転職エージェントの仕組みについて、「求職者」「求人企業」「転職エージェント」の立場から解説します。

はじめて転職活動をします。友人から転職エージェントは無料で利用できると聞きましたが、そもそもの転職エージェントの仕組みについて教えてください。

A君(20代会社員)

Dr.キャリアアドバイザー

なるほど、Aさんのようにはじめて転職をする人にとっては、転職エージェントの仕組みは分かりづらいかもしれませんね。

ボクは理系出身なので、就職活動も教授推薦でしたのであまり人材サービスについては詳しくないのです。ふつうはリクナビとかマイナビを見て就職するんですよね。

A君(20代会社員)

Dr.キャリアアドバイザー

なるほど、就職活動でリクナビ、マイナビをご利用しなかったわけですね。そうすると転職サイトと転職エージェントの違いも分からないかもしれませんね。

あまり自信はありませんが、転職サイトはなんとなく理解出きます。転職サイトも転職エージェントも、どちらも無料で利用は出来るのですよね?転職エージェントの仕組みが自信ないですね。

A君(20代会社員)

Dr.キャリアアドバイザー

分かりました、それでは転職エージェントの仕組みについて説明して行きます。

 

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転職エージェントの仕組みについて

 

転職エージェントの仕組みについて教えてください。

Dr.キャリアアドバイザー

はじめて転職活動をする方や、私のプライべートの友人からこのような質問を受けることがあります。彼らにとっては転職エージェントとは無縁の生活をしていた訳ですから、サービスの中身を知らなくても当然ですよね。

 

このような質問をしてくる人は、「いったいどんなサービスなの?」「転職サイトと何が違うの?」「お金はかかるの?」「どんな会社があるの?」という事についてご存じ無いようです。

 

Dr.キャリアアドバイザー

「リクルート」と「リクナビ」と「リクルートエージェント」の違いが分かりますか?

えっ、いきなりですか。リクルートは会社名ですよね。リクナビとリクルートエージェントがサービス名で合ってますか?

A君(20代会社員)

 

就職活動や転職活動をしたことのない人にとっては、おそらくA君のような理解の人がほとんどでしょう。

 

まず理解して欲しいのは以下の点です。

 

サービスに関わる人たち
①求職者(転職活動をしている人)

②求人企業(求人募集をしている会社)

③転職エージェント(求職者を求人企業に紹介する仲介者)

 

転職エージェントを利用したサービスについては、上記の3人が参加プレイヤーになります。

 

そして、転職エージェントの仕組みについては、「求職者から見た場合」と「転職エージェントから見た場合」、または「求人企業から見た場合」で違った景色が見えるはずです。

 

そこで各々の視線から見た「転職エージェントの仕組み」について、その「メリット・デメリット」を紹介して行きたく思います。

 

求職者から見た転職エージェントの仕組み

 

Dr.キャリアアドバイザー

それでは求職者から見た転職エージェントの仕組みについて、メリット・デメリットを見て行ってみましょう。

 

求職者が知りたい転職エージェントの仕組みについて説明します。

 

求職者のメリット
①無料でサービスを利用出来る。

②応募書類の添削や面接対策を行ってもらえる。

③応募やスケジュール調整などを代行してもらえる。

④合否などの通知について代行して教えてもらえる。

⑤自分に合った求人を紹介してもらえる。

⑥非公開求人を教えてもらえる。

⑦転職市況について詳しく教えてもらえる。

⑧転職活動全般で有益なアドバイスをしてもらえる。

 

ボクはあがり症なので、面接が苦手です。事前に面接の指導をしてもらえるらしいので、ぜひ利用してみたいです。

A君(20代会社員)

Dr.キャリアアドバイザー

「転職活動に自信が無い人」「転職したいけど未経験なので何から始めていいのか分からない人」「転職願望は強いのだが、時間がまったく取れない人」等にとっては、転職エージェントのサービスはとても便利で役立つものでしょう。

 

上記の通り転職エージェントのメリットが多いのですが、一方でデメリットもあります。

 

求職者のデメリット
①キャリアアドバイザーによって、提案の質が全く違う。

②転職活動を強引に進められる事がある。

 

Dr.キャリアアドバイザー

このような「求職者のデメリット」は、まさに転職エージェントの仕組みによるところになります。

私の友人の場合は、彼女の話しをほとんど聞かずに、あまり興味が無い会社を紹介されたのでその後連絡しなかったみたいですね。

Bさん

 

求人企業から見た転職エージェントの仕組み

 

Dr.キャリアアドバイザー

続いて求人企業から見た転職エージェントの仕組みについて、そのメリットとデメリットを見て行きましょう。

 

求人企業のメリット
①希望したスペックの求職者を紹介してもらえる。

②事前に自社の事を転職エージェント経由で説明してもらえる。

③スケジュール調整を転職エージェントが代行してくれる。

④合否の連絡を転職エージェントが代行してくれる。

⑤求職者の本音を転職エージェントにヒアリングしてもらえる。

⑥不採用の場合は、採用コストが掛からない。

 

Dr.キャリアアドバイザー

転職エージェントを利用する最大のメリットは、求人企業が欲しいと思える人材を紹介してもらえる点になります。これが転職サイトへの求人掲載となると、どんなタイプの人が応募してくるか分かりません。また採用がうまく進まない場合には、料金を支払わなくて良い点はいいですね。こちらも転職サイト場合は求人情報を掲載すると、応募の有無にも関わらず掲載料金が発生します。

 

求人企業のデメリット
①転職エージェントの営業次第では、採用ニーズの意図が伝わらない。

②成果報酬金額が高い

 

*成果報酬金額とは・・・転職エージェントを利用する場合、求職者がその会社に内定・就業が決まると、その求職者の想定年収の35%を成果報酬金額として支払うルールとなっています。直近では業界全体で400万円~600万円の成約が多いため、求人企業は転職エージェントに「140万円~210万円」を支払っています。一方の転職サイトへの掲載となりますと「20万円~100万円/月」となっています。相場としては40~50万円の商品が売れ筋になりますので、転職エージェントよりもはるかに安い金額で掲載出来ます。

 

転職エージェントから見た転職エージェントの仕組み

 

Dr.キャリアアドバイザー

それでは最後に「転職エージェントから見た転職エージェントの仕組み」についてメリットとデメリットを見て行きましょう。ちょっと分かりづらいテーマですが、元大手転職エージェントで働いていた私自身の感想を紹介したいと思います。

 

転職エージェントのメリット
①成果報酬モデルなので、求人企業とトラブルが少ない。

②成果報酬金額が年収の35%と高い。

 

Dr.キャリアアドバイザー

転職エージェントと転職サイトの両方の販売経験がある私からすると、転職エージェントの最大の良い面は「求人企業とのトラブルが圧倒的に少ない点」と「成果報酬金額が高い点」と思えます。転職サイトの営業をしていた時には、掲載直後にクライアントから「反応が無い!」と連絡があったりします。それが転職エージェントの営業ではそのようなことが無いのです。「転職サイトの営業」→「転職エージェントの営業」を経験した私からすると、これはかなりのギャップでカルチャーショックでした。

 

転職エージェントのデメリット
求職者一人一人への対応が必要なので、手間はかかる。

 

まとめ 転職エージェントの仕組みについて考える

 

三者の立場で転職エージェントの仕組みについて考えて来ましたが、ここであらためて転職エージェントの仕組みでは「求職者」「求人企業」「転職エージェント」が「Win-Win-Win」になれる、とてもハッピーなビジネスモデル(仕組み)であることが分かりました。

 

求職者

「親身なアドバイスを受けながら、自分に合った求人を紹介してもらえる。」

「転職活動全般のサポートをしてもらえる。はじめての転職でも安心。」

 

求人企業

「求人ニーズに合わせた求職者を紹介してもらえる」

「求職者との進行管理を代行してもらえる」

「費用は入社後に支払い」

 

転職エージェント

「成果報酬モデルなので、クレームがほぼ無い」

「成果報酬金額が高い」

 

Dr.キャリアアドバイザー

上記のように三者三様でメリットがあるのです。このビジネスモデル(仕組み)なら、業界全体が盛り上がるのが理解出来ますよね。