Dr.キャリアアドバイザー
転職エージェントにとって内定辞退がどれほどショックなことか。
また、みなさんにとってもお世話になったキャリアドバイザーに「内定辞退」は言い出しづらいですよね。
それゆえにみなさんと転職エージェントの双方が不幸にならないように、内定辞退の連絡方法やタイミングを教えます。
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転職エージェントが一番ショックな内定辞退
転職エージェントに内定辞退を言いづらいです。何かおすすめの方法はありますか?
Dr.キャリアアドバイザー
転職エージェントにとっても一番のショック?
これはどういう事でしょう。
それでは、転職エージェントにとって内定辞退がショックの理由について説明します。
転職エージェントのビジネスモデルは成功報酬モデル
それではみなさんが転職エージェントに登録してから内定を獲得するまで、転職エージェントがどのようなサポートをしているかをもう一度確認してみましょう。
キャリアアドバイザーの想いとは
このようにみなさんが転職エージェントに登録してから、最低でも「約1~2か月」の時間を掛けてサポートをして来たのです。
ちなみにキャリアアドバイザーには「売上げノルマ」があります。
しかしキャリアアドバイザーの多くはこのノルマを意識しながらも、同時に求職者のみなさんの転職成功を強く願っている人も多いのです。
Dr.キャリアアドバイザー
そしてようやくゴール直前である「内定」まで漕ぎ着けたのです。
ここまで来ると、キャリアアドバイザーの胸が高鳴るのもご理解頂けるのではないでしょうか。
もちろんこの胸の高鳴りは「売上げ」と「みなさんの笑顔」の2点です。
A君(20代会社員)
Dr.キャリアアドバイザー
内定辞退の伝え方について
転職エージェントが行う内定承諾率アップ方法
前章で「内定辞退」がどれほどショックなものかをお知らせしました。
普段みなさんがキャリアアドバイザーに接する時は、キャリアアドバイザーは親切で頼りになるパートナーと思っていることでしょう。
しかし現実は、転職エージェントはビジネスを行っているのですから、ボランティアのようにみなさんをサポートは出来ません。
Dr.キャリアアドバイザー
A君(20代会社員)
Bさん
A君(20代会社員)
Dr.キャリアアドバイザー
転職エージェントはやはりキャリアアドバイザー!
ショック、内定辞退の連絡が!
「そもそも第一希望ではなかったのです」
「希望年収に届かなかったので見送ります」
「仕事内容がイマイチ自分に合わないと思いました」
「今の会社に残留することになりました、すみません」
このように、みなさんが報告してくる内定辞退の中身については様々です。
しかし転職エージェントとして一番知りたいのは「いつ、内定辞退を決めたのですか?」という事です。
それまでキャリアアドバイザーには「第一希望です」「内定が出たら絶対に入社します」と報告していたはずです。
このようなケースは本当に多いのです。
しかしいざ内定が出て、ウキウキとした気持ちでみなさんからの「内定承諾」の連絡を待っていたら、いきなりの「内定辞退」です。
やはりこれはショックですよね。
キャリアアドバイザーの落ち度でもあるのです!
しかしこのような内定辞退はみなさんの責任ではなく、むしろキャリアアドバイザーの落ち度でもあるのです。
どういうことか?
Dr.キャリアアドバイザー
このように内定辞退をするケースのほとんどが、他社の転職エージェントを併用している場合です。
つまり転職エージェント2社を利用して転職活動を進めていたのです。
でも、これって求職者のみなさんにとっては「ふつうの転職活動」です。
複数社の転職エージェントを利用している事が分かっていたら、それを意識して転職アドバイスをしていないといけなかったのです。
Dr.キャリアアドバイザー
転職エージェントの内定承諾施策
それでは転職エージェントが行っている「内定承諾UP施策」について、具体的に説明して行きましょう。
Dr.キャリアアドバイザー
離職中で、何が何でも転職したい人
このような人の傾向
希望条件:最低限の希望条件が明確
転職希望時期:なるはや
求職者の傾向:求人応募→書類選考通過の時までに、内定出た会社に行く傾向が強い
⇒このタイプのCheckポイント!
「書類応募の後から選考結果が出るまで」の間がチェックポイント
転職は「まあできたらいいかな?」くらいの人
このような人の傾向
希望条件:希望の条件がちょっと高め
転職希望時期:有給はしっかり消化して入社日を決めたい
求職者の傾向:突然方向性が変わる傾向にある
⇒このタイプのCheckポイント!
「面接後」の感想が一番のチェックポイント
自分はここしか行きたくないの!!意思明確タイプ
このような人の傾向
希望条件:行きたい企業は決まっている
転職希望時期:入社時期は求人企業の希望に合わせる
求職者の傾向:自信過剰なタイプが多い
⇒このタイプのCheckポイント!
「応募~書類通過」のタイミングで希望度を再確認
転職エージェントに内定辞退を伝える方法
最後に本章でのまとめについて述べます。
求職者のみなさんと私たちキャリアアドバイザーは「信頼」の上で転職相談を行っています。
もちろん双方のゴールは「理想の転職」です。
その目的に向かって「お互いを信頼し」「お互いを知り」「お互いがハッピーになるよう」に二人三脚で転職活動を進めます。
そのような意識で転職活動を進めるキャリアアドバイザーにとって、やはり「内定辞退」は相当のショックなのです。
しかしそれでもみなさんの理想の転職の実現のためです、当然ですが内定辞退は受け止めます。
それでも転職成功を願って一緒に頑張ってきたのですから、みなさんから「誠心誠意の内定辞退の理由」をなるべく早いタイミングでお伝えください。
これが内定辞退を知らせるベストな方法なのです。