①薬剤師の転職理由について。
②薬剤師におすすめの転職サイトはこれ!
③転職エージェントのサービスと魅力とは。
④薬剤師におすすめの転職サイト。
薬剤師の転職サイトのおすすめは!?
薬剤師転職サイトを比較して、おすすめのサービスを見つけてください。
Aさん(20代)
薬剤師の届出数は約30万人強。
その約30万人のうち、約60%の人が薬局で働いていて、約20%の人が病院等で勤務しています。
その他の人は「ドラッグストア」や「一般の会社」に勤務しているようです。
しかし、働き始めて1年目で10%、その後数年以内で20~30%が転職をしているようです。
そしてその後も転職を繰り返す人が多く、転職回数は会社勤めのビジネスパーソンと比較して多い傾向にあります。
薬剤師は全国で不足していますが、私たちが安心して生活をするためにとても重要な人たちです。
たとえ転職する事になっても、新しい職場に満足して少しでも長く働いて欲しいと思いますし、それこそが地域医療への大きな貢献になるはずです。
Dr.キャリアアドバイザー
目次
薬剤師の転職理由について
薬剤師の転職理由を見てみると、ランキングの上位に入る項目は次のような結果になっています。
薬剤師の主な転職理由について
「休日についての不満」
「人間関係に不満」
Dr.キャリアアドバイザー
しかし薬剤師と会社員の転職回数を比べてみますと、圧倒的に薬剤師の転職回数の方が多いようです。
そして転職回数が多くなるのは、次のような事が考えられます。
薬剤師の転職回数が多くなる理由
②そもそも少人数の職場が多く、職場の人間関係が悪化するとすぐに転職してしまう人が多い。
③薬剤師は女性が多いので、ライフステージにあわせて転職をせざるを得ないため。
まだまだ他にも理由はあるでしょうが、薬剤師の主な転職理由は上記の通りです。
ちなみに、薬剤師の男女比率は「40%が男性、60%が女性」となっております。
女性薬剤師さんの場合は、例えばご結婚や出産であったり、だんなさんの転勤などで退職・転職する事もあることでしょう。
このような事も関係して「薬剤師の転職回数が多い」といった事になっているのかもしれません。
薬剤師の転職サイトおすすめはこの6社
転職活動を成功させるコツは、みなさんに一番合った「転職サイト」「転職エージェント」に登録することです。
そうは言っても、どこの「転職サイト」「転職エージェント」がどのような特徴があるのか分からない人がほとんどでしょう。
しかし転職活動を成功させるためにも、各社の特徴を理解して「ご登録・ご利用」をすることをおすすめします。
薬キャリ
Dr.キャリアアドバイザー
Aさん(20代)
Dr.キャリアアドバイザー
たくさんの転職エージェントと連携!?
この部分は分かりづらいかもしれませんが、じつは薬キャリは「薬キャリ」の求人案件だけでなく、「ファルマスタッフ」「リクナビ薬剤師」「マイナビ薬剤師」等の求人案件も掲載していて、登録者にはこれらの転職エージェントからもスカウトメールが届くことがあるのです。
つまり薬キャリに登録していれば、ほとんどの薬剤師の求人案件を全国的に網羅出来るのです。
薬キャリのここがスゴイ!
②複数の転職エージェントの求人情報が掲載、スカウトも届きます。
〇大手から地域密着型薬局まで幅広く網羅。
〇派遣登録も可能です。
薬剤師登録者数「No.1!」の薬キャリでは、 年間20,000人以上の薬剤師が薬キャリエージェントを利用して転職活動を行っています。
専門性の高さと迅速な対応が好評で、ご利用者満足度はオドロキの「95%!」となっています。
また運営がm.3(エムスリー)が行っておりますので、医療業界に強いコネクションがあるのが特徴と言えます。
ファルマスタッフ
ファルマスタッフのここがスゴイ!
②求人数約60,000件は業界ナンバー1の掲載数。
薬剤師の転職成功率が90%超の実績のファルマスタッフ。
また掲載求人数が多く、かつ求人内容がが充実しているのが特徴です。
ファルマスタッフではコンサルタントが各求人企業に直接訪問をして詳細なヒアリングを徹底しているので、現場のリアルな状況が求人案件に反映されています。
リクナビ薬剤師
リクナビ薬剤師のここがスゴイ!
②キャリアアドバイザーのアドバイスが適格である
③リクルートグループならではの信頼度
リクナビ薬剤師は、「リクルートエージェント」「タウンワーク」「リクナビ」「とらばーゆ」等を通じ、年間100万人以上の転職を支援するリクルートグループが運営する「薬剤師専門」の転職エージェントサービスです。
大手薬局から町の小さな薬局、ドラッグストア、製薬会社、病院等、求職者のみなさんの希望を叶える求人案件を幅広くラインナップしています。
「薬キャリ」「ファルマスタッフ」「リクナビ薬剤師」にはゼッタイ登録!
また、転職サービスを選ぶ際には以下のようなコツがあります。
転職活動を成功させるポイントは、信頼できるキャリアアドバイザーとの出会いと言えます。
転職活動をみなさんの生活を一変させるくらいに重要なイベントです。
その重要なイベントを行う際に、信頼出来ないパートナーと転職活動をしても成功するわけがありません。
転職活動で重要な事はみなさんの「退職理由の本音」「転職する時の希望条件」なのです。
この2つの事について本音で話せないと、理想の転職に近づける事はないでしょう。
Dr.キャリアアドバイザー
1位 薬キャリ
2位 ファルマスタッフ
3位 リクナビ薬剤師
マイナビ薬剤師
Dr.キャリアアドバイザー
Aさん(20代)
Dr.キャリアアドバイザー
マイナビ薬剤師のここがスゴイ!
②求人件数が60,000件と豊富
③キャリアアドバイザーが親身である
④拠点が圧倒的に多い
⑤マイナビグループならではの信頼度
マイナビ薬剤師のキャリアアドバイザーによる親身な対応はとても評判が良いようです。
さすがマイナビが人材関連サービスを40年以上に渡って提供してきた実績から来るものなのでしょう。
お一人あたりに紹介する平均ご紹介求人数が「約19.5件」と富な選択を提示しています。
ヤクジョブ
ヤクジョブのここがスゴイ!
②派遣求人が多いのも特徴なので、正社員以外での転職にも役立ちます。
ヤクジョブは大手調剤薬局のさくら薬局グループ会社が運営する薬剤師転職支援サービスです。
母体が大手調剤薬局のためか、保有している求人案件が調剤薬局の求人が多いのが特徴です。
調剤薬局の保有求人数を比較
Dr.キャリアアドバイザー
調剤薬局の保有求人数の比較
サービス名 | 保有求人数(調剤薬局) |
---|---|
ファルマスタッフ | 約50,000件 |
ヤクジョブ | 約45,000件 |
マイナビ薬剤師 | 約35,000件 |
リクナビ薬剤師 | 約30,000件 |
薬キャリ | 約5,000件 |
*各社の保有求人数は変動しますので、最新データは各社WEBサイトをご参照ください。
Dr.キャリアアドバイザー
主要各社の人材派遣求人数
サービス名 | 保有求人数(人材派遣) |
---|---|
ファルメイト | 約4,000件 |
ヤクジョブ | 約1,500件 |
薬キャリ | 約800件 |
*各社の保有求人数は変動しますので、最新データは各社WEBサイトをご参照ください。
ファルメイト
ファルメイトのここがスゴイ!
②派遣求人の時給は「関東2800円」「関西2700円」を最低保障しているのが特徴。
空き時間を有効活用して、単発派遣で働くことも可能です。
関東・関西を中心に、日本全国の「高年収」「高時給」の求人案件を豊富に保有していますので、ぜひ登録をおすすめしたいサービスです。
転職エージェントの魅力とは
ここまでおすすめの転職エージェントと人材派遣サービスを紹介させて頂きました。
ここであらためまして、転職エージェントのサービスの魅力についての紹介して行きます。
転職エージェントのサービスとは
Aさん(20代)
Dr.キャリアアドバイザー
Aさん(20代)
Dr.キャリアアドバイザー
転職エージェントのサービスとは、一言で言いますと「キャリアアドバイザーと一緒に転職活動をする」という事です。
サービスの内容は以下の通りです。
ちなみに以下のサービスは「無料」でご利用出来ます。
2. キャリアアドバイザーに何でも転職相談が出来ます。
3. 希望の求人を紹介してもらえます。
4. 企業の雰囲気や待遇などリアル情報を教えてもらえます。
5. 履歴書・職務経歴書の添削をしてもらえます。
6. 面接の対策をしてもらえます。
7. 書類の応募を代行してもらえます。
8. 面接日の日程調整をしてもらえます。
9. 書類応募や面接の合否結果を連絡してくれます。
10. 年収などの条件交渉をしてくれます。
転職活動の進め方が不安な人にとって、とても魅力的なサービスですよね。
サービス利用の流れについて
Dr.キャリアアドバイザー
入力が終了したら、転職エージェントからの連絡を待ちます。
この時、みなさんの希望や今までのキャリアについてヒアリングが行われます。
また、面接に自信が無ければ模擬面接を、書類の作成に自信が無ければ書類添削を行ってもらえます。
みなさんは直接質問しづらい事を、キャリアアドバイザー経由で話しをしてもらえるのです。
アンケートで見る転職エージェントの利用について
それでは、薬剤師のみなさんへの転職活動に対するアンケートを紹介します。
ここでは、転職エージェントを利用した事のある人へのアンケートを紹介します。
Q「転職エージェントを利用した理由を教えてください。」
順位 | 利用した理由 |
---|---|
1位 | 転職活動に自信が無いから |
2位 | 情報やノウハウを持っているから |
3位 | 広告を見て知っていたから |
4位 | 友人・知人からのすすめ |
5位 | 何となく |
1位と2位の結果を見る限りでは、やはり「一人での転職活動に不安」という事なのでしょう。
とくに「はじめての転職」や「転職に失敗した」という方にとっては、やはり転職支援のプロであるキャリアアドバイザーは頼りがいがあるという事でしょう。
Q「転職エージェントのサービスに期待する事を教えてください。」
順位 | 期待する事 |
---|---|
1位 | 求人情報が豊富にある |
2位 | 面倒な手続きを代行してもらえる |
3位 | 面接対策のアドバイス |
4位 | 応募書類の添削指導 |
5位 | 退職のためのアドバイス |
Q「転職エージェントは何社利用したか教えてください。」
順位 | 利用した社数 |
---|---|
1位 | 1社の利用 60% |
2位 | 2社の利用 20% |
3位 | 3社の利用 8% |
転職エージェントの利用は一社だけの方が圧倒的に多いようです。
一方で、信頼出来るキャリアアドバイザーと出会うためにも「二社」以上の転職エージェントへの登録をして、キャリアアドバイザーを比較することをおすすめします。
薬剤師の転職理由について
薬剤師が転職をする割合、または転職をする回数が他の職種より多い傾向にあります。
全国の薬局経営者に「採用ニーズ」についてヒアリングをしたところ、
をしているとの返答でした。
このような環境なので、薬剤師も気軽に転職をしてしまうのかもしれません。
さらに薬剤師は国家資格を保有しているので、他の職種よりも転職がしやすいのでしょう。
それでもあまり転職回数を重ねるのは良くありません。
採用担当者に聞くと、やはり転職を繰り返している人にはマイナスの印象が強く合格を出しづらいようです。
転職理由1位は「給与に不満」
薬剤師の転職理由ランキングを見てみると以下の通りになっています。
2位 休みに不満
3位 人間関係が悪い
転職理由の1位は「給与に不満」でした。
この結果は、一般会社員の転職理由ランキングでも同じ傾向が見られます。
薬剤師も会社員も同じような悩みがあるようです。
Dr.キャリアアドバイザー
それでは転職の理由1位の「給与」について、エリア別でチェックしてみましょう。
調剤薬局の平均年収について
東海圏での平均年収 580万円
関西圏での平均年収 480万円
病院の平均年収について
東海圏での平均年収 460万円
関西圏での平均年収 400万円
ドラッグストアのエリア別平均年収について
東海圏での平均年収 570万円
関西圏での平均年収 550万円
Dr.キャリアアドバイザー
転職を考え始めたキッカケ
Dr.キャリアアドバイザー
*出典元データ「薬剤師200人に聞いた転職理由」2021年2月8日~19日まで
転職を意識したキッカケ
順位 | キッカケとなった理由 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 人間関係 | 35% |
2位 | 仕事内容・やりがい | 29% |
3位 | 給与に不満 | 28% |
4位 | 勤務時間や勤務体系 | 26% |
5位 | 自己都合(結婚や出産など) | 21% |
6位 | 通勤がつらい | 19% |
7位 | 休日・休暇に不満 | 16% |
8位 | 残業時間 | 13% |
9位 | 家庭事情(介護等) | 12% |
10位 | 研修や教育に不満 | 10% |
上記は今回のアンケートに回答頂いた方のほんの一部の声になりますが、退職を意識したキッカケは「年代」によって微妙に違いあるようです。
続けては年代別に見る「転職を考え始めたキッカケ」のベスト3を紹介します。
年代別に見る「転職を考え始めたキッカケ」
20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | |
---|---|---|---|---|---|
人間関係 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 |
仕事内容・やりがい | 2 | 5 | 4 | 2 | 1 |
給与に不満 | 3 | 4 | 3 | 3 | 4 |
勤務時間や勤務体系 | 4 | 3 | 2 | 4 | 5 |
自己都合(結婚や出産など) | 7 | 1 | 5 | 5 | 7 |
通勤がつらい | 8 | 6 | 8 | 6 | 3 |
休日・休暇に不満 | 6 | 7 | 6 | 8 | 8 |
残業時間 | 5 | 8 | 9 | 7 | 9 |
家庭事情(介護等) | 10 | 9 | 7 | 9 | 6 |
研修や教育に不満 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 |
Dr.キャリアアドバイザー
転職活動期間と退職月について
薬剤師のみなさんの転職活動期間と転職に伴う退職月についてもチェックしてみましょう。
転職活動期間
転職活動期間 | 割合 |
---|---|
1か月以内 | 33% |
1~2か月以内 | 28% |
2~3か月以内 | 18% |
3か月~半年以内 | 12% |
半年~1年以内 | 6% |
1年以上 | 3% |
転職に伴う退職月について
退職が多い月 | 退職が少ない月 | |
---|---|---|
1位 | 3月 | 11月 |
2位 | 12月 | 2月 |
3位 | 4月 | 10月 |
退職日については年間を通して3月が最も多いのですが、翌4月には減少に転じます。
そのまま緩やかに減少が続き、年間で一番少ない11月へと向かいます。
11月まで続いた減少傾向は12月に一気に反転して大幅増加に向かいます。
薬剤師の感じる仕事のやりがいとは
ここまで薬剤師の「転職を考え始めたキッカケ」や「転職理由」について紹介してきました。
ここであらためて「薬剤師の仕事のやりがい」についても紹介しておきましょう。
薬剤師の仕事のやりがい
順位 | やりがいについて | 割合 |
---|---|---|
1位 | 患者さんに感謝された時 | 75% |
2位 | スキルアップ・成長を感じられた時 | 45% |
3位 | 困難な仕事をやり遂げた時 | 30% |
4位 | 周りの職場の人から頼りにされた時 | 29% |
5位 | チーム一丸になっている時 | 28% |
6位 | 上司に評価された時 | 26% |
7位 | 得意分野で貢献できた時 | 24% |
8位 | 責任ある仕事を任された時 | 15% |
9位 | 昇給・昇進した時 | 8% |
薬剤師がやりがいを感じる時は「患者さんに感謝された時」が圧倒的な1位となりました。
このような回答は一般の会社員でも上位にランキングされていて、「お客さまから感謝された時」「お客様から褒められた時」などが上位にランクインしています。
転職を意識したキッカケの1位が「人間関係」になっていて、その内容は「上司や先輩・同僚から、強く非難されてしまうと極度に萎縮してしまい、モチベーションが急降下します。そしていずれは退職を考え始めるのです。」といったものです。
やはり「人から信頼される」「まわりから認められる」といった事がとても重要なポイントになっています。
転職したのにすぐに辞めてしまった理由とは
薬剤師の転職理由のランキングはご紹介した通りです。
それでは「転職したばかりですぐに辞めてしまった(早期退職)」理由について、まとめてみました。
早期退職とは、いわゆる転職したのに3か月程度で辞めてしまう事を指します。
せっかく転職したのに、これはどういう理由なのでしょうか。
Q「すぐに辞めてしまった理由は?」
順位 | 早期退職の理由 |
---|---|
1位 | 聞いていた話と違う |
2位 | ついていけない |
3位 | 社風・体制 |
・配属先が想像以上に忙しかったため。
・土曜日勤務が月2回程度と聞いていたが、毎週土曜日に勤務だった。
・面接で聞いていたよりも早く出勤しなくてはいけなかった。
・前職が電子薬歴で転職先が紙薬歴のため時間がかかって仕方ない。
・ブランクがあり、薬の種類や機械の操作を覚えることができなかった。
・急な人事異動に、社長や会社の制度への不信感が募った。
・薬局長の方針が不明確で、指示を受ける内容に一貫性がなかった。
これでスッキリ!薬剤師の転職「Q&A」
みなさんからよくある質問についてまとめてみました。
代表的な項目について紹介します。
転職活動は、どのくらい時間がかかるのでしょうか?
人間関係で悩んでいます。退職理由は正直に話した方が良いのでしょうか?
今の給与ではちょっと厳しいので転職を考えています。
面接ではどんな質問をされるのでしょうか?
面接にはどのような服装をして行けば良いのでしょうか?
一度不合格になった薬局に、もう一度応募出来るのでしょうか?
Dr.キャリアアドバイザー