。

 

基本はスーツ着用です。

 

WEB面接だからと言って、アイロンがけをしていないYシャツなどの着用は止めておきましょう。

 

また服装をチェックすると同時に、WEBで映った顔が暗くなりすぎていないかもチェックしておくようにしましょう。

 

光の当たり方次第、部屋の明るさ次第でみなさんの表情が大きく違って見えます。

 

面接では、みなさんの第一印象がとても重要になりますので、事前にチェックするようにしましょう。

 

面接はPC?スマホ?

 

スマートフォンでの面接はNG?と考えている人がいるようですが、スマホを利用しても特に問題はありません。

 

スマホを利用する場合の注意事項としては、手でスマホを持ちながら面接を行うのは止めておきましょう。

 

しっかりとスマホを固定できるようしてください。

 

また、WEB面接ではイヤホンをつけた方が面接官の声を拾いやすく、よりスムーズなコミュニケーションを取ることが出来ます。

 

そして通信に関しては、面接中に途切れる心配のないWi-Fiや有線LANケーブルを利用するようにしましょう。

 

失敗しないWEB面接について

 

Dr.転職アドバイザー

続いて、WEB面接でのマナーについて紹介します。基本的な流れとしては対面での面接と変わりはありませんが、WEB面接ならではの注意事項をピックアップします。

 

事前に機器の充電を確認

 

面接前にちゃんと充電されているかを確認してください。

 

念のため充電器に接続して面接を行った方が良いでしょう。

 

10分前にはスタンバイ

 

普段使い慣れているPC・スマホでも、通信がつながらないようなトラブルが発生する可能性があります。

 

リアルな訪問面接でも、少なくとも面接の10分前までには求人企業を訪問していますよね。

 

それと同じ感覚でWEB面接にのぞむようにして下さい。

 

緊急連絡先を事前に確認

 

いざ面接の時間になっても、うまく通信出来ないようなトラブルが発生する可能性もあります。

 

そのような不測の事態に備えて、あらかじめ緊急時の連絡方法を企業に確認しておくと良いでしょう。

 

あいさつについて

 

面接が始まる時と、面接が終了してWEB面接から退室する時にも注意が必要です。

 

これもリアルな対面での面接と何も変わりません。

 

しっかりとあいさつをすることを忘れないようにしましょう。

 

とくに注意したいのは面接の終了時。

 

面接が終わりましたらお礼を言い、面接官が通話を切断するのを待って、その後みなさんも通話を切断するようにしましょう。

 

声の大きさについて

 

声の大きさについについては、普段よりも少し大きめを意識してみてください。

 

WEB面談では、相手の声が小さく聞こえてしまう事があります。

 

面接官がみなさんの声が大きいと感じた場合には、相手がボリュームを小さくして対応してくれます。

 

目線について

 

WEB面接では目線がとても重要です。

 

WEB面接に慣れていないと、カメラの場所によっては相手に不快感を与えてしまいます。

 

カメラの位置によっては、面接官を見下すように映ってしまうので注意が必要です。

 

話す内容について

 

話す内容については、対面面接で話す内容と変わりありません。

 

転職理由と新しい職場でやりたい事の2点を明確に話せれば問題ありません。

 

一方、WEB面接では、相手の反応が分かりづらいというデメリットがあります。

 

みなさんが言いたい事をしっかり伝えるためにも、なるべく声は「大きく」「あわてず」「はっきり」と話すことが良いでしょう。

 

最後まで気を緩めない

 

自宅からの面接は、リラックス出来るメリットがある一方で、気を緩めてしまうリスクもあります。

 

面接が終了して、画面が消えるまで気を緩めないようにしましょう。

 

心得としては、面接が終わっても画面が消えるまで笑顔をキープするようにしましょう。

 

おすすめの特集記事

内定もらえない。面接対策の徹底こそが内定をもらうための近道です。