転職のためのスーツ、どこで買う？
Aさん（20代）
Dr.転職アドバイザー
Aさん（20代）
転職活動をするので、新しくスーツを購入する人も多いようですね。
面接にはオーソドックスなデザインで、色は黒やネイビーなどの落ち着いた色がおすすめです。
そして転職のためにスーツを買う場合は、「2プライスのスーツ専門店」がリーズナブルでおすすめです。
Dr.キャリアアドバイザー
転職活動では希望の求人企業を決めると、まずはその企業に「書類応募」を行います。
応募書類は2種類、「履歴書」と「職務経歴書」を作成しそれを求人企業に提出します。
ちなみにこの「書類審査」を通過するためには、「履歴書の書き方」や「職務経歴書の書き方」のノウハウを知っておかなければなりません。
もしみなさんが「書類の作成に自信が無い」「そもそも書き方が分からない」といった不安がある場合は、転職のプロである転職エージェントを利用すると良いでしょう。
Dr.キャリアアドバイザー
そして書類通過をすると、その次には面接です。
面接を行うにあたっては、以下の２つの事がとても重要です。
② 髪型や服装等の見た目の印象を意識する。
①については、以下のコンテンツを参照にしてみてください。
面接にはコツがあります。練習を繰り返して本番までに面接対策をしておきましょう。
一方の「② 見た目の印象」については、「表情」「髪型」「服装」に注意しなければなりません。
ここでは「服装」についての注意事項を説明します。
A君（20代会社員）
Bさん
都心部よりも、郊外でよく見かける「紳士服の量販店」。
代表的な大手紳士服量販店は「青山」「アオキ」「はるやま」「コナカ」が有名ですよね。
これらの紳士服量販店は、そもそも「わざわざスーツを買うために都心の百貨店に出かけるよりも、家の近くでスーツを買えた方が便利なはず。」との戦略で郊外にお店をたくさん出しています。
しかしこの「気軽さ」が「近所のおじさんがスーツを買うお店」といったイメージによって、若年層には「おじさんのスーツ」といったイメージが定着してしまったようです。
それゆえ20代前半の人の多くの人が、これらの会社のイメージがどうしても「おじさんスーツ」のようなのです。
しかし各々の紳士服量販店は若年層に対してこのような「負」のイメージを打破するために、「若者向けの2プライスのスーツ専門店」を競ってオープンし始めたのです。
Dr.キャリアアドバイザー
2プライスのスーツ専門店は、ORIHICA（オリヒカ）はじめ次のような有名店があります。
| ブランド | 運営 |
|---|---|
| ORIHICA（オリヒカ） | AOKI |
| THE SUITS COMPANY（ザ・スーツカンパニー） | 青山商事 |
| SUIT SELECT（スーツセレクト） | コナカ |
| P.S.FA（パーフェクト・スーツ・ファクトリー） | はるやま商事 |
また、もともとこの2プライスのスーツ専門店は「オンリー」という会社が「The@SUPER SUITS STORE（ザ・スーパースーツストア）」というブランド・ショップを始めたのがキッカケでした。
しかし、The@SUPER SUITS STORE（ザ・スーパースーツストア）がスタートした2～3年後に、AOKIと青山商事が多店舗展開を繰り広げ、そしてさらにその後はコナカのSUIT SELECT（スーツセレクト） がイキオイを増す事になります。
それによって、The@SUPER SUITS STORE（ザ・スーパースーツストア）はあまり目立たないようになりました。
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アオキのスゴイマーケティング
Dr.キャリアアドバイザー
横並び意識の強い業界
業界によっては、横並び意識の強いところってありますよね。
ライバル会社をやたらに意識して、「ライバルがやっていない事はやらない」「ライバルと同じ事をする」なんて事例があるくらいです。
じつは紳士服の量販店も「横並び意識」の強い業界でした。
それゆえ各社の製品戦略や店舗戦略、CM戦略などはほとんどが一緒だったのです。
そして、2000年前後。
各紳士服量販店では、メインとなる中年男性だけを顧客としていては、今後の展開が厳しいと考えていました。
各社今後に不安を抱えながらも、新たな一歩を踏み出す事が出来ないでいたのです。
メンズプラザアオキからAOKIへ
2005年に社名が変更になり「メンズプラザアオキ」から「AOKI（アオキ）」に変更されました。
これは今まで男性のためだけの「紳士服専門店」だったのが、性別・年齢の垣根を越えて商品を提供するというものです。
つまり顧客を（中年）男性だけでなく、若者の男性や女性までに広げようと考えたのです。
いち早く「AOKI（アオキ）」はこのようなマーケティング戦略に舵を切っていたのです。
業界初の女性イメージキャラクターを起用
AOKIがメンズプラザアオキだった2001年。
各紳士服量販店のCMキャラクターは、必ず男性が起用されていました。
颯爽とスーツを着こなす、ちょっとカッコイイ中年男性が演じるCMばかりでした。
そんな業界の常識とも呼ばれていたテレビCMの概念をぶっ壊したのが「AOKI（当時：メンズプラザアオキ）」だったのです。
AOKIは大胆にもメインキャラクターに女優の「酒井若菜さん」を起用して、スーツを着る男性を応援するというコンセプトでCM展開を行ったのです。
これには業界も驚いたようです。
各社競うように、その後は女優を起用し始めたのです。
フレッシャーズという新マーケットを開拓
AOKIのスゴサが際立った事といえば、大学を卒業して新社会人となる人たちを「フレッシャーズ」と名付けてマーケットを作ってしまったところです。
フレッシャーズという言葉が流行る前にも同じような言葉はありました。
しかしそれは一般的に「フレッシュマン」と言われるもので、男性に限定したものでした。
彼らが新社会人になる前に、スーツを購入してもらおうと「フレッシュマン・フェア」や「フレッシュマン・キャンペーン」などがありました。
就職活動で購入した「リクルートスーツ」だけでは、新社会人になってからスーツの着回しが出来ないですよね。
そこで、「フレッシャーズ」と名付けて男女の差を失くして、幅広いマーケットを作ってしまったのです。
ORIHICA（オリヒカ）は、もともと「スーツダイレクト」というブランド・ショップ名でサービス展開をしていました。
スーツダイレクトの知名度は抜群で、当時（2001～2003年くらい）はスーツセレクト21（現：スーツセレクト）と並んで「2プライスのスーツ専門点」としては有名でした。
しかし充分な知名度にも関わらずブランド・ショップ名を「ORIHICA（オリヒカ）」に変更したのです。
それでは、なぜ順調だったブランド戦略を急に変更したのか。
それは「ORIHICA（オリヒカ）」の責任者が、創業家の青木さんのご子息である「青木 彰宏（あおき あきひろ）」に変わった事が要因なのです。
新たな責任者のもとで、さらなるブランド力のアップを考えての事なのでしょう。
ちなみにこの「ORIHICA（オリヒカ）」を逆から読むと、「ACIHIRO（アキヒロ）」。
つまり「青木 彰宏（あおき あきひろ）」から命名したそうです。
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毎日の就職活動の味方「洗える2パンツスーツ」
Dr.キャリアアドバイザー
Bさん（就活学生）
Dr.キャリアアドバイザー
ウォッシャブル2パンツスーツの特徴について
１.自宅の洗濯機でお手入れ簡単
上下ともにご自宅の洗濯機でお手入れ出来るため クリーニングに出す手間や費用を抑えつつ、清潔にお使いいただけます。
２.2パンツで着用ダメージを軽減
就職活動はピークを迎えると連日のようにスーツを着用するため、スーツの傷みが早くなります。特に傷みやすいパンツを交互に使用することで着用ダメージを軽減し長期間綺麗に着用できます。
３.優れたストレッチ性
横伸度約10％のため面接や移動の際も窮屈感を軽減します。
| 商品名 | リクルート用ウォッシャブル2パンツスーツ |
| 素材 | ウール50％、ポリエステル50％ |
| カラー | 黒・紺 |
| サイズ | Y4～AB8 |
| 本体価格 | 38,800円＋税 |
Dr.キャリアアドバイザー
アニヴェルセル表参道とは、結婚式場だけでなくカフェを併設していて、すごくおしゃれな雰囲気です。
表参道に面した立地も最高のロケーションです。
そしてこのアニヴェルセルを運営しているのがAOKIなのです。
表参道から始まった結婚式場は、今では全国に拡がりつつあります。
そしてこのセンスの良さは、さすがAOKIと言えるでしょう。
このような点からもとてもただの紳士服量販店とは言えないところでしょう。
