事業承継サイトを利用して企業オーナーに!「サラリーマンが会社を買う」という新しい働き方。

サラリーマンが、会社社長に!

 

事業承継という言葉をよく聞くようになりました。

 

事業承継とは、みなさんが会社オーナー(社長や個人事業主)になれる制度です。

 

つまり、売却を希望している会社をみなさんが買収するのです。

 

Dr.転職アドバイザー

個人による会社やお店のM&Aといった表現が分かりやすいでしょうか。

 

一般的には会社の事業承継には3種類あります。

 

1. 親族に承継する

2. 従業員等に承継する

3. M&Aで他社に承継する

 

このように3種類の事業の承継方法があるのですが、ここで紹介したいのは三番目の「M&Aで他社に承継する」です。

 

じつはここ数年、この3番目の事業承継の案件数がとても増えているのです。

 

今回は「サラリーマンがいきなり会社オーナーに!」といった、ちょっと変わった仕事選びについて紹介します。

 

事業承継とは?事業承継の基本を知ろう

最近マスコミで話題になるようになった「事業承継」という言葉。

 

みなさんもお聞きになった事があるのではないでしょうか。

 

事業承継とは、会社の経営を後継者に引き継ぐことです。

 

会社の経営といっても、私たちサラリーマンには関係無い話しですよね。あまり参考になる話しでは無いですね。

50代のAさん

Dr.転職アドバイザー

いえいえ、今回の話しはふつうのサラリーマンが会社のオーナーになるという話しなのです。

私はただの課長ですよ。会社の経営なんてしたことないですよ。そりゃ、会社のオーナーには憧れもあるし、やってみたいとは思いますが、、、

50代のAさん

Dr.転職アドバイザー

じつは事業承継のサイトを利用して、会社オーナーになった人たちは、もとはふつうのサラリーマンばかりなんですよ。サラリーマン時代のノウハウで、意外にも会社オーナーになることは可能なのです。

へえ、そうなんですか。それならもう少し話しを聞かせてください。

50代のAさん

 

ここでいう「会社」とはほとんどが全国にある「中小企業」「お店」になります。

 

そして事業の承継には、先ほど紹介した通りおおよそ「3つの方法」があります。

 

しかし、最近この事業承継という言葉が注目されている理由には、とても根深い問題があるのです。

 

まずは、その問題について説明しましょう。

 

なぜ今事業承継が必要なのか

 

Dr.転職アドバイザー

それではなぜ今事業承継なのでしょう。まずはその理由について説明します。

 

経済産業省・四国経済産業局の「日本経済・地域経済を支える中小企業の円滑な事業承継に向けた集中支援」を参考に説明します。

 

MEMO
この発表資料によりますと、「今後10年間に70歳を超える中小企業の経営者が約245万人おり、約半数の127万人が後継者未定」とされているのです。

 

この127万人の後継者不足に悩む会社とは、日本全国の約3割に相当する企業数なのです。

 

今の状態を放置すると、多くの中小企業の廃業が急増すると予想されています。

 

これは、ものすごい経済損失ですよね!

 

2025年頃までの10年間の累計で「約650万人の雇用が失われ、約22兆円のGDPが失われる」と推定されているのです。

 

この莫大な経済損失は見逃せません。

 

本当に後継者がいないのか

 

会社の社長は一国一城の主、多くの人が成りたいと思うかもしれません。

 

Dr.転職アドバイザー

今まで私は、多くのサラリーマンにとって「社長は憧れで、最終目標である!」と思っていました。しかし、そもそもこの考えが間違っていたようです。すでに私の感覚は旧世代のものなのでしょう。

 

ちょっと気になる「Times(イノウズタイムズ)」が実施したアンケート結果を紹介します。

 

【調査概要】

調査対象:全国の成人男女を対象にしたインターネットリサーチ

平均年齢:37.5歳

性別  :男性45人、女性55人

職種  :正社員

回答数 :100サンプル

調査内容:「社長になりたいか」に関するアンケート

 

 

みなさんは社長になりたいですか?

 

このようなアンケートを実施したところ、結果は以下の通りでした。

 

【質問】「あなたは社長になりたいですか?」

【回答】 YES:35 NO:65

 

じつに65%もの人が「社長になりたくない!」と答えているのです。

 

これは正直意外な結果でした。

 

Dr.転職アドバイザー

男女比率(サンプルデータは上記を参照)が均等でしたら、もう少し違う結果になったのでしょうか。いずれにせよ、65%が社長業に興味を持てないようでした。

 

そして社長になりたくない理由のベスト3は以下の通りでした。

 

なりたくない理由
1. 大変そうだから

2. 器じゃないのでご遠慮します!

3. 社員の方がお気楽で良い!

 

これでは、後継者問題に頭を抱える経営者も多い事が頷けます。

 

みなさんも「社長は大変そうなので、あまり興味を持てない」という事なのでしょう。

 

それではアンケートでの声も紹介します。

 

みなさんの生の声

・すべての責任をとらなければいけないし、敵に回すひとが増えてしまうのが嫌だから。(20代/女性)

 

・社長になったからといって幸せになれるとも限らない。(20代/男性)

 

・そんな胃が痛くなりそうな仕事をやりたいと思ったことは一度もないです。(30代/女性)

 

・そこまで責任を持てない。(30代/男性)

 

・気苦労が増えるだけで大変だからです。クビか社長になるかの選択を迫られたらクビを選びます。(40代/女性)

 

・プライベートが無くなってしまってワークライフバランスが取れず、金銭面で不自由が無くてもストレスが貯まる一方。(40代/男性)

 

・自分はついていくタイプの人間だから。(20代/女性)

 

・コミュニケーション能力もなく、仕事をとってくる自信もないし、社員に給与を払う自信もないからです。(30代/女性)

 

・他人の人生を背負う勇気は到底持ち合わせていないので。(30代/男性)

 

・自分は人を引っ張っていくというのは苦手。根っからの子分肌なので。(40代/男性)

 

・経営がうまくいかなくなったら借金を背負ったりなどリスクが大きそうなので、一生サラリーマンでいい。(20代/女性)

 

・人をまとめたり、売り上げを考えたりするのは正直面倒です。雇われの身が自由です。(30代/女性)

 

・一国一城の主は魅力ですが、全てを傾けるほどの情熱を仕事に対して持っていないのでサラリーマンで結構です。(40代/男性)

 

 

「責任が大きい」「自分はその器では無い」「自分にはリーダーシップは無いから」と言った理由で社長にはなりたくないと考えるようです。

 

たしかに社長業は、その従業員はもちろんのこと家族の生活までも気にしなくてはならないので、心労が大きい仕事と言えますよね。

 

Dr.転職アドバイザー

みなさんそのあたりを考慮すると、社長業にあまり魅力を感じないようですね。一方で、「社長になりたい!」と答えた方の理由は以下のようです。

 

社長になりたい理由BEST3
1. なんとなく夢があるから

2. どうせやるなら、社長を目指したい

3. 自分で会社を起業したい

 

後継者は決まっているのか

 

それではあらてめて「日本経済・地域経済を支える中小企業の円滑な事業承継に向けた集中支援」より、現在の後継者の実態について紹介します。

 

同資料によりますと、

「後継者が決まっている」は41.6%。このうち「親族内で後継者が決まっているのは28%」。

となっています。

 

また、後継者が決まっていない企業は58%と半数を超えています。

 

このような現状では、中小企業の多くは後継者が不在のため「廃業」または「M&A」による事業承継をするしかないのです。

 

あなたも会社オーナーになれます

後継者不足は理解出来ました。しかしそうは言っても、自分にはどうしようも出来ないですよね。どうしても自分がオーナーになれるとは思えないのですが、、、

50代のAさん

 

このようにどこか「他人事」に考える人がほとんどでしょう。

 

しかし、後ほどくわしく紹介しますが、

 

みなさんにも社長になるチャンスがある

 

のです。

 

さきほど紹介しました「あなたは社長になりたいですか?」の結果では、多くの会社員は「社長にはなりたくない。」と答えていました。

 

一方で、約35%の方は社長に憧れを抱いているようです。

 

Dr.転職アドバイザー

この35%という数字が高いのか低いのかは分かりませんが、個人的には多い方ではと感じています。

 

ちなみに社長になりたいと答えた方のご意見は次のようなものでした。

 

みなさんの生の声

・やりたいことがあって、いずれ自分で会社を持つつもり。(20代/女性)

 

・ひとつの会社をまとめ上げて、日本一の会社にしたいという夢があるからです。(20代/女性)

 

・責任ある立場で業務を俯瞰できるのは非常に魅力的だし、できるならやってみたい。(30代/男性)

 

・会社を掌握できるのは夢ですね。自分より偉い人がいないのは気分いいです。(30代/男性)

 

・可能なら社長や会長の地位まで上り詰めたいと思いますね。(20代/男性)

 

・社長になりたいと思わないで仕事しているやつはだめでしょ。(30代/男性)

 

・一度は天下を取ってみたい。(30代/男性)

 

・どうせ働くなら1度は小さな会社でいいから社長になりたい。自分の思うままに会社を動かして儲けてみたい。(30代/男性)

 

・今の会社でたくさん考え方や経営について学んだらいずれ自分で経営してみたい。(20代/女性)

 

・1年後に独立します。現在も役員として働いており、独立して社長になります。(20代/男性)

 

・経営部門にいたこともあり、いろいろ勉強したので、いずれは自分で会社を興したい。(30代/男性)

 

・目標です。登りつめて社長になるのではなく、独立して社長になりたい。(30代/男性)

 

 

今は個人でM&Aが出来る時代なのです

 

Dr.転職アドバイザー

今まで会社の売却やM&Aは、企業間同士のやり取りが中心でした。これには以下のような理由がありました。

 

MEMO
会社のM&Aでは、例えば会社を売りたいA社と会社を買いたいB社を「M&Aのコンサルティング会社」が仲介します。M&Aを仲介する会社の収入源は、M&Aや会社売却時の「仲介手数料」です。そしてこの「仲介手数料」は、会社の売却代金の数%となっているのです。

 

そうすると当然ですが、M&Aコンサルティング会社は大きな金額が動く「規模の大きな会社」を顧客としているケースがほとんどだったのです。

 

町の個人商店や小規模の中小企業は「売買代金が安い」ので、手数料が稼げないので顧客としていなかったのです。

 

しかし最近では、新しいサービスが出始めたおかげで、買い手が広がりつつあります。

 

注目したいのは、

 

個人でも会社を買う事が出来る新しいWEBシステム・サービス

 

が増えてきている事です。

 

Dr.転職アドバイザー

つまりサラリーマンのような個人が会社を買い、会社の社長(オーナーや個人事業主)になれるチャンスが広がってきているのです。

 

特に中高年におすすめのプラットフォーム

 

Dr.転職アドバイザー

「会社を購入して社長になる」。このシステムは、個人的には中高年のみなさまにおすすめのシステムです。

 

40代や50代には、今後の会社員生活について悩んでいる方も多くいます。

 

なかなか転職は出来ませんので、悩んでいる人も多いようです。

 

運良く転職出来たとしても

 

半数以上の人が年収が下がった

 

といったデータもあります。

 

やりがいがあれば年収が下がっても良いですが、「年収が下がって転職して、さらに人間関係に悩まされている。」なんて相談を受けることもあるほどです。

 

今は転職市場が活況と言われていますが、それは20代~30代の人の話しです。

 

40代以上にとっては、やはり「転職で成功するのは厳しい」のが現実なのです。

 

おすすめの特集記事

40代・50代の転職 40代転職の厳しい現実。転職未経験でも成功する40代の転職必勝法とは!

 

それなら思い切った断が必要になりますが、

 

思い切って会社オーナーを目指す!

 

のはいかがでしょうか。

 

おすすめの事業承継M&Aプラットフォーム

転職エージェント比較

それではここで個人でも会社を買える、おすすめの「事業承継M&Aプラットフォーム」について紹介します。

 

Dr.転職アドバイザー

ここで紹介するWEBサイト(プラットフォーム)を利用すれば、みなさんにも社長(オーナーや個人事業主含む)になれる可能性が広がるのです。

それでも、大金がかかるのでしょう?私はふつうのサラリーマンですし、家のローンや教育費もかかるので、会社を買うほどの大金なんてありませんよ。

50代のAさん

Dr.転職アドバイザー

そうでうよね。会社を買うとなると、それこそ莫大なお金が必要になると思われるのが普通ですよね。しかし安心ください。とてもリーズナブルな値段で買える会社やお店もあるんですよ。

え、そうなんですか。どのくらいの金額でオーナーになれるのですか?

50代のAさん

 

これから紹介するサイトでは

 

上限予算250万円から、売却希望企業を探す!

 

ことも出来るのです。

 

Dr.転職アドバイザー

250万円から会社オーナーになれるなら、ちょっと考えますよね。それでは、代表的な事業承継サイトについて紹介していきましょう。

 

TRANBI(トランビ)

Dr.転職アドバイザー

事業継承M&Aプラットフォームの代表格と言えば、「TRANBI(トランビ)」でしょう。日本最大級のプラットフォームです。

 

TRANBI(トランビ)では、事業の買い手となる方を

事業や会社を購入される方、経営多角化をされたい方、M&Aを利用して起業される方

と想定してサービスを展開しています。

 

TRANBI(トランビ)の特徴について

 

その1)オープンなプラットフォーム

 

トランビは、会社規模の制約はなし、個人/法人の制約もなく利用できます。

 

ユーザー数は20,000人以上、累計掲載案件は2,000を超えています。(2019年1月現在)

 

数億円以上の会社のM&Aから、数百万円程度のウェブサイトの売買など案件は多岐にわたります。

 

 

その2)マッチング力

 

1案件に対し、平均10日以内に平均11社の買い手からの申込が届きます。(2019年1月現在)

 

優良な案件には数多くの買い手がつきます。

 

ユーザー数が多いトランビならではの強みです。

 

 

その3)無料で利用可能!&スピード成約!

 

売り手の方は手数料完全無料です。

 

買い手の方もサイト利用料、マッチング、交渉メッセージのすべてが無料です。

 

料金は成約時かかる成約金額の3%のみで、完全成功報酬です。

 

また、インターネットならではのスピード成約が可能です。

 

 

その4)安心安全

 

金融機関やM&A専門家との業務提携数は100社以上。

 

M&Aならではの難しい悩みも専門家のサポートを受けて解決することが可能です。

 

Batonz(バトンズ)

Dr.転職アドバイザー

Batonz(バトンズ)、こちらもTRANBI(トランビ)と同じくおすすめのプラットフォームです。

 

Batonz(バトンズ)では、事業の買い手となる方を

会社/事業を譲り受けることを検討されている法人(主に中小・零細企業)、個人事業主、個人

と想定してサービスを展開しています。

 

Batonz(バトンズ)の特徴について

 

その1)豊富な実績

 

バトンズの累計ユーザー登録数28,000人超、累計成約実績数は200件で、国内の事業承継マッチングサービスでは最大級の会員・成約実績となっています。

 

 

その2)案件も豊富

 

バトンズでは、100万円台からの小規模M&Aの案件も取り扱っています。個人の方が、起業・独立の手段としてもご利用頂けます。

 

その3)日本M&Aセンターグループ

 

ノウハウ無しでも安心。全国900以上のM&Aアドバイザーと相談しながら交渉可能です。承継後のリスクを低減した安全な事業承継を実現できるでしょう。

 

 

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