Aさん(28歳大卒)
毎月の目標が未達成ですと、いつしか自信も無くしてAさんのように考えても不思議では無いですよね。
「営業から他の職種へ転職したい」
Aさん以外にも、同じように思う人が多いようです。
お気持ちはすごく分かります。
「それでも急に会社を辞めるのはちょっと待って頂けますか。」
次の目標が明確で無い時の転職は危険ですし、安易に職種を変えるのも危険です。
新しい職種にフィットするかも分かりません。
営業の仕事というものをもう一度認識して頂いてから、今後についてじっくりと考えてみて下さい。
Dr.転職アドバイザー
営業から転職したい
Aさん(28歳大卒)
Aさんのように本来持っているご自身の性分から、営業に向いていないと考える人も多いようです。
「話しがうまくない」「人見知りする」「人前ですぐ緊張する」
こんな理由で営業に向いていないと思う人が多いようです。
Aさん(28歳大卒)
Dr.転職アドバイザー
Aさんの場合は営業成績が未達成なため、ご自身の適正能力を勝手に「営業に不向き」と考えてしまってるのかもしれません。
実際に話しがあまりうまくなくても、営業の第一線で活躍している人はたくさんいます。
しかしAさんの場合は以下のような「負のスパイラル」に入ってしまったのでしょう。
負のスパイラル
上記は一例ですが、このような流れで最終的には「自分は営業に向いていない」という事が結論となっていくのかもしれません。
営業をやりたくない理由とは
営業をやりたくない理由。
一番多い理由はおそらく営業成績が上がらなく、いつしかイヤになることでしょう。
その他にも人それぞれいろいろな理由がある事と思います。
ざっと代表的な理由について紹介します。
売り上げ目標が達成できない
これはAさんのようなパターンです。
売上げ目標が達成しないと、いつしか自信も無くなってしまう事でしょう。
ちなみに、少し前の時代にはコンプライアンスなんて言葉がありませんでした。
それこそ目標数字は「ノルマ」と呼ばれて達成できないと上司からこっぴどく怒られたりもしていました。
社会問題にもなっている「ブラック企業」のような会社では、今でも怒声が飛んでいるのかもしれません。
Dr.転職アドバイザー
新規開拓が苦手
新入社員として働き始めると、多くの会社で「新規開拓」をすると思います。
新規開拓をすることで、一気に学生気分も吹っ飛んでしまう事でしょう。
会社にとってお取引先はとても大事な会社です。
すぐに新入社員を担当にするわけにはいきませんので、これは仕方ないことですよね。
新規開拓は「電話でアポ取り」「メールでアポ取り」「飛び込み訪問」といった方法があります。
どれもけっこう大変そうです。
しかし不思議な事に、1ヶ月もするといつしか抵抗が無くなっていたりするもの。
人の適応力ってすごいですよね。
Dr.転職アドバイザー
上司のマネジメントがイヤ
具体的な指示や営業方法を共有することなく、ただ単に売上げだけを追求するマネジメントをする上司が多いようです。
これでは、どのようにしたら売上げが上げれるのか分からないですよね。
さらにそういうタイプは、売上げが未達成の時に威圧的にプレッシャーをかけたりします。
これでは長く営業を続ける自信もなくなりますよね。
Dr.転職アドバイザー
評価に納得出来ない
どのように売上げ目標が設定されていて、どのように評価をされているのかが分からない。
みなさん自身がどう評価されているか分からないと、ヤル気も起きませんよね。
また、売上げ目標の数値目標そのものの意味が分からないといった事もあるようです。
このようなケースは上司が「どうしてそのような目標数字を設定するのか」の説明が不十分な場合です。
会社を継続していくためには利益をあげないといけません。
そのためにはどの位の原価と販管費がかかっていて、利益をあげるためにはどの位の売上げをあげないといけないのかを説明するべきでしょう。
Dr.転職アドバイザー
営業に転職しよう
営業職の魅力。
このように言われても、今営業がキツイと思われている方には「何を言い出すんだ」といった感じかもしれません。
しかしここで、もう一度この魅力について考えてみましょう。
最高のマーケッター
営業・営業企画・サイト制作・マーケティングを経験してきた私からハッキリと断言できることがあります。
それは
と言えます。
営業こそがクライアントとの接点です。
そこはクライアントのニーズを情報収集出来る「最高の環境」なのです。
多くのビジネスは、このクライアントニーズをどれだけ集約して商品化につなげるかがキーポイントになるのです。
そのように考えると、普段の皆さんの営業業務はある程度の「型」が決まっているかもしれませんが、日々の営業から新しい商品が生まれてくる可能性が高いのです。
Dr.転職アドバイザー
人脈こそがビジネスの基本
もう一点営業の魅力があります。
それは人脈が広がるチャンスがある事です。
ビジネスそのものは人脈が作り出すケースが多いのです。
すごく良いアイデアがあっても、一人ではなかなかビジネスにする事が難しいことがあります。
そこで重要なのが幅広い人脈なのです。
Dr.転職アドバイザー
しかし基本となるのは、泥臭いことだったりするのです。
みなさん自身の成長
営業をしていると、たくさんの人との出会いがあります。
たくさんの人と会っていると、その中にはとても刺激的な人もいるはずです。
それがみなさんにとっても良い影響となり、いつしかみなさん自身の考えも前向きになったりするのです。
Dr.転職アドバイザー
営業という仕事の将来性
営業から他の職種へ転職したい。
そのように考えている方と、今後の営業職について一緒に考えてみたいと思います。
ツールが進化したことによる見える化
ほとんどの会社の営業職は、当然ですが売上げ目標が設定されていますよね。
業界や会社に関わらず最近では営業最適化のシステムツールが広く導入され、一人あたりの「営業生産性(=売上げ)」がかなり意識されています。
つまり営業が効率良く実績が挙げられているかの効果検証です。
いわゆる数値の可視化です。
それに伴い各営業に対する数値目標とそれに伴う評価も、かなり明確化してきているのです。
Dr.転職アドバイザー
もちろんみなさんにとっても有効なツールですが、組織の最適化の意味合いが強いと思えます。
インサイドセールスとフィールドセールス
最近よくこのような言葉を聞きませんでしょうか?
いわゆるインサイドセールスは直接対面することなく、電話やメールなどのコミュニケーションを軸に顧客にアプローチする営業手法です。
どちらかというと主に新規開拓などで使われる手法です。
それに対して、フィールドセールスとは直接顧客に訪問して、対面での営業を指します。
アメリカで生まれたこの言葉がなぜ日本でも頻繁に使われているかというと、人手不足が原因です。
思うように人材を確保出来ない今のような環境では、営業手法をどのように最適化するかが課題になっているのです。
今後変化するであろう営業スタイル
上記のように営業手法は、今後も変化が続くものと思われます。
ITの進歩と人材の不足の二つの要素が大きな要因です。
今巷では「SalesTech(セールステック)」という言葉が流行っていますよね(2020年2月)。
今後は、今までの旧来の営業スタイルは変わってくると思います。
たとえばアポ取りも、今までの電話スタイルからMA(マーケティングオートメーション)の進歩で変わってくるでしょう。
しかし営業スタイル(手法)は変わったとしても、営業が最前線のマーケッターという事は変わらないはずです。
営業が最強のマーケッターという事に価値を感じられるなら、今一度営業の仕事にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
転職エージェントを利用して転職しよう
Aさん(28歳大卒)
Dr.転職アドバイザー
Aさん(28歳大卒)
Aさんのようなケースでは、個人的には営業職にもう一度チャレンジしてもらいたいと思います。
営業としてスキルを上げていけば、今後も仕事が無くなることは無いはずですから。
今の会社の社風がどうしても合わないという場合には、転職のプロである転職エージェントに相談しながら転職活動をすることをおすすめします。
転職エージェントのキャリアアドバイザーなら、求人企業の社風などもよく理解しているはずです。
長く働くためにも、ぜひご利用をおすすめします。
リクルートエージェント
2) 圧倒的な転職支援の実績数
「売上げ(転職支援人数)」「従業員数(キャリアアドバイザーなどの人数)」「拠点数」で業界ダントツナンバー1の最大手。
dodaエージェントサービス
2) キャリアアドバイザーの質が良い
dodaの転職エージェントサービスは、年間18,000人以上の転職成功をサポートし、業界最大手の一角となっております。
これはダメ!そもそも営業に向いていない
最後にそもそも営業に向いていないと思える人のパターンについて紹介します。
このケースは「営業に向いていない」というよりも「社会人としての心構えがダメ」といったケースかもしれません。
時間を守れない人
時間を守れない人、これは大抵ダメな人です。
営業が向いていない以前の問題です。
時間を守れない人は言い換えるとルーズな人。
仕事は一人で進められるものではありません。
何かしらの形で周りの人と協力します。
時間を守れないと信用を失い、必然的に仕事もうまく行かなくなる事でしょう。
素直さが無い人
このような人も営業数字が伸びない事が多いです。
素直さが無いと先輩や同僚からも教えを請えないので、ナレッジやノウハウ・テクニックなどを学ぶ機会を失っている可能性が高いのです。
これは本当に損なことです。
先輩から見て、やはり素直な後輩が可愛いですよね。
自分改革でみなさんの価値を10倍に!
営業に向いていない人についての事例を紹介しましたが、まだまだ色々なパターンがあります。
「口のきき方がザツな人」
「何にでも冷めている人」
「協調性がまったくない人」
「自分の事しか考えられない人」
「人に対しての接し方が失礼な人」
まだまだ事例はあります。
これらのケースのいくつかは、その人が持つ本質でなかなか変えれない事もあります。
しかし一方では本人の努力で変えれるケースもあるはずです。
Dr.転職アドバイザー
なかなか人は変われませんが、ちょっとした意識を持つだけでも十分だと思います。
ちょっと意識を変えてみましょう!
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