A君(20代会社員)
Dr.キャリアアドバイザー
Bさん
Dr.キャリアアドバイザー
マイナビ転職エージェントサーチとマイナビエージェント
マイナビ転職エージェントサーチとマイナビエージェントは違うサービスですか?
Dr.キャリアアドバイザー
両者の違いは以下の通りです。
マイナビ転職エージェントサーチとは
マイナビエージェントとは
サービス名は似通っていますが、まったく別物のサービスなのです。
それでは各々のサービスの違いについても説明して行きましょう。
2つのサービスの共通点について
Dr.キャリアアドバイザー
参画社数
マイナビ転職エージェントサーチ | 413社 |
マイナビエージェント | マイナビエージェント1社 |
上記の通りマイナビ転職エージェントサーチには413社もの転職エージェントが登録されていますが、マイナビ転職エージェントサーチもマイナビエージェントも、どちらも転職エージェントのサービスを利用します。
それでは簡単にサービスの流れについて説明しましょう。
マイナビ転職エージェントサーチのサービスの流れ
Dr.キャリアアドバイザー
マイナビ転職エージェントサーチを利用しての転職活動では、Step1は「求職者⇔マイナビ転職エージェントサーチ」でやり取りがありますが、Step2以降では「求職者⇔各転職エージェント」でやり取りが進んで行きます。
マイナビエージェントのサービスの流れ
Dr.キャリアアドバイザー
以上のような流れとなります。
マイナビ転職エージェントサーチもマイナビエージェントも、転職エージェントを利用して転職活動をするのには変わりありません。
大きな違いと言うと、マイナビ転職エージェントサーチに掲載する413社のうちのいずれかの転職エージェントと、マイナビエージェントではマイナビエージェントと転職活動を行うという事でしょう。
求人数の違い
A君(20代会社員)
Dr.キャリアアドバイザー
掲載求人数
マイナビ転職エージェントサーチ | 119,384件 |
マイナビエージェント | 24,165件(非公開求人 16,644件) |
やはり当然の結果だと思いますが、掲載求人数につきましては圧倒的にマイナビ転職エージェントサーチの圧勝となっています。
またマイナビエージェントは非公開求人が「16,644件」とありますが、この「非公開求人」の数値はマイナビエージェントに限らず信憑性があるとは言えません。
公開されている求人数で比較すると、マイナビ転職エージェントサーチの方が6倍ほど豊富と言えます。
求人の職種や業種の違い
Bさん
Dr.キャリアアドバイザー
エリア別での求人数比較
エリア | 転職サーチ | エージェント | 倍率(倍) |
---|---|---|---|
全国 | 119,384 | 24,165 | 4.94 |
東京 | 60,525 | 13,645 | 4.44 |
大阪 | 17,834 | 2,917 | 6.11 |
愛知 | 10,415 | 2,218 | 4.70 |
北海道 | 4,247 | 585 | 7.26 |
宮城 | 3,633 | 589 | 6.17 |
福岡 | 6,402 | 1,215 | 5.27 |
職種別での求人数比較
職種 | 転職サーチ | エージェント | 倍率(倍) |
---|---|---|---|
ITエンジニア | 20,296 | 9,153 | 2.22 |
営業 | 18,345 | 4,509 | 4.07 |
機械/電気・電子 | 9,336 | 4,323 | 2.16 |
医療系 | 1,585 | 778 | 2.04 |
年収別での求人数比較
年収 | 転職サーチ | エージェント | 倍率(倍) |
---|---|---|---|
500万円~ | 102,517 | 17,063 | 6.01 |
800万円~ | 46,624 | 8,524 | 5.47 |
1,000万円~ | 18,957 | 3,728 | 5.09 |
上表ではマイナビ転職エージェントサーチを「転職サーチ」、マイナビエージェントを「エージェント」と表記しています。
このように求人数の比較をしてみると、その差が「5倍以上」の開きがあるのが、「エリア別求人」と「年収別求人」になります。
これらを比較すると以下のような事が言えると思われます。
②年収500万円~の求人案件はマイナビ転職エージェントサーチの求人数が圧倒的に多い。
③以上の事から東京在住の若手層にはマイナビエージェントはおすすめ出来る。
マイナビ転職エージェントサーチをおすすめしたい人
Dr.キャリアアドバイザー
マイナビ転職エージェントサーチをおすすめしたい人
②ある程度行きたい会社、業界が絞れている人
③高年収案件へ転職したい人
①につきましては、登録している転職エージェントがほぼ中小の転職エージェントになります。
中には1名でやっている転職エージェントもあり、時間調整が難しく細かいサポート(書類添削や面接指導など)はあまり期待出来ません。
はじめて転職活動をする人には不向きかもしれません。
②につきましては、中小の転職エージェントは求人企業とのお取引き社数は少ないのですが、一方で取引きのある会社とのパイプは太いのが特徴です。
ある程度行きたい会社や業界が決まっている場合は、大手の転職エージェントでは聞けないような求人企業のリアル情報を教えてくれることでしょう。
③については高年収求人が豊富ですので、ぜひご利用を検討してみてはいかがでしょう。
マイナビエージェントをおすすめしたい人
Dr.キャリアアドバイザー
マイナビエージェントをおすすめしたい人
②20代の若手社員
①につきましては、マイナビエージェントは、キャリアアドバイザーが丁寧で親身というのが有名です。
はじめて転職活動をする人にとっては「何から始めて良いかまったく分からない!」かもしれません。
書類の書き方が分からないかもしれませんし、面接にも自信が無いかもしれません。
そんな転職初心者の人に対して、やさしくサポートしてくれるのです。
また②にあるように、マイナビエージェントは若手転職支援を得意とすることで有名です。
逆に言いますと、「ミドル層以上」「高年収層」「管理職」といった人に対する転職支援を苦手としています。
まとめ 2つのサービスの違い
以上のようにサービス名は似ているのですが、サービスの中身がまったく違うことがご理解頂けたのではないでしょうか。
「あれ?ボクはどのサービスに登録したんだっけ?」
「マイナビ転職とマイナビエージェントは同じですよね?」
今までこのような意見を多数聞いてきました。
その都度私からも説明をするのですが、私自身も「分かりづらいよなあ!」と思っていました。
それでも転職活動を成功させるためにも、これらのサービスの違いをしっかりと理解しておかないといけません。
マイナビのサービス以外も、このように紛らわしいサービスがありますので、ご登録・ご利用の際には十分ご注意ください。