「転職エージェントはバレる!?」
Bさん
Dr.キャリアアドバイザー
Bさん
「転職エージェントに登録すると会社にバレる!?」
このような都市伝説もよく聞きますね。
それでは元大手転職エージェント勤務の私が、そのあたりの真相についてお話ししますね。
おすすめの記事 転職エージェントおすすめの利用方法!
転職エージェントに登録すると会社にバレる?
転職エージェントに登録すると、会社にバレるって本当ですか?
Dr.キャリアアドバイザー
A君(20代会社員)
Dr.キャリアアドバイザー
Bさん
Dr.キャリアアドバイザー
転職エージェントへの登録と利用の流れ
以上が大まかな「みなさんの個人情報の流れ」になります。
つまりみなさんが転職活動をしているのを知れるのは、転職エージェントのキャリアアドバイザーとみなさんが応募した求人企業のみになるのです。
A君(20代会社員)
Bさん
転職エージェントに転職活動をバラされた!
A君(20代会社員)
Dr.キャリアアドバイザー
Bさん
じつは今ほど「個人情報の保護」や「コンプライアンス」が徹底されていなかった時に、みなさんの個人情報がすごく雑な取り扱いをされていました。
どのような事かと申しますと、みなさんが登録した転職エージェントが、みなさんに無断で、勝手に「履歴書」を求人企業に提出していた事件が多発していたのです。
求人企業がその求職者を気に入ると、転職エージェントがその求職者に求人応募を促すという流れです。
求人応募の正しい流れは、「みなさんへ求人を紹介」→「みなさんが求人応募を承諾」→「みなさんのレジュメを求人企業に提出」です。
これが完全に無視されて、「求人企業にみなさんのレジュメを提出」→「求人企業が応募を承諾」→「転職エージェントが求職者に求人紹介」→「求職者に求人応募を促進」と、まったく順番がめちゃくちゃになっているのです。
Bさん
Dr.キャリアアドバイザー
A君(20代会社員)
Dr.キャリアアドバイザー
最近では大手や有名な転職エージェントではこのような事は絶対にありませんので、みなさんご安心して転職エージェントをご利用ください。
転職エージェントなら会社にバレない!?
Dr.キャリアアドバイザー
A君(20代会社員)
Dr.キャリアアドバイザー
これで転職活動が会社にバレた
つい自分から話しをしていた
一番多いパターンがこれ、「つい自分の口から話していた。」といったケースです。
これは転職サイトを利用して、一人で活動をしている人に多いパターンです。
どういう事かと言うと、転職活動はいわゆる「人生の一大イベント」とも言えますので、その大事な局面だからこそ不安になったり、緊張したりもするものです。
そこでつい誰かに話をしてしまうのです。
話し相手が仲の良い同僚なら未だしも、万が一噂が広まったりしたら大変ですから注意しましょう。
スマホの画面をのぞかれた
これは休憩時間やランチタイム、または喫煙所等でついつい転職サイトを見ているところを同僚や先輩に見られてしまったケースです。
多くの場合は同僚「何見てんの?」と何気なく聞かれた時に、つい「こいつになら言っても大丈夫でしょ!」といった軽い考えから「ちょっと転職サイト見てた!」と自白してしまうケースです。
この場合も親しい同僚が誰にも話さなければ問題にはなりませんが、話しが広がらない保証はどこにもありませんのでご注意ください。
有給休暇の取得
今までほとんど有給休暇を取得しない人が、午前休暇や午後休暇等を取ると、上司は「体調不良を心配する」のと同時に「ひょっとしたら転職活動では!?」と考えます。
有給を取得しただけで、その都度上司に疑われたら溜ったものではありませんが。
転職サイトに登録していた
問題はこのケース、転職サイトに登録していて会社にバレてしまったケースです。
みなさんにとっては、「えっ!?どういうこと?」と思われることでしょう。
これはみなさんの会社の採用担当者がスカウトメールをチェックしているときに、みなさんの事を見つけてしまうのです。
Dr.キャリアアドバイザー
A君(20代会社員)
Dr.キャリアアドバイザー
転職エージェントは転職活動がバレづらい理由
それでは、転職エージェントを利用すると、転職活動がバレづらいと思える理由について説明します。
そもそも転職活動が周りにばれてしまう理由は「つい、うっかりの言動」と「普段と違う行動」です。
転職エージェントを利用すると「つい、うっかりの行動」と「普段と違う行動」をしなくても済むケースが多いのです。
理由その1 ひとりでない
転職活動は人生の一大事ですので、つい誰かに相談をしたくなるものです。
転職エージェントを利用していれば、経験豊富なキャリアアドバイザーが全面サポートをしてくれるので、安心して相談が出来ます。
この「ひとりでない」と「相談相手がプロなので安心」の2点により、「つい、うっかりの行動」にならないはずです。
理由その2 いつもと同じペースで行動
理由その2は「いつもと同じペースで行動」が出来るという点です。
お一人で転職活動をしていると、たとえば面接日・時間の調整が求人企業のペースで進むことがほとんどです。
そうすると面接のために、丸1日の有給を取得したり、午前休暇・午後休暇などで対応しなければなりません。
そして面接も1回では終わりませんし、複数社の面接となると何回かの休みが必要です。
しかし転職エージェントを利用していれば、可能な限りみなさんの希望日時をキャリアアドバイザーを通して求人企業に伝えられます。
出来る範囲でみなさんの都合に合わせてもらえる可能性が高くなりますので、みなさんはいつもと同じペースで行動が出来るのです。
Dr.キャリアアドバイザー
転職サイトは会社にバレる!?
Dr.キャリアアドバイザー
A君(20代会社員)
Bさん
それでは転職サイトに登録をしていると「会社にバレるかもしれないリスク」について説明しましょう。
たとえばみなさんの会社が転職サイトを利用して求人募集をしている場合。
転職サイトにあるスカウト機能とは、登録者の情報を検索・閲覧する事ができます。
「条件に合う人材を見つけた!」と思って、よくよく職務経歴書を見ていたら自社の社員だったという事は考えられるのです。
もちろん名前はマスキングされていますが、職務経歴書にある業務内容によって、ある程度その登録者が誰であるかを特定できてしまうのです。
みなさんの情報はココが見られている
Dr.キャリアアドバイザー
企業に開示される情報
年齢 |
性別 |
現住所(都道府県まで) |
最終学歴(学校名) |
保有資格やTOEIC点数等 |
会社の規模(人数) |
勤務期間 |
職務内容について |
転職理由 |
希望職種・年収・勤務地 |
これらの登録情報がオープンになっている事をあらためて認識してください。
たとえみなさんのお名前や会社名が分からなかったとしても、みなさんの会社の人事なら、会社の規模や職務内容から自社の社員であることはすぐに分かるはずです。
職務内容からおおよその部署も想定出来ますし、年齢や最終学歴(学校名)などから個人は特定出来るはずです。
転職サイトの登録での注意事項
「転職サイトに登録している事を、自社の人事に知られると困る!」と心配されることでしょう。
じつは自社の人事担当者にみなさんの登録情報を非公開にする方法があるのです。
転職サイトには、自分の会社やその他の会社を指定してブロック機能を設定する機能があります。
このブロック機能で特定の会社を指定すれば、その会社にはみなさんの個人情報は開示されなくなるのです。
Dr.キャリアアドバイザー
まとめ 転職エージェントは安心して利用出来ます
A君(20代会社員)
Dr.キャリアアドバイザー
Bさん
Dr.キャリアアドバイザー
安心して利用出来る転職エージェント
リクルートエージェント
2) 業界のリーダーとしてのコンプライアンスの遵守
リクルートエージェントは業界の雄としてコンプライアンスを遵守しています。このような会社ですので、勝手に書類不合格のような対応はしませんのでご安心ください。
dodaエージェントサービス
2) 老舗の転職サイトdodaを運営するノウハウ
dodaエージェントサービスは、リクルートエージェントに次ぐ業界2番手の最大手クラス。パーソルホールディングスの転職エージェントサービス部門であり、パーソルはテンプホールディングスとインテリジェンスホールディングスが合併して誕生したガリバー企業です。
パソナキャリア
2) 顧客満足度を追求するクレド経営を実践
そもそもパソナキャリアが女性が活躍する会社ですので、女性の転職支援は好評できっとみなさんの強い味方になるはずです。また「顧客満足度を第一とする会社方針」のもと、はじめての転職で不安を抱える求職者を親身にそして丁寧に転職サポートする事でしょう。
ワークポート
2) IT業界出身の転職コンシェルジュ
今でこそ総合型の転職エージェントですが、以前は特にITやクリエイティブ系職種に特化しており、多数のIT系企業へ転職を支援した実績があります。転職コンシェルジュ(キャリアアドバイザー)は、元エンジニアや元プログラマーなどが多数在籍。IT業界出身が多いので業界の知識なども豊富です。
type転職エージェント
2)特に関東圏の求人企業を得意としている
もともと1990年代にtypeとリクルートの2社が転職雑誌を発行していて、若手を中心とした転職市場をリードしていました。いわゆる今の転職市場を作った会社と言えます。