人事へ転職したい、転職エージェントを利用するのが人事転職の成功の秘訣です。

人事への転職。

 

男性からも女性からも、人事の仕事は大変人気があります。

 

求人票には「男性歓迎」「女性歓迎」といった応募要項の明記は禁止されていて、男女の区別をする項目はありません。

 

しかし実際のところは、求人企業は「男女」「年齢」に対して明確な希望条件があるのです。

 

そのような中求人企業から転職エージェントにだけ、求人票に載せられない「本音の求人ニーズ」が伝えられているのです。

 

「うちは採用のポジションは、出来れば男性で採用を考えています。」

「メンバーの男女のバランスを考えると、今回は出来れば女性の採用がしたいです。」

 

このような求人票には掲載出来ない企業の本音ニーズを知らないと、人気職種の人事への転職は難しいことでしょう。

 

そしてこの企業の本音ニーズを知る転職エージェントを利用して転職することが、人事転職の成功への近道なのです。

 

人事への転職は難しい?

 

「男性・女性」「年齢」を問わず人気があるのが人事の仕事。

 

やはり人気が高いだけあって、人事への転職はなかなかハードルが高く難しいようです。

 

人気が高い上に以下に紹介するような理由によって、さらに人事への転職は難しくなっているようなのです。

 

募集人数が少ない

 

人事という職種は、他の職種と比べて有効求人倍率が低い傾向にあります。

 

これは人事への転職希望者が多い一方で、募集されるポストがそれほど多くないということが原因です。

 

Dr.転職アドバイザー

私が外資系転職エージェントで勤務していた時には、人事の求人依頼はスポット募集がほとんどで、欠員が生じた際に依頼を頂いていました。

 

人事のポジションについては、社内異動で補充するケースが多く、公募をするケースは営業職のように多いといった印象はありません。

 

ちなみにマイナビ転職で人事と他職種の募集求人数を比較してみます。

 

募集職種 求人件数
人事・労務・採用 248件
営業・企画営業(法人向け) 1,723件
営業・企画営業(個人向け) 669件
経理・財務・会計 636件

 

Dr.転職アドバイザー

上記の通り、他職種と比較してみても人事の求人はあまり多いとは言えない傾向にあります。

 

社内の異動で人員補充

 

先にも触れましたが、人事の欠員については社内での異動で補充するケースも多いようです。

 

人事の仕事には「採用」という重要な業務があります。

 

少子高齢化が進む中、若くて優秀な人材の確保はどの企業も重要な戦略として位置付けています。

 

そして自社の魅力をアピールするためには、やはり社内での業務を経験した人材の方が適任なのでしょう。

 

そのような趣旨から人事で欠員が生じた場合には、社内で補充するケースが見受けられるのです。

 

Dr.転職アドバイザー

また、人事は各社の社内でも人気の仕事。ジョブローテーションとして人事部への異動を行えば、社内の人材に対してもモチベーションを上げる効果が期待出来るのです。

 

人事以外の職種と併せて募集している

 

人事の仕事については、その募集内容が大手企業と中小企業では違ってくるケースがあります。

 

大手企業の場合、人事部が独立しているケースが多いのですが、一方の中小企業の場合、その募集職種が人事だけで無いケースがあります。

 

つまり中小企業の場合は、人事の仕事だけでなく例えば総務の仕事なども兼務するケースが多いのです。

 

そのため人事以外の幅広い知識を持った人材が求められるので、採用のハードルが高くなっているのです。

 

人事の転職は転職エージェントを利用しよう

 

人事に転職を希望する場合は、ズバリ転職エージェントを利用しましょう

 

転職エージェントをおすすめする理由は以下の通りです。

 

「人事の仕事はスポット採用」

 

人事の募集案件は、ITエンジニアや法人営業職のように常に定期的に募集されている職種ではありません。

 

突発的にスポットで発生する求人案件であることがほとんどで、応募期間も一瞬で終わってしまいます

 

そのような理由から常に求人動向をチェックしている転職エージェントを利用する方が、貴重な人事の求人案件の見落としが無くなるのでおすすめなのです。

 

「志望動機について万全の対策」

 

既に述べましたが、人事の仕事は人気の求人です。

 

募集要項や企業研究を万全に行い、その上で志望動機や自己PR文を作り上げていかなければなりません。

 

そのためにも求人情報以外に求人企業のニーズや情報に詳しい転職エージェントに協力頂いた方が良いでしょう。

 

つまりその求人案件の「募集背景」「本音の募集要項」を事前に認識しておくことが重要なのです。

 

この2つの要素をしっかりと理解した上で応募をすることで、「書類通過」「面接通過」が叶えられるのです。

 

Dr.転職アドバイザー

それでは人事に転職する際におすすめの転職エージェントを紹介していきましょう。

 

リクルートエージェント

人事 転職

1.求人の保有数が圧倒的ナンバー1

2. 登録数が圧倒的ナンバー1

3. 転職支援実績が圧倒的ナンバー1

求人数 約120,000件
拠点数 16か所

*拠点:東京本社 北海道支社 東北支社 宇都宮支社 さいたま支社 千葉支社 西東京支社 横浜支社 静岡支社 名古屋支社 京都支社 大阪支社 神戸支社 中四国支社 岡山オフィス 中四国支社 広島オフィス 福岡支社

 

リクルートエージェントの評価

総合評価
(5.0)

求人の質と数
(5.0)

アドバイスの内容
(5.0)

親身・熱心さ
(4.5)

 

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リクルートエージェントの評判と転職に成功するための利用方法!

 

dodaエージェントサービス

人事 転職

1) 業界第2位の最大手クラス

2) キャリアアドバイザーの質が良い

求人数 100,000件
拠点数 12か所

*拠点:東京 横浜 札幌 仙台 静岡 名古屋 大阪 京都 神戸 岡山 広島 福岡

 

dodaの転職エージェントサービスは、年間18,000人以上の転職成功をサポートし、業界最大手の一角となっております。

 

dodaの評価

総合評価
(4.5)

求人の質と数
(5.0)

アドバイスの内容
(4.0)

親身・熱心さ
(4.0)

 

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dodaエージェントの評判が良い!転職するならベストな選択かもしれません。

 

パソナキャリア

人事 転職

1) 女性が大活躍する会社

2) 顧客満足度を追求するクレド経営を実践

求人数 32,000件
拠点数 7か所

*拠点:東京(本部) 大阪支店 名古屋支店 横浜支店 静岡支店 広島支店 福岡支店

 

そもそもパソナキャリアが女性が活躍する会社ですので、女性の転職支援は好評できっとみなさんの強い味方になるはずです。また「顧客満足度を第一とする会社方針」のもと、はじめての転職で不安を抱える求職者を親身にそして丁寧に転職サポートする事でしょう。

 

パソナキャリアの評価

総合評価
(4.0)

求人の質と数
(3.5)

アドバイスの内容
(4.5)

親身・熱心さ
(4.5)

 

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パソナキャリアの評判が良いのは「クレド経営」「健康経営」を第一にしているからなのです。

 

MS-Japan(エムエス ジャパン)

人事 転職

1) 管理部門・士業特化の転職サービス

2) 人事の仕事に詳しい高い専門性を持つキャリアアドバイザーが担当

求人数 5,000件
拠点数 4か所

*拠点:東京(本社) 大阪支社 名古屋支社 横浜支社

 

MS-Japanは。は管理部門・士業特化型の転職エージェント管理部門・士業特化型エージェント転職決定率No.1という実績もあるため、安心して活用できる転職エージェントと言えます。

 

MS-Japanの評価

総合評価
(4.0)

求人の質と数
(3.5)

アドバイスの内容
(4.5)

親身・熱心さ
(4.5)

 

おすすめ四社の比較表

サービス名 求人数(人事) サポートの質
リクルート 約1,000件
doda -
パソナ 約1,500件
MS-Japan 約1,000件

 

人事の仕事とは

 

人事職の企業における役割とは何でしょうか?

「人事」はその業務範囲が、多くの企業で明確化されていない(しづらい)セクションのようです。 一口に、「人に関わる仕事」といってもイメージが湧きづらく、「人事総務」を一つのセクションにし事務業務と兼務にしている企業も多く見受けられます。

 

人事の役割とは?

人事が担っている役割は、「人材によって組織を発展させること」です。 例えば優秀な人材を採用することも、社内組織を最適化することもそして社員が働きやすい環境づくりをすることも人事としての役割を果たすための方法に過ぎません。 一つひとつの業務内容は違うように見えても、仕事の目的は同じです。

 

人事の仕事は大きく分けて4種に分類できます

 

人事の仕事と言うと新卒の面接や中途の面接といった「採用」のイメージが強いかもしれません。

 

しかし人事のお仕事は、大きく以下の4つに分けられるのです。

 

①採用関連

②教育・研修関連

③労務管理関連

④人事制度の構築・運用

 

Dr.転職アドバイザー

これらの4つの仕事のうち、「採用関連」や「教育・研修関連」はイメージがつきやすいでしょう。一方「労務管理」や「人事制度の構築・運用」についてはちょっと分かりづらいかもしれませんね、以下にそれぞれの業務内容について補足説明します。

 

①採用関連

 

採用計画に基づいて、必要な人員を採用するための活動を行ないます。

 

ハローワークや求人サイトだけでなく、ソーシャルネットワークを活用したり自社でオリジナルの採用イベントを行なったりと採用手法も多様化しています。

 

②教育・研修関連

 

人材の研修・教育業務を行ないます。

 

すべてを人事が行なうことは少なくマナー・スキルアップ研修などは外部の会社に委託することも多いようです。

 

ただし外部に委託する際に、自社の社員にどのような研修が必要かを立案しコーディネートするまでは人事の仕事です。

 

③労務管理関連

 

社会保険手続、勤怠管理、給与計算、健康診断、福利厚生業務や安全衛生管理などが主な仕事です。

 

書類やデータを取り扱うことが多く、派手さはありませんがどれをとっても従業員が安心して働くために必要なことばかりです。

 

最近では職場での過労死やうつ病の発生が社会問題になっており、メンタルヘルス対策にも注目が集まっています。

 

④人事制度の構築・運用

 

「賃金制度」「退職金・企業年金制度」「人事考課制度」「福利厚生制度」

 

主にこの4つの制度の構築・運用・改定も人事が行っています。

 

特に昨今、従来の終身雇用や年功序列を前提とした人事制度・人事戦略の見直しが進む中で、制度の構築は今後の企業の方向性を位置づける重要な課題としてとらえている企業も増えてきています。

 

人事の仕事の「面白さ」と「厳しさ」

 

Dr.転職アドバイザー

人事への転職は、転職希望者に人気の職種です。みなさんの会社でも「いつか人事に異動したい!」という声を聞いた事があるのでははいでしょうか。そんな人気の人事職ですが、当然ですが面白さと同時に厳しさもあるようです。ここでその両面について紹介します。

 

人事職の面白さ・やりがい

 

「こうしたら良い結果が出る」といった定石がないところ。その場その場で 状況を見て、臨機応変に判断、対応する必要がある。それが面白い。

自分が採用した人材が楽しそうに仕事をしていたり、高い評価を得たりしていることが何よりも嬉しい。

年末調整など、一つひとつの業務の納期をクリアすることに達成感がある。

複数業務を担当していたが、給与関連の締切がある定型業務に加えて、中途入社、異動、退職に伴なう手続きなど非定型業務も多く発生したため、スケジュール管理がうまくできるようになった。

 

人事職の厳しさ・難しさ

 

できて当たり前。誰かから「ありがとう」と言ってもらえる機会は少ない。

評価の部分を担当していたせいか、他部門の社員から少し距離を置かれていた。

冷徹な判断を下さなければならない場面が必ずある。

製造業で工場での労働災害が起こってしまうこともあった。その度に再発しないように策を考えるが防げなかったことに対して申し訳ないという気持ちでいっぱいになった。

採用目標人数などはあっても売上の目標はないため、業務への貢献度がはかりにくい。

人が相手の仕事。決してコントロールできるものではない。また、当事者間では解決できないトラブルなどを解決しなければならない時は大変。プライベートにまで踏み込まなければならないときもある。

 

人事の仕事のキャリアパスについて

 

大企業でのキャリアパス事例①

STEP.1
新入社員研修(数週間~数か月)
STEP.2
人事採用担当(経験年数2~3年)
新卒採用を中心に、会社の顔として学生の前に出て、採用活動の事務連絡、手配業務などを担当。採用の現場の業務、手続きを学ぶ段階。
STEP.3
人事採用主任(勤務年数3~6年)
採用戦略及びプランの策定、実施そしてその振り返り。現場チーフとして、中途採用時の人物評価も担当。
STEP.4
研修カリキュラム開発(勤務年数3~6年)
上記採用活動と平行し、社内の研修カリキュラム作成、導入、研修コースの開発等にも携わる。
STEP.5
人事開発課長(勤務年数3~6年)
社員の採用、教育プロフェッショナルとして、中~長期的戦略の策定、プランの選定。業務全体のマネジメント。
STEP.6
人事部長
会社及びグループ全体の業績に関する統括責任者。

大企業でのキャリアパス事例②

 

STEP.1
新入社員研修(数週間~数か月)
STEP.2
給与計算担当(経験年数2~3年)
給与計算、社会・雇用保険手続きなど、日常の勤怠・給与関連計算業務。社会保険事務含め手続きの理解を深める段階。
STEP.3
給与計算主任(勤務年数3~6年)
給与計算、社会保険等、労務関連に関する専門職。給与・社保関連の専門知識の他、システムや経理分野の知見をもつことを期待され、新しいソフトの導入など、他部署も巻き込んだ業務の効率化にも携わる。
STEP.4
研修カリキュラム開発(勤務年数3~6年)
上記採用活動と平行し、社内の研修カリキュラム作成、導入、研修コースの開発等にも携わる。
STEP.5
人事企画主任(勤務年数3~6年)
賃金体系、退職制度、福利厚生、年金制度等、人事関連制度の改定、導入にあたってのプロジェクト責任者。
STEP.5
人事課長(勤務年数3~6年)
上記、労務業務に加え、採用・研修業務も行う。
STEP.6
人事部長
会社及びグループ全体の業績に関する統括責任者。

中小・ベンチャー企業でのキャリアパス事例

 

STEP.1
新入社員研修(数週間~数か月)
STEP.2
人事総務部に配属(経営年数2~3年)
採用の事務、研修カリキュラムのアシスタント、入退社手続きの説明、健康診断手配、給与計算業務。さらに場合によっては契約書関連のほか、オフィス・備品管理などにも携わる。各種手続きを学び、人事・総務としての基礎を学ぶ期間。
STEP.3
人事総務主任(勤務年数3~7年)
採用のプランニング、実行、振り返り、ほか社内からの社保関連の問い合わせ対応や新システムの導入プロジェクトなど、人事総務の現場責任者。
STEP.4
人事部長
会社およびグループ全体の業績に関する統括責任者。
STEP.5
役員・取締役など

 

人事になるために求められるスキルや資質は? 

 

コミュニケーション力

 

就活生・学校関係者・求職者・経営層など、社内外のさまざまな立場の人と接する仕事のためコミュニケーション力が必要不可欠です。

 

学生や求職者に自社の魅力を伝えるプレゼンテーション力や経営層や現場社員が抱える課題を掘り下げて、人事面から解決策を見つけ出していくヒアリング力も重要なスキル。

 

目標達成意欲

 

特に採用業務では、「この期日までに何名を採用する」という具体的な数値目標を達成することが大きなミッションとなりますので、営業職のように目標達成への強い意欲が求められます。

 

どうすれば応募者を増やせるのか、現場ニーズに叶った人材の入社を後押しするにはどうアプローチすればいいかなどを考え抜き、プロセスの立案、実行、効果分析、改善というPDCAサイクルを回し続け、目標達成に向けてコミットする意欲と姿勢が大切です。

 

調整力

 

人事の業務は、さまざまな場面で調整力が求められます。

 

採用業務では経営層や各部門責任者と募集条件をすり合わせたり、求人メディアと広告出稿手続きをしたり、応募者と面接する社員との選考スケジュールを組むなど、日々調整業務があります。

 

労務においても勤怠について、単にデータを処理するのではなく、現場社員と確認・調整する場面があります。

 

教育研修では講師・受講者との調整が不可欠で、人事制度の設計・運用では、更に会社全体を俯瞰した視点からの調整ごとが日々発生します。

 

また、経営層や現場の希望をすべて受け入れるだけではなく、双方の意向を調整し、お互いに納得のいく提案を出すといった解決力も重要になります。

 

守秘義務の徹底

 

社員の給与情報や評価内容、応募者の個人情報など機密性の高い情報を取り扱いますので、守秘義務を徹底することが大前提として求められます。

 

未経験から人事へ転職

 

未経験から人事へ転職するのは、なかなかの狭き門と言えます。

 

それでも求人の中には「未経験者の応募可」といった求人案件がありますが、かなり優秀な人物でないと内定まで辿り着けないのが現状です。

 

Dr.転職アドバイザー

また私の経験上、求人票には明記していませんが、未経験の場合には学歴を問われているケースもありました。私の担当した求人企業では、「MARCH」以上でないとダメといった事例を多く見てきました。

 

人事未経験でも応募可能!?

 

未経験だと難しい人事への転職ですが、未経験でも応募可能な業種や職種があります。

 

たとえば転職エージェントで働いていた人が、一般企業の人事へ転職しているケースがあります。

 

求人企業が未経験者を採用する場合、多くの場合で営業経験者が好まれる傾向にあるようです。

 

それは人事の仕事が営業の仕事に近い職種と言えるからなのです。

 

Dr.転職アドバイザー

人事の仕事が営業に近い?この点がみなさんイメージしていた人事の仕事と一番ギャップを感じる部分だと思われます。

 

人事(とくに採用業務)は、営業職種と同様に目標数字が設定されているケースがほとんどです。

 

とくに大手企業ですと、「新入社員の募集目標人数」と「中途社員の募集目標人数」が目標設定されています。

 

そしてこれらの募集目標人数の達成度が、みなさんの成績(評価)になります。

 

Dr.転職アドバイザー

人事の採用の仕事は、目標人数や採用期限に追われるストレスがかかる仕事ですので、人事を「ただの事務」と思うのは大きな勘違いなのです。

 

未経験から人事への転職成功事例

 

Dr.転職アドバイザー

未経験から人事への転職はたしかに難しいのですが、私の知っている3人の成功事例について紹介しましょう。

 

システムエンジニア ⇒ 人材採用担当

ITシステム開発の業務を通じて磨いてきた課題解決力やロジカルな思考力に加え プロジェクトメンバーの育成に携わってきた経験をアピールできたことで、内定を獲得しました。

広告営業職 ⇒ 人材採用担当

クライアントの課題ヒアリング、広告プランのアレンジ、効果検証、ブラッシュアップというPDCAサイクル全般に携わり、クライアントに目に見える成果をもたらせたことをアピールしました。課題解決力や目標達成の意欲が評価されて人事へのキャリアチェンジに成功しました。

鉄道会社車掌職 ⇒ 採用・労務担当

鉄道会社でダイヤ編成に携わってきたことを強みに、調整力や推進力をアピール。また、乗客対応を担ってきた経験から人に対するホスピタリティやストレス耐性も認められ、人事部門での採用が決まりました。

 

未経験から人事になるための自己PR例

 

Dr.転職アドバイザー

また未経験から人事に転職した人は、以下のような自己PRを行っていたようです。

 

Web広告の営業職として、顧客ニーズに応じた広告企画を提案し、反響を分析しながらブラッシュアップしていくことで前年比120%増の会員数・売り上げアップをもたらしました。この経験は御社の採用計画の目標達成にも通ずると考えています。

飲食店の店長としてアルバイト・パートタイムスタッフの採用・育成に力を入れてきました。新人育成に関するマニュアルを作成し、店内のどのスタッフも教育に携われるようにしたところ新人スタッフの早期戦力化やモチベーションアップにつながり、退職者がなくなっただけでなく全店舗中2位の売り上げを達成することができました。 こうした経験を人材の採用・教育に生かしたいと考えています 。

 

経験者が転職するケース

 

人事を経験した方が、他の企業の人事に転職する際にはプラス評価になります。

 

しかし人事の経験者と言えども、志望動機をしっかりと語れないと面接はクリア出来ないでしょう。

 

先にも述べましたが、人事は「企業の顔」でもあります。

 

人事の採用担当者の雰囲気や情熱が、求職者に伝染します。

 

それゆえ人事の経験者でも、明確な志望動機を語れないといけません。

 

人事に転職!あなたは面接でココを見られます

 

さて面接の際での留意事項です。

 

みなさんが面接を受ける際に、以下のような事を認識しておいてください。

 

人事はここを見ている①

 

みなさんが人事経験者の場合。

 

みなさんが勤務していた会社の企業規模や採用人数を聞かれ、その業務の難易度を図ります。

 

たとえば、新卒採用担当、または中途採用担当のどちらを担当していたか。

 

または、大量採用のボリューム採用をしていたのか、それてもスポットでのピンポイント採用だったのか。

 

または、文系・理系のどちらの採用をしていたのか。

 

これらの事をしっかり見られていますので、ご留意ください。

 

人事はここを見ている②

 

採用経験「だけ」での転職市場の評価は、20代の後半位までと言えるでしょう。

 

30歳を過ぎて、採用経験のみしか無いという方はそれ程求人ニーズが多いとは言えません。

 

30歳を超えてくると、採用計画の企画立案やマネジメント経験、または労務経験などがあるかどうかが問われます。

 

人事はここを見ている③

 

人事は未経験ですが、事業会社の人事がしたい、という方がいます。

 

年齢が若く営業経験などがあれば可能性はありますが、30歳以上になると厳しいものと思います。